『マイブック(mybook)』は、「商品の種類」「印刷品質」と「テンプレート」でずば抜けた実力を持つフォトブックです。
「実際に購入した商品を元にしたレビュー」と「おすすめの商品サイズやオプション」が今回の記事の内容です。
た、良いところだけではなく、弱点についてもくわしく説明していきます。
目次
「マイブック(mybook)」の特徴
『マイブック(mybook)』は、販売開始から20年にもなる歴史のあるフォトブックです。
商品・サイズの種類も抜群に多く、フォトブックの中では総合的に優れたサービス。
満足できるフォトブックを作ろうとする時には、まず候補に入ってくる商品だと思います。
スマホからでも注文できますが、商品サイズやページ数が一つに固定されているなど、かなり自由度が低いです。
主な特徴は以下の4つ。
- デザインテンプレートが豊富
- 商品の種類とサイズが幅広い
- アプリでスマホからも注文できる
- サイトや編集ソフトなどが優秀
下に一応 サービスの概要を載せておきますので、早くレビューを見たい人はサラっと飛ばしちゃってください。
『マイブック(mybook)』の概要
商品名 |
マイブック(mybook) |
販売会社名 |
株式会社アスカネット |
販売会社住所 |
〒731-0138 広島県広島市安佐南区祇園3-28-14 |
商品サイズ・ページ数 |
(スマホは180Sのみ作成可能) |
製本方式 |
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印刷方式 |
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価格(税込)抜粋 |
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送料 |
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納期 |
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支払い方法 |
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「マイブック(mybook)」くわしいレビュー
ここでは『マイブック』の商品の細部を解説していきます。
テンプレート

表紙や本文がデザインされていて、そこに自分の写真を当てはめるだけでおしゃれなフォトブックが完成するのが『テンプレート』です。
『マイブック』では、「表紙から本文まで一冊を通してデザインされているテンプレート」の種類が豊富にあります。

これは七五三用のテンプレート。男の子用もあります。
編集画面です。
サンプル画像が入っているところに、自分の写真をはめこんでいけばすぐに完成します。
実際にやってみると思ってたよりかんたんで、楽にサクサクと作成可能です。

テンプレートの数は商品やサイズにより違いますが、おおよそ「5~45種類」そろっています。(子供・旅行・ウェディング・その他)
「一冊をデザインしたテンプレート」があまり用意されていないフォトブックが多いなかで、マイブックのテンプレート数の多さは突き抜けています。
シンプルなものから、かわいいものまで幅広いテイストのものがそろっています。正方形の商品がテンプレートの数が多くそろっていておすすめです。
これだけテンプレートの数があれば誰でも一つはお気に入りが見つかるんじゃないでしょうか。
上の「フラワー」というテンプレートで作ったのが下の写真です。
明るくかわいくて、けっこうお気に入りです。小さい女の子に似合う感じですね。
子供やペットなど、かわいい系のものはなんでもいけると思います。

このテンプレートを使うと、ホントにかんたんにおしゃれなフォトブックが作れます。
「一冊通しのテンプレート」の種類の多さは、この点だけでも『マイブック』で作る価値のあるものです。
もちろん、テンプレートを利用しないで一からレイアウトしていくことも可能です。(パソコンのみ)
スマホから作成するときは、3つのテンプレートしか選択できません。

「マイブック(mybook)」本の作り
重厚な製本
『マイブック』の『ART-HC』は、ガッチリとした作りで重量感があります。
表紙は厚みあり。全体的にキッチリと作られています。まったく隙がありません。十分に満足できる品質です。
プラケースが標準で付く
どの商品にも標準でプラケースがついてきます。これがうれしい。
プラケースがあると高級感がかなりアップしますし、耐久性も上がります。
『マイブック』のフォトブックで製本に関しては、高品質でまったく問題ありません。
今まで『マイブック』で数多くのフォトブックを作ってきていますが、不良品や傷物に当たった事は一度もありません。

「マイブック(mybook)」の画質

わたしは『マイブック』の印刷品質は、フォトブックの中でも上位の評価をしています。
『マイブック』の製造元の『アスカネット』はプロ向けのサービスも手掛けているので、印刷がとても高レベルです。

「カチッ」した硬いところは「キッチリ」と。
「やわらかくなだらかなところ」は「ふんわり」と、忠実に再現してくれます。

色の再現性もニュートラル。
「明暗の差」や「諧調」も非常に良い感じです。
「マイブック(mybook)」の価格・サイズ

『マイブック』は商品の種類・サイズが豊富にそろっています。
商品の種類は以下の6つになります。
商品名 | 形 | サイズの数 |
FLAT (合紙製本) |
スクエア(真四角) | 2 |
縦長 | 1 | |
ART-HC (ハードカバー) |
スクエア(真四角) | 5 |
縦長 | 3 | |
横長 | 3 | |
ART-SC (ソフトカバー) |
スクエア(真四角) | 4 |
縦長 | 3 | |
横長 | 3 | |
DX (糸綴じ製本/ハードカバー) |
スクエア(真四角) | 1 |
縦長 | 1 | |
横長 | 1 |
スマホから作成するときに選択できるのは、『ART-HC』の180S(186×186mm)という商品だけになります。
それぞれの特徴を解説していきます。
FLAT(フルフラットタイプ)
『FLAT』は、本を開いたときに180°になる「合紙製本」のフォトブックです。
とても重厚感のある製本方式で、『FLAT』は『マイブック』の中で最上位の商品になります。

「合紙製本」とは、2枚の紙を貼り合わせて本文を作る製本方式の事で、見開いた時にフラットになりとても見やすくなります。
本文の紙は固い厚紙になっていて、本全体がとても重厚感があります。
「合紙製本」は、フォトスタジオや写真集などに多く採用されている高級志向の製本方式です。
『FLAT』の印刷には『マイブック』の中で唯一、キャノンの高級業務用プリンター『DreamLabo 5000』が使用されています。
印刷品質は、カッチリくっきりで色の再現性も良く、>パッと見た時の印象が晴れやかな感じを受けます。
ページ数は「10、20、30、40ページ」から選択可能。
- 216×216mm 10P 4,950円
- 266×266mm 10P 9,130円
- 263×186mm 10P 4,290円
ハードカバータイプ(ART-HC)
『ART-HC』は『マイブック』の中ではサイズ数も多く、スタンダードともいえる商品となっています。
ページ数は「10~100ページ」の中で、10ページ単位で指定可能です。
豪華さこそ『FLAT』に一歩譲りますが、堅牢なハードカバーに包まれたオーソドックスな商品で満足度が非常に高いです。
印刷はトナー印刷ですが、印刷品質は『FLAT』に負けていません。
どの商品にするか迷ってしまった時は、この『ART-HC』にすると良いでしょう。
- 130×130mm 10P 2,310円
- 180×180mm 10P 3,300円
- 210×210mm 10P 4,400円
- 210×148mm 10P 2,926円
- 263×186mm 10P 3,740円
ソフトカバータイプ(ART-SC)

『ART-SC』は表紙の紙質がソフトな商品です。表紙の材質以外は『ART-HC』とほぼ同じ仕様になっています。
ページ数は「10~100ページ」の中で10ページ単位で指定可能。印刷はトナー印刷です。

『ART-SC』は価格も安くなっていますが、本の幅がかなり薄いので「10、20、30ページ」を選択した時に、背表紙にタイトルを入れることができません。
背表紙にタイトルを入れるためには「40ページ」以上のページ数を選ばなくてはならないので、これはちょっと痛いです。
やはり背表紙のタイトルは必須と言っていも良いくらいの条件ですので。

『マイブック』のクオリティを十分に楽しむには、やはりか『FLAT』か『ART-HC』で作成するべきでしょう。
- 124×124mm 10P 1,540円
- 180×180mm 10P 2,750円
- 210×210mm 10P 3,630円
- 204×142mm 10P 2,530円
- 291×204mm 10P 4,620円
糸綴じハードカバータイプ(DX)
すでに紹介したハードカバーの『ART-HC』では、本の背でノリ付けをして製本をする「無線綴じ」という製本方式になっています。
この『DX』という商品では、ノリ付けの代わりに糸を使って製本をする『糸綴じ』を採用しています。
『糸綴じ』は『無線綴じ』よりも本文の紙を開くのが楽で見やすくなっています。また、本文の紙も少し厚めになっていて、全体的にグレードアップ。

『DX』のほうが『ハードカバー』よりもサイズの数が少なくなっています。ページ数も「12、20、28ページ」の3つからの選択です。印刷はトナー印刷。
たしかに「糸綴じ」で本が開きやすくなっていますが、ノーマルの『ART-HC』も十分な品質の商品なので、あえて『DX』でなくても良いかな、というのが正直な感想かな。
- 188×187mm 10P 3,190円
- 263×186mm 10P 3,740円
スマホから作れる商品

『マイブック』でスマホからフォトブックを作成する場合は、webソフトを使用することになり、選択できる商品も『ART-HC(ハードカバータイプ)』の180S(186×186mm)だけになります。

さらにテンプレートは3種類のみで、ページ数も20に固定。かなり制約が多くなってしまいます。
スマホから作るときは、パソコンから作るときと違って、テンプレートのレイアウトを変更することはできません。
ですから、3種類つくってしまった後はちょっと苦しいかな、と思います。
テンプレートの数を増やすか、もう少し自由にできる範囲を広げてくれたら良いのですけれどねぇ。

「マイブック(mybook)」おすすめの商品・サイズは?

商品の種類・サイズがとても多い『マイブック』。いざフォトブックを作成しようとしても、「どの商品にしようかな…」と迷ってしまうかもしれません。
ここでは、わたしが『マイブック』で数多くのフォトブックを作ってきた経験から、初めて作成する人向けのおすすめの商品・サイズを紹介します。
おすすめ商品No1「FLAT」
『マイブック』の中でも、最上位の商品が『FLAT』です。
『合紙製本』を採用したその重厚な作りは、日本のフォトブックの中でも最高ランクの商品だと思います。

本文の紙も硬い厚紙になっていて、質感はワンランク上の感触です。

キャノンの『ドリームラボ』での印刷も、まったくもって「すばらしい」の一言。ホントに隙のない商品です。
明るくカッチリとした描写で、人物の写真も良く映えます。

『マイブック』の中で最上位の商品ですから、本の質感もずっしりと重量があり、かなりの高級感です。
『FLAT』は質感や印刷が良いのが特徴ですが、おすすめする一番のポイントとして、『開いた時に手で押さえなくても、そのままの状態になっている』という事があります。
フォトブックや写真アルバムなどは、2人以上の人数で一緒に話をしながら見る事も多くなります。
その時に、通常のノリ付けの『無線綴じ』では、誰かがページを押さえておかないと自然にページがめくれちゃうんですね。これがけっこう手間なことなのです。
その点、『FLAT』はページをパタンとめくると開いたままのそのままの状態になってくれて、誰かが押さええておく必要がありませんので非常に楽に鑑賞する事ができます。
これがけっこう大きな差なんです。

『FLAT』には3つのサイズがあります。ページ数は「10、20、30、40ページ」から選択可能。
- 「210S」216×216mm 10P 4,950円
- 「260S」266×266mm 10P 9,130円
- 「263T」263×186mm 10P 4,290円
「フォトブックにどれくらいの予算を取るか」というのは人それぞれですが、日常の写真をフォトブックにするのに「5,000円」を超えてくると、少し厳しい感じもします。
でも、完成した商品を人に見せた時に「何これ、スゴイね!」と驚かれる率が高いのは、圧倒的に『FLAT』です。
七五三や結婚式などの大切なイベントの写真なら、この価格に見合うだけの品質は十分に持っている商品ですので、自分なら迷わず『FLAT』を作成します。

「FLAT」おすすめサイズ

『FLAT』はサイズが3つあります。
この中でどれを作るか迷ったのなら、『260S』はグッとくる値段ですので、とりあえずは最初は『210S』にすることをおすすめします。
「21cm」というのはそれなりに存在感のあるサイズで写真も見やすいですし、「大きいけれど持ち歩いたり保管したりするのにも苦にならない、ちょうどよいサイズ感」なんですよね。
人物の写真などで縦長の写真が多い場合は、縦長の『263T』が良いでしょう。
おすすめ商品No2「ART-HC」

『マイブック』のハードカバーの硬質な感触に触れてみると、「わざわざフォトブックを作るのなら、やっぱりハードカバーだよな」と思わされます。
ソフトカバーの『ART-SC』も良い商品ですが、「10~30ページ」までは背表紙にタイトルが入らないという弱点があります。

『マイブック』での基本の商品は、やはりこの『ART-HC』でしょう。
『FLAT』に製本の豪華さでは譲りますが、『ART-HC』も製本から印刷品質まで、すべてがすばらしい商品だと思います。
透明プラケースも標準で付いてきますので、十分に高級感もあります。

写真を当てはめるだけでかんたんに完成する「テンプレート」で作るのがおすすめですが、上の写真のようにシンプルに作っても、また違うテイストでかなり上質な雰囲気に仕上がります。
『マイブック』には『DX』という「糸綴じ」(本が開きやすい)の商品もありますが、特別なこだわりのない人はサイズやページ数で自由度の高い『ART-HC』で十分だと思います。
『ART-HC』おすすめサイズ
一番のおすすめ「正方形タイプ」

正方形は縦でも横でも写真が配置しやすいですし、1ページに複数枚の写真を入れる時でもレイアウトが自然な雰囲気になります。
『ART-HC』でおすすめのサイズは、正方形『210S』。「21cm」というサイズも扱いやすい大きさです。

少し予算面に配慮するなら、同じ正方形の『180S』も良いです。
『210S』とくらべると少し豪華感が減りますが、そんなに小さいと感じるサイズではありません。十分に自分の写真が本になった喜びを感じられるでしょう。
- 「CD」130×130mm 10P 2,310円
- 「180S」180×180mm 10P 3,300円
- 「210S」210×210mm 10P 4,400円

選べる『本文仕上げ』

『マイブック』の『ART-HC』『ART-SC』では、本文に3つの『本文仕上げ』があり、その中から1つを選択する事が可能です。
-
- ラミネート加工(光沢)
- ニス加工
<liラミネート加工(つや消し)
3つの『本文仕上げ』の特徴を見てみましょう。
ラミネート加工(光沢)

『ラミネート加工 光沢』は、上の画像のようにテカテカしていて豪華な感じがします。
人物の写真には『ラミネート加工 光沢』の明るい雰囲気がよく合います。
ニス加工

『ニス加工』は、ほんのり光沢がある感じです。紙の厚さが他の2つの加工とくらべて薄くなっています。
ラミネート加工(つや消し)

上の写真は『ラミネート加工 つや消し』です。
ツヤはないですが、ラミネートは厚い感じです。実際には写真とはちょっと違う見え方をします。
『本文仕上げ』のおすすめ

『本文仕上げ』は自分の好みに合わせてどれを選んでも良いのですが、迷ってしまう人のために個人的なおすすめを書いておきます。
まず、『本文仕上げ』に関しては好みの問題なので、「こういう写真にはコレ」という正解はありません。
それを前提に、一般的に良く言われている事に私の好みを入れて、おすすめの表を作ってみました。
『本文仕上げ』おすすめ | |||
『本文仕上げ』 | ラミネート加工 (光沢) |
ニス加工 | ラミネート加工 (つや消し) |
人物 | ◎ | ◎ | △ |
風景など | △ | ◎ | 〇 |
まず、『ラミネート加工(光沢)』はその名の通り表面がピカピカ。
『ラミネート加工(つや消し)』も名前のようにツヤのない仕上がりです。『ニス加工』はほんのり光沢があって、ラミネートではないので紙が薄いです。

フォトブックに印刷する写真は「人物」か「それ以外(風景など)」に分けました。非常にざっくりですが、本文の加工を選ぶ上ではこの分け方で十分かと思います。
写真を印刷する上での紙の表面加工について一般的に言われているのは、
「つや消しは写真の色や明るさの濃淡が見やすい」
という事です。
人物写真での「本文仕上げ」のおすすめ

人物の写真では光沢があったほうが見栄えがしますし、人に見せた時の受けも良いです。
『つや消し』は結婚式などで芸術的に撮った写真なんかで、濃淡を再現したい時などに使う事があります。
しかし、通常は光沢があったほうが好まれるので、第一候補は『ラミネート加工(光沢)』になります。
『ニス加工』は抑えられた微妙な光沢が上品な雰囲気を出していて、人物向きの仕上げです。
少しおとなしめの本にしたい時には『ニス加工』が良いでしょう。
「人物以外(風景など)の写真」での「本文仕上げ」のおすすめ

風景など写真の芸術作品では、写真のグラデーションなどの見やすさを優先するために「つや消し」を使用する事が多いです。
光沢では表面がピカピカしていて光の反射もありますので、作品性がメインの写真では「光沢」は避けて「つや消し」を選択したほうが無難、という事に一般的にはなっています。
しかし、『マイブック』の『ラミネート(つや消し)』は通常の「つやのない紙」ではなく、「つやの無いラミネート」なので、ラミネートが室内光を拾ってしまって紙の上に一枚何か覆っているかのように白く見えます。

これは、『ラミネート(つや消し)』を写真に撮ってもまったく写らない現象で、写真上で見える雰囲気は実際とはまったく違います。
ですから、『本文仕上げ』に関しては写真で判断せずに文章のほうを参考にしてください。
実際に肉眼で見ると、『ラミネート(つや消し)』よりもラミネートのない『ニス加工』のほうがクリアに写真が見られます。
『ラミネート(つや消し)』と『ニス加工』を比較すると、『ラミネート(つや消し)』は黒が光の反射で少し白っぽく見え、『ニス加工』は黒がきちんと黒に見えますので、私だったら風景などは『ニス加工』で行きます。
個人的な好みなので発注は自己責任でお願いいたします。
「画質にこだわる」ならどの商品が良いか!?

作品としての写真を使用して、高画質・見やすさにこだわるなら『本文仕上げ』では『ニス加工』がおすすめ、という話をしました。
そうなると、
「『DreamLabo 5000』を使用した『FLAT』と、その他の商品ではどちらが画質が上なのか?」
という問いが出てくると思います。
『本文仕上げ』のところでも、「写真と肉眼では見え方が違うので、印刷を写真に撮って比較する事には無理がある」とお伝えしました。
ですから、ここでは画像を使わずに説明します。
まず、画質にこだわって『マイブック』を作成する時に候補に挙がるのが、
- 『DreamLabo 5000』を使用している『FLAT』
- 『ART-HC』『ART-SC』で『ニス加工』
の2つになります。
この2つ、相当レベルが高いです。どちらか片方を見て不満を抱く人ってほとんどいないと思います。
正直言って、私はどちらでも満足です。
特徴としては『FLAT』のほうがシャープ感があり、少し描写が硬めな雰囲気。
『ニス加工』は『FLAT』より暗部がよく再現されていて、エッジが少しソフトな印象です。
もう画質以外のところで決めちゃって良いと思います。
でもそれではおすすめを書いた事にならないので、ここからは独り言ですが、作品で『マイブック』を作るとしてどうしてもどちらかを選ばなければならないのなら、私なら『ART-HC』『ART-SC』で『ニス加工』にします。
理由は比較すると暗部のディティールが良く出ている事と『DreamLabo 5000』は少~しだけ硬すぎるかな、と思うからです。
まったく個人の感想ですから、発注は自己責任でお願いいたしますね。
「マイブック(mybook)」の納期・配送
「マイブック(mybook)」の梱包
フォトブックでは、ほとんどの商品が梱包に素っ気ない段ボールや紙袋を使用しています。でも『マイブック』はとてもおしゃれな箱に入って送られてきます。
話だけ聞くと小さなことのようですが、いざ実際に届いてみると、これが非常にうれしい。
梱包の影響なんて、商品が届いて商品を取り出すまでのほんの短い時間の事でしかないんですけど、この箱を持つと商品への期待感がマックスまで高まるんですね。

フォトブックに限らずお金を払うという事は、「体験を買う」という事ですから。
いつも思うけど、『マイブック』の箱を受け取るというのは、小さいながら「良い体験」です。

「マイブック(mybook)」の納期

『マイブック』の納期は、「注文日の翌日から6営業日程度」での出荷になります。
商品が受け取れる時期は以下のとおり。
- 宅配便 出荷から1~3日程度で到着
- ゆうメール 出荷から約一週間程度で到着
そんなに早いほうではありませんが、そのぶん商品チェックなども厳しめに行っているそうです。
「マイブック(mybook)」の配送
配送料金は以下の2つ
- 宅急便 550円(税込)
- ゆうメール 198円(税込)
ゆうメールはそこそこ安い料金だと思います。
「マイブック(mybook)」のアプリ・編集ソフト
『マイブック』でのフォトブック作成と発注は、パソコンで専用編集ソフトをダウンロードして使用します。
『Mac』『Windows』両バージョンのソフトがあり、双方とも利用可能です。
使用感は快適で、初めての作成でもまったく引っかかるところなく、サクサクと発注までたどり着けます。
ただ、使用する写真は前もって整理しておいたほうが良いですね。
「マイブック(mybook)」の支払い方法

『マイブック』では以下の3つの方法で料金を支払う事ができます。
- 代金引き換え
- クレジットカード決済
- コンビニ支払い
「マイブック(mybook)」の弱点
『マイブック』は商品・サービスともに優れたフォトブックで、弱点を探してもなかなか見当たりません。
強いて弱点を言うなら、大きいサイズの商品価格が少し高く感じます。
例えばART-HC(ハードカバータイプ)の「210S(外寸:216mm x 216mm)20ページ」は、本体価格が「5,280円(税別)」と、平均的な価格より少し高いです。

このあたりのサイズのフォトブックで「5,000円」を超えると、ちょっと高く感じます。
しかし少し多くのお金を払っても、他のすべての面で十分満足できるフォトブックです。
あと、スマホから作成するときは選択の幅がかなりせまく、現在のところあまりおすすめできない状態です。
「マイブック(mybook)」こんな人におすすめ
『マイブック』について長々とお伝えしてきました。最後に要点をまとめておきます。
- 商品の種類・サイズが多い
- 製本、本の質感が良い
- 印刷品質が良い
- 価格はちょっと高い
- 『FLAT』『ART-HC』がおすすめ
- 「本文仕上げ」が3つから選べる
- 編集ソフトが使いやすい
- スマホから作るときは制約多い
こうならべて見るとわかりますが、トータルでとても高レベルなサービスという事なんですね。

とにかく、ここまでガチで本気でフォトブックに取り組んでいる所ってあまりないんじゃないかと思う。
今まで『マイブック』で商品・サービスともに期待を裏切られたことはありません。
価格がちょっと高めという事は気になりますが、サービスの安心感、商品の確かさは価格なりの価値は十分にあります。
フォトブックを作るのが初めての人には、ぜひおすすめしたいフォトブックです。
