by Moyan Brenn
子供に必要な睡眠時間
寝不足は発達に悪影響
「寝る子は育つ」と言いますが、子供の睡眠時間は心身の発達や成績にも大きな影響があります。
しかし、日本の子供の睡眠時間は年々少なくなる傾向にあるようです。
■年代別の必要とされる睡眠時間
1〜3歳 12〜14時間
4〜6歳 10〜13時間
7〜12歳 10〜11時間
13〜18歳 8〜9時間
理想としては、小学校高学年で10時間ほどの睡眠が必要です。
朝6時に起きるとしても、夜8時に寝る必要があります。う~ん、どうだろう。現在の小学校高学年で8時に寝ている子はそうとう少数派じゃないですかね。
原因は子供の環境の変化
私の家でも、小学生以下は9時に就寝ということになっていますが、事実上は9時半くらいでしょうか。それでもなかなか寝ないですね。自然にバタンキューということはほとんどないです。
私の小学校時代、30年前ですが、あの頃は8時になると寝ていた記憶あります。9時を越えるともう真夜中みたいな印象でした。
それが、今では多くの子供たちが12時ぐらいまで起きているようですから、大きな生活の変化があったことになります。
昔に比べて大人も夜ふかしするようになったでしょうけど、以前も子供は大人より先に寝ていたわけで、現在の子供の夜更かしは子供の環境の変化が原因でしょう。
昔は9時すぎに子供が興味をもつようなテレビ番組はありませんでした。それに今では、スマホやゲームなどをやり放題の家庭もあります。
夜中にスマホやゲームなどをやると意識が覚醒して眠気が起こりにくくなる、とよく言われています。
現代では早寝対策が必要
日中、元気に活動してきた子供たちが、夜遅くになっても眠くならないのは眠るより「面白いこと」をやっていたいから、という側面もあります。
今ではテレビ番組もハードディスクに簡単に録画し放題ですし、放っておくとくだらないバラエティー番組をいつまでもいつまでも見続けているものです。私の家では今はテレビも時間規制されてできませんが。
子供を早く寝させるためには、まず、夜6時以降のテレビ、ゲーム、スマホの禁止をすべきでしょう。
今までどっぷりそれらの物にハマっていた子供は、禁止されるとヒマになりかなり手持無沙汰になります。
これは大人の場合も同じですが、人間ってヒマになると眠くなります。
我が家の早寝必勝法
ウチの2番目、小学校4年生のタッ君は大の本嫌いです。さすがにこのままじゃまずいだろうと毎日夕食後に、強制的に15分間の読書タイムを設けました。
強制なので、彼も仕方なく読みます。本は小学生向けの「宮本武蔵」。私が子供のころは最も興味のある分野でしたが、彼はあまり好きではないようです。
人間、あまり好きではないことをやっていると、やはり眠くなるものなんですね。本を読んでいる途中に寝てしまうことが多いです。
読書という最初の目標は果たせてないですが、早寝するようになって明日の学校生活が充実すれば、まあ良い効果があるのかな、と感じています。
読書嫌いなお子さんを持つ方は試してみてはどうでしょう。
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