スマホでフォトブック

【ドリームページ・DreamPages】スマホ・フォトブック正直レビュー!長所短所を解説

ドリームページ・DreamPages・レビュー・口コミ

★ご注意————-

2022年9月30日をもって、ドリームページ全商品は販売を終了することになりました。

  • 新規作成、編集中の作品の注文は2022年9月30日が最終受付日
  • 注文済作品の再注文に関しては、2022年10月31日が最終受付日

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ドリームページ』で、スマホからフォトブックを作成したのでレビューします。

この記事では長所だけではなく、短所も包み隠さずにお伝えしますので、購入検討中の方の参考になればと思います。

『ドリームページ』の特徴

ドリームページ・DreamPages・ブログ
ドリームページ・DreamPages』は、スマホ向けフォトブックとして6つの商品を販売しています。

運営元の『DNPフォトイメージングジャパン』は『大日本印刷』のグループ企業で信頼性は抜群。

スマホの専用アプリがあったのだけれど2021年1月で廃止になるということで、スマホからの作成はwebサイトからのみになります。

webサイトでもかなりスムーズに注文できるので、心配はご無用です。

縦型の商品では本文用紙を「グロス / マット / ナチュラル」の3つから選択可能という、スマホフォトブックとしてはめずらしい特徴を持ちます。

ドリームページ・DreamPages』の特徴をまとめるとこんな感じ。

  • 5つのサイズ
  • ハードカバー / ソフトカバーがある(一部商品)
  • webサイトから注文
  • 3つの本文用紙から選べる
  • デザイン面が充実

それでは商品レビューに行きましょう。

下に一応 サービスの概要を載せておきますので、早くレビューを見たい人はサラっと飛ばしちゃってください。

『ドリームページ』の概要

商品名
ドリームページ・DreamPages
販売会社名
株式会社DNPフォトイメージングジャパン
販売会社住所
東京都中野区弥生町
スマホ商品サイズ・ページ数
  • 500円フォトブック・144×108mm
  • A6サイズ・144×108mm
  • A5サイズ・212×159mm
  • A4サイズ・297×210mm
  • 148スクエア・148×148mm
  • 210スクエア・210×210mm
製本方式
無線綴じ / ハードカバー(一部商品)・ソフトカバー
印刷方式
オンデマンド印刷(液体トナー4色・液体トナー6色)
価格(税込)
  • 500円フォトブック・16P 540円
  • A6サイズ・1,010円(20P)~
  • A5サイズ・2,040円(20P)~
  • A4サイズ・3,070円(20P)~
  • 148スクエア・280円(12、24P)~
  • 210スクエア・600円(12P)~
送料
宅急便 550円[税込](1配送先)
クロネコDM便 167円[税込](1配送先)
納期
注文後、約7~10日後を目安として発送
支払い方法
クレジットカード決済
代金引換
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『ドリームページ・DreamPages』の画質

『148スクエア』と『A5サイズ』の画質を見ていきましょう。

3つの本文仕上げ

『ドリームページ』で選べる本文仕上げ、

  • ナチュラル
  • グロス
  • マット

の3つについて解説します。

『ナチュラル』とは公式サイトによると、
「ほんのりわずかに黄色味を帯びたやさしい風合い。写真の再現性、文字の読みやすさに定評がある代表的な書籍用紙を使用しています。」
だそうです。

『ナチュラル』はコストが安いので、低価格の商品に採用されています。

『グロス』は公式サイトによると、
「光沢度(紙が光を反射する度合い)が高めの滑らかな質感。メリハリある陰影や発色が美しい、写真プリントのような再現性が特徴。※筆記用具での書き込みには不向きです。」。

『グロス』は鮮やか・華やかで、一般の人に好まれる雰囲気です。

『グロス』

もう一つの『マット』は、
「写真本来の色や文字が映える光沢感を抑えた上品な質感。手触り、発色も落ち着いた雰囲気です。」。

『マット』はテカリが少ないので、写真の内容に集中しやすい仕上げ。作品などで採用されることが多いです。

おすすめはやはり『グロス』ですね。迷ったらこれで良いでしょう。

148スクエアの画質

ま四角の『148スクエア』『210スクエア』は、『液体トナー4色』の印刷になります。

本文用紙は『ナチュラル』が設定されていて、他のものは選べません。

たしかに、白い部分に若干の黄色は感じますが、色味はニュートラルでとても良い感じ。

印刷のシャープさもまずまずで、この価格(280円税込)としてはかなり高いレベルだと思います。


人物の肌は、かなり良い雰囲気に仕上がっています。さすが印刷会社のグループ企業。

『ナチュラル』では、紙の表面の光沢はほとんどありません。

紙質的な問題で「少しだけ印刷が薄いかな」と感じるような気もしますが、それも味となっているので決して悪い雰囲気ではないですね。

A5サイズの画質

『A5サイズ』の印刷は、『液体トナー6色』

スクエア型よりこちらのほうが、印刷のレベルがワンランク上ということになります。

3つの用紙から選べるのですが、今回は『グロス』を選択。

うわ、『148スクエア』とくらべると、こちらのほうが本当にクッキリしていて、非常に濃い印刷。

線もきっちりシャープだし、この印刷はホントに文句をつけるところがない。ビューティフル!

ドリームページ・DreamPages・口コミ
室内では少し肌が青めかなぁ。まあ元データがそうだから仕方がないよね。

『グロス』は光沢感がピカピカという感じでもなく、少しテカリを抑えた上品な光沢ぐあいでとても良い。

『液体トナー6色』『グロス』の組み合わせは、高級感が出ていてとてもGood!これは非常に気に入りました。

少し価格は高くなりますが、印刷の面に絞れば『液体トナー6色』の商品のほうが確実におすすですね。

『ドリームページ・DreamPages』の製本

『148スクエア』『A5サイズ』の、本の作りを見ていきましょう。

148スクエアの製本


スクエア型の商品ではハードカバーは選択できず、ソフトカバーのみになります。


表紙は本文用紙より、ほんの少し厚い紙。正直、あまり差は感じないです。


本文も「ふつうの紙」といった感じ。


背表紙にはタイトルは入りません。

24ページの商品ですが、厚みはあまりありません。


一般的なノリ付の「無線綴じ」。

重厚感はあまりないですが、製本はきっちりとされています。

この価格帯の商品としては、標準的でしょう。

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A5サイズの製本

ドリームページ・DreamPages・評判
『500円フォトブック』以外の縦型の商品では、「ソフトカバー」か「ハードカバー」かを選択することができます。

今回の『A5サイズ』は、「ハードカバー」で作成しました。

ドリームページ・DreamPages・ハードカバーやはりソフトカバーとくらべると、ガッチリと堅牢な質感。

高級感では比較にならないくらいの差があります。

ドリームページ・DreamPages・作成あれ、ハードカバーなのに背表紙にタイトルが入らない。これは残念ですねぇ…。

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表紙は硬い厚紙で、曲がったりはしません。

ドリームページ・DreamPages・評価本文用紙の厚さはさほどなく、意外と薄い印象。


製本は一般的なノリ付けの「無線綴じ」。


裏面です。


追加料金なしの標準でプラスチックのケースがついてきます。これがあると保管や高級感が全然違いますので、うれしい仕様。

ハードカバーもきっちりした製本で、なんの問題もありません。あとは背表紙にタイトルが入ればかなり高レベルになるのだけれど。

『ドリームページ・DreamPages』のデザイン・レイアウト

『ドリームページ』のデザイン・レイアウトを見ていきましょう。


編集作業に入るとまず、全体がデザインされたテンプレートを選択します。

商品によりますが、6~10種類ほど用意されています。

スクエア型のほうが、テンプレートの数は多いです。


デザインを選んだあとは、3つの作業を行います。

  • レイアウトを決める
  • 写真の挿入
  • 背景を決める

レイアウトの種類はたくさんあります。数えようと思ったけど断念するくらい数が多い。このバリエーションの多さはすごいと思う。

背景もページごとに変更可能。これも本当にたくさんの背景があります。

過度な装飾はなく、良い雰囲気だと思います。

テキストも挿入できます。

スマホから作成するフォトブックとしては、デザイン面がこれだけ充実している商品は多くありません。

デザイン面は『ドリームページ』の長所の一つと言えるでしょう。

あとは、テンプレートはウエディングなど特別なシーン向けの数が多いので、普段使いできるテンプレートの数がもう少し多いと良かったかな。

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『ドリームページ・DreamPages』のサイズ

スマホから作れる『ドリームページ』の商品は、以下の6つ。

  • 500円フォトブック・144×108mm
  • A6サイズ・144×108mm
  • A5サイズ・212×159mm
  • A4サイズ・297×210mm
  • 148スクエア・148×148mm
  • 210スクエア・210×210mm

「A5サイズ」「A4サイズ」の3つは、ソフトカバーの他にハードカバーも選択できます。

スクエア型おすすめのサイズ


「148スクエア」は、ま四角で手頃なサイズ感。

価格も280円なので、まずお試しで作るのには最適な商品です。

ソフトカバーで21cmは、本の剛性がないので個人的には大きすぎると思う。

縦型おすすめのサイズ


上の画像は「A5サイズ・212×159mm」。

縦型ではソフトカバー16ページ限定の、「500円フォトブック」という商品があります。

これはお試し要素的な商品なので、きっちり作りたかったら他の商品がおすすめです。

ハードカバーにしたいなら、「A5」「A4」になりますが、「A4」はサイズも価格も大きすぎるので、やはり最初は「A5」から作ると良いでしょう。

「A5」でもサイズ的にある程度のボリュームがあり、手に持ったときに満足できる大きさだと思います。

『ドリームページ・DreamPages』の価格

『ドリームページ』の価格を見てみましょう。以下はスマホから作れる6商品の価格(税込み)です。(どの商品もページ数を増やすと価格はアップします。)

  • 500円フォトブック・16P 540円
  • A6サイズ・1,010円(20P)~
  • A5サイズ・2,040円(20P)~
  • A4サイズ・3,070円(20P)~
  • 148スクエア・280円(12、24P)~
  • 210スクエア・600円(12P)~

まず最安の「148スクエア・280円(12、24P)」。これは送料の167円を足したとしても、そこそこ安い価格かな。

本文の背景を変更できる商品でこの価格なのは、かなりの割安感があります。他の500円以下の商品はそこまでできないものが大半なので。

他のサイズの商品に関しては、そんなに安さは感じない価格かな。

例えば「A5サイズ」のハードカバー20ページでは「3,370円(税込)」になりますが、これは他の「スマホから作れるA5サイズのハードカバーの商品」とくれべても、決して安いほうではありません。

ずば抜けて高いわけでもないですが、安さをアピールできるような価格ではありません。

『ドリームページ』はデザイン面で充実しているので、少し価格が高くてもそれだけの価値はあるのかなぁと思います。

『ドリームページ・DreamPages』の編集ソフト


『ドリームページ』のスマホアプリは2021年1月で廃止されるそう。

アプリ以外の注文方法として、編集ソフトというかwebサイト上で編集して注文するのですが、これが本当に良くできていてまったくストレスなく作業ができます。

写真・レイアウト・背景の指定も指でスーッとドラッグして、ポンポンッとテンポ良く作業を行える優れもの。

こんなにかんたんに編集ができるならば、アプリでなくても全然かまわないです。というかアプリで操作性が悪くストレスが溜まるものもけっこうありますからね。

とにかく、『ドリームページ』の編集ソフトはとても良くできています。

『ドリームページ・DreamPages』の納期・配送

『ドリームページ』の配送関係を見てみましょう。

梱包


ハードカバーはこのような小箱できました。ソフトカバーもきちんとした封筒に入っていましたので、梱包関連はしっかりしている印象です。

送料

配送方法は2つから選択可能で、料金は以下の通り。

  • 宅急便 550円[税込](1配送先)
  • クロネコDM便 167円[税込](1配送先)

DM便があるのはありがたいですね。宅配便だとかなり割高になってしまいますので。

「DM便167円」はフォトブックの送料としては、まあまあ合格点をあげたい価格だと思います。個人的には200円以下ならOK。

納期

『ドリームページ』のフォトブックの納期は、

「注文後、約7~10日後を目安として発送」

7日だとまあ標準的ですが、10日だとちょっと遅いかなあ…と思います。

DM便で発送から到着まで4日かかったとすると、手にするまで2週間くらいかかる可能性がありますので。おそらく営業日等の関係でしょうけど。

納期はそんなに早くない感じですね。

『ドリームページ・DreamPages』の長所・短所

『ドリームページ』の長所・短所をまとめておきます。

『ドリームページ・DreamPages』の短所

  • 価格はあまり安くない
  • 納期がちょっとだけ遅い
  • スクエア型のハードカバーがない
  • ハードカバーの背表紙にタイトルが入らない
  • テンプレートを増やしてほしい(要望)

『ドリームページ・DreamPages』の長所

  • デザイン面が充実
  • 6色印刷が超キレイ
  • 148スクエア280円はかなり安い
  • 大手企業の安心感
  • 編集ソフトがストレスフリー

『ドリームページ・DreamPages』のまとめ

今回はスマホから作る『ドリームページ』のフォトブックについてお伝えしました。

「6色印刷の高画質」「レイアウトや背景の自由度の高さ」かなりレベルの高い商品ですので、激安価格ではないのは当然ともいえます。

高画質やデザインに価値を感じる人には、おすすめできるフォトブックです。

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