フォトブックを実際に作るときの編集作業のやり方を解説します。
フォトブックを作るときのデザインには3つの選択肢があります。
一冊まるごとのテンプレートを使う
ページごとにテンプレートを使う
自分でデザインする
自分で1から編集する方法です。
基本的には、レイアウトと背景を組み合わせて作っていきます。
このやり方はどの商品でもほとんど同じです。
レイアウト
まずレイアウトを決めます。
このような「レイアウトの型」がありますので、それをページごとに設定します。
「レイアウトの型」の呼び名は商品により「ボックス」とか「ページスタイル」とかいろいろです。
レイアウトを決めたら、枠に写真を指定します。このまま特に背景を指定しないと白の背景になります。

こんな感じです。
枠内の写真の位置の調整などは可能です。
このレイアウトの写真の「枠」を変形させられるかは、商品により違います。
枠の比率の変更は自由にできるところも多いです。
この「レイアウトの型」を使わずに1から写真を指定していくこともできます。
背景
背景もページごとに指定します。
好みの背景を決めて、クリック・ドラッグをするだけでかんたんに指定できます。

完成品はこんな感じです。
他にできること
レイアウト・背景の指定の他に、「イラスト」「テキスト」を挿入することができます。
写真の枠を変形させたり、飾り枠をつけることも可能です。
この3つも程度の差はありますが、ほとんどどの商品でもできることです。
イラスト

イラストを挿入させることが出来ます。
猫のイラストは私が差し込んだものです。イラストの数などは商品によります。
テキスト

自分の好きな文章を入れることができます。
フォントや大きさも変えられますし、場所も自由に設定できます。
フレーム

写真にいろいろな枠をつけられます
テンプレート
商品によっては、あらかじめ背景とレイアウトが設定されている「テンプレート」があります。
背景の他にもデザインが施されていて、自分で編集してもできないようなデザインのフォトブックをつくることができます。

上の4つは「マイブック」のテンプレートです。
「マイブック」には、表紙から本文まで一冊まるごとデザインされているテンプレートがたくさん用意されています。

その中の一つ「フラワー」をチョイスします。
女の子に似合うデザインでしょうか。

すでにデザインされているページが展開されます。
写真枠の中に、自分の写真を当てはめていくだけです。
かんたんにオシャレなデザインがゲットできます。

完成品です。最初から自分でこのデザインを作るのは不可能に近いです。
1ページテンプレ

ページごと、見開きごとのテンプレートもあります。
これも、指定するだけでデザインを使用できます。
「デザインとレイアウト」まとめ
テンプレートはかんたんオシャレ
フォトブックの編集は、基本はレイアウトと背景を指定するだけなので、難しいことは何もなくかんたんです。
この基本の部分は、どの会社のフォトブックでも同じです。
編集ソフトの使い勝手には多少の差はありますが。
テンプレートは手軽に制作できるので、時間のない人には便利です。
でも商品によりテンプレートの数と質に差があるので、テンプレの充実した商品を選んだほうがよいです。
フォトブックは、レイアウト・デザインまでは無料でできるところがほとんどです。
編集を完成させても発注しなければ料金は発生しませんので、遊び感覚で試しに制作してみてもいいんじゃないでしょうか。