雑談

間違いだらけのカメラ選び。カメラで一番重要なスペックは、「重量」です。

なんかくさ~いタイトルつけちゃいましたけど、内容は至って真面目です(笑)

え~、スマホが普及して、カメラが売れなくなってきているそうです。販売データなども、特にコンパクトデジカメの売り上げ低下が顕著です。しかし、大切なイベントや旅行などをスマホオンリーで済まそうとする人は、まだまだ少数派です。

写真もほぼ全てがデジタル化され、あらゆる意味でアナログ時代とは変化してきている現在、新たにカメラを購入する場合、どういう基準でカメラを選んだら良いのでしょうか。

カメラ選びの基準とは

カメラを購入するときの判断材料は、主に「価格、用途、サイズ、重量、画質」などです。優先順位は個人によって違ってくるでしょう。中でも「価格」は最も重要な要素です。カメラも普及クラスから高級品まで、制限をかけなければいくらでも高価なカメラが売られています。ですが、このご時世ですので大多数の方は、できるだけ安価なものを求めていると思います。

次に、「サイズ、重量、画質」この3つは密接につながっています。現在のデジタルカメラを撮影素子のフォーマットサイズごとに分類すると、撮影素子の小さい順から、コンパクトデジカメ、マイクロフォーサーズ、APS-C、フルサイズ、に分かれます。基本的には、撮影素子の大きいほうが構造的に高画質になり、カメラレンズの性能も高くなります。また、「サイズ、重量」も画質・性能と比例して大きくなるのです。もちろん、価格も高くなっていきます。

ここでカメラ選びに重要な店は、撮影した写真を最終的にどのように鑑賞するのか、ということです。「ディスプレイで写すだけでプリントしない」という場合と、「A4サイズでプリントする」という鑑賞方法では、画像データに求められるクオリティがまったく違ってきます。

これは難しく考える必要はなく、自分の過去数年間のデータの使用方法を思い起こせば、答えが出てきます。数年間L判プリントしかしていない人は、これからも同じである確率が高く、「いつか高品質なデータが必要になるかも」といった心配は、あまり考慮に入れる必要はありません。そのようなことは、ほとんど起こらないからです。

画質面から考えると、自分の鑑賞方法で十分な画質を出せるカメラを選べばよい、ということになります。しかし、例外的に運動会などの、動きの激しい被写体を撮影するときには、画質以外にもオートフォーカスの性能や連射性能が撮影に大きく影響してきますので、考慮する必要があります。

画質の他にも、カメラ自体の高級感や操作性を楽しむ、という趣味的な側面もあります。公道を高級スポーツカーで走っても、その性能をフルに発揮できる機会はあまりありません。それでも、良い道具を使う満足感は、大金を払うだけの価値があるわけです。カメラの場合も同じです。

しかし、カメラの場合は、フルサイズデジタルカメラに最高級のズームレンズをつけると、レンズによっては3Kg近い重量にもなるという、運用に苦痛をもたらす半面があります。昔、戦場を歩く兵隊さんたちは、自分の持てる重量以上の物を持って歩いてしまうと、やがて疲弊して脱落してしまう確立が高かったそうです。カメラも自分が楽に持ち運べる重量を越えてしまうカメラを買ってしまうと、疲労してしまい、撮影意欲がそがれてしまいます。自分の体力に合わせて、どれくらいの重量ならば、持って歩いて苦にならないかを、慎重に検討する必要があるでしょう。

いくら高性能高画質のカメラでも、シャッターチャンスに持ち合わせなければ撮影することは出来ません。なるべく多くの現場に持っていけるようなサイズが理想的でしょう。カメラを使わなくなったり、持って歩かなくなる理由の一番は、「持ちだすのが面倒くさいから」です。自分が携行しやすいサイズを選ぶことが使用頻度UPに繋がります。

実用的なカメラの画質

まず第一に、ディスプレイで拡大してみれば、写真の写りは、フォーマットサイズやレンズによって、まったく異なってきます。ただここでは、複数のカメラのデータを拡大して比較検討したり、カメラやレンズの性能を限界まで引き出して個性を堪能する、というような趣味的な用途ではなく、「イベントや旅行の写真を、個々人の媒体で楽しむときに、画質に物足りなさを感じないレベル」とはどれくらいなのか、という話をします。

個人的な見解ですが、マイクロフォーサーズ、APS-C、フルサイズのフォーマットのカメラで撮影されたデータは、「等倍拡大をしないディスプレイ鑑賞」はもちろんのこと、L判、2L、A4サイズのプリントでは、まず画質に問題はありません。

ここで言う、「問題はない」というのは、そのプリント単体を見たときに、「プロや写真が趣味で一家言もっているような人」ではない普通の人が、「良く撮れていると感じる画質」ということです。

コンパクトデジタルカメラでは、2Lサイズまでは問題ありませんが、A4サイズでは少し実力不足と感じるカメラも出てきます。スマートホンでは、2Lサイズまでは普通程度には印刷できますが、A4では合格点は出せません。

画質以外にも、カメラの操作性、性能の違いがあります。レンズを交換できるのも、趣味性や用途の面から有利です。そういう点から、まず画質で自分の用途に見合うフォーマットサイズを設定して、そこからカメラ性能がどこまで必要か、重量はどこまで許容範囲か、を考慮していけば良いと思います。

現在は、マイクロフォーサーズのカメラがかなり売り上げを伸ばしているようですが、ほとんどの人の実用範囲である、A4プリントまで画質は問題なく、重量は軽く、レンズ交換可能。カメラ性能もそれなりにあるということですから、これを選ぶ人が多いのも当然かな、という気がします。

私もパナソニックのマイクロフォーサーズカメラの「GX1」という機種を使っていましたが、使いやすくて画質も十分な本当に良いカメラでした。パナソニックのカメラは、オリンパスなどに比べて価格も手ごろで、操作性も良くお勧めのメーカーです。

カメラやレンズを選ぶのには、自分にとって必要な性能を把握しておかないと、高価で重いカメラを購入してがんばって持ち歩いても、その性能を活かす機会はほとんどない、ということになりかねません。カメラのスペックを検討する前に、自分が撮影した写真をどのように使用するのかをチェックしましょう。

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