
パソコンから発注するフォトブックは、一眼レフなどを使っているクオリティの高い写真が多くなりますので、写真にふさわしい本格的なフォトブックがしっくりきます。
まず最初にわたしが気に入っていつもリピートしている商品を3つ紹介します。
目次
「マイブック」すべてにおいて高クオリティ

「マイブック」の良さは主に次の2点です。
写真画質の良さ
テンプレートの多さ
一つは印刷の品質。
わたしはフォトブックの中でNo1の評価をしています。
もう一つはテンプレートの質と量です。
一冊を通してデザインされていて、枠に写真を当てはめるだけで完成するテンプレート。
このオシャレなテンプレートの数が抜きんでています。
この2つは、フォトブックを選ぶ上で一番重要な要素です。
写真画質No1
色の再現性はバッチリ。元データの雰囲気をよく出しています。
運営元のアスカネットは、プロむけの写真集も販売しているので画質には定評があります。
人物でも線がカッチリと描写されています。
モヤっとした感じは全然ありません。
ハイライトやシャドウのディティールもきちんと出ています。
フォトブックでよく使われている高画質と評判のキャノンの印刷機との比較でも勝利しました。
くわしくはこちら。
表面加工は
「ラミ光沢」
「ニス(半光沢)」
「ラミつや消し(無光沢)」
の3種類から選べます。

これが地味に助かります。
ピカピカの光沢と無光沢では、写真の印象がまったく違ってきますので。
写真の内容で選べばいいですね。3つから選ぶというのは他ではないです。
かんたん手間なし「テンプレート」

パパッと短時間でオシャレなフォトブックが完成してしまうテンプレート。
これが本当に楽にかわいいフォトブックが手に入ります。

マイブックのテンプレートはデザインレベルが高いです。
数も多く、商品により最大45種類までそろっています。(子供・旅行・ウェディング・その他)
こんな感じで、枠のところに写真を持っていくだけです。
面倒そうに思えますが、マジでかんたんです。
わたしはフォトブックをシンプルに作るのも好きなんですが、やっぱりデザインされたテンプレートで作ると、完成品を見たときの喜びが大きいですよ。

とくにまわりの人に見せたときの反応は、テンプレート使用のほうが上々です。
自分で1からデザインするなんて何時間かかるかわかりませんので、オシャレなデザインが好きな人はテンプレート使うべきですね。
その他の特徴
印刷とテンプレート。この2つはフォトブックを選ぶときの一番重要なところです。
それ以外のところも解説します。
製本の質
ハードカバーとソフトカバーがあります。
紙質、製本ともにまったく問題なく上質です。
今まで数多く作りましたが、傷や製本の乱れなどは一回もありません。
ハードカバーの表紙は他とくらべても厚いほうです。
ただ、現在の日本の製本技術からするとここは差がつきにくいところで、他とくらべてあきらかな優位性はありません。
商品の多さ

商品の種類が豊富です。
縦型
横型
の三種類があります。
「ハードカバータイプ」なら、縦型で3つ 横型で3つ スクエア型で5つのサイズがあります。

この品ぞろえはフォトブックのなかでは、トップレベルです。
ページ数も最小10ページから、100ページまで増やせます。
高レベルなサービス

サイトがとにかくすばらしい。
わかりやすさ、雰囲気、熱意。
いくら安いフォトブックでも、殺風景なサイトや素っ気ない作りの編集ソフトだと、気持ちが盛り上がらず楽しくならないです。
編集ソフトも引っかかりなく直感で操作できるし、雰囲気も良いです。
配送の箱もオシャレ。
無地の段ボール・封筒なんかで来るところが多いですが、ここまで気を使ってくれるところが何気にうれしい。
マイブックの弱点
特に安いという価格ではありません。
大きいサイズになってくると、微妙~に高いと思う。
「マイブック」のまとめ
ということで、画質・テンプレートはトップ。
商品の質は最高レベルです。
商品だけではなく、発注やアフターなどのサービス面でも充実しています。
編集や発注の作業が気分よく出来るっていうのは、思いのほか大きな要素です。
なのでこだわり派の人だけでなく初めての人にも最適なフォトブックで、わたしが人にすすめる場合はいつもマイブックです。

「ビスタプリント フォトブック」高級感抜群
本の作りが良い
ここの特徴は、本の作りが豪華っていうこと。
合紙製本という製本方法があります。
印刷した紙を2枚貼り合わせて1枚にする製本方式です。

本文の紙はふつうのフォトブックだと薄紙でペラペラです。
合紙製本だと、ここも厚紙になっているんです。
本文が厚紙の場合は曲がらないので、めくるときに「パタンパタン」という感触になります。
これが高級感があって良い感触なんですよ。

写真スタジオや結婚式場で販売しているアルバムはこの製本であることが多いんです。
それだけ高級感・耐久性を兼ねそなえている製本方式ということですね。

いざフォトブックを作成して実際に写真を見るときのことなんですが。
家族なんかで複数の人数で見ることも多いです。
そういうときに一般的な「無線綴じ」というノリ付けの製本だと、見ているページを手で押さえておかないと自然とページがめくれてしまうんですよね。
なので、誰かが本の押さえ係をしないといけないわけです。

この合紙製本だと、このように勝手に開いたままの状態になっているので、人が押さえていなくてもOKです。
ですから手ぶらで楽におしゃべりしながら見ることができる。
商品名は「フルフラットフォトブック」
その名のとおり、紙面が水平状態になるということ。
これがフォトブックが完成後、実際に見るときになってみると非常に快適なんです。

自分にとってはこういう大切なイベントの写真を見るときには重要な点ですね。これは。
ページをまたいで写真を配置しても、本の綴じ込みのところが平らなので写真がきれいに見られます。
写真画質
線もクッキリと出て、十分な画質です。
印刷が明かるく出る傾向があるので、人物に向いています。

発色の傾向も明るく派手目です。
ただ、いつも明るく出てしまうので、元データを忠実に再現したい風景などの被写体には向いていません。
価格が安い
「合紙製本」はコストがかかる方式ですので、ふつうは価格が高くなるのですが、ここはなぜかとても安いです。
一般的なハードカバーの「無線綴じ(ノリ付け)」の商品とくらべても、同じかちょっと安いくらい。
「ビスタプリントフォトブック」の弱点
サイトが今一つ
まずですね、サイトがなんていうかしょぼいです。
大きな印刷会社のサイトの中の1セクションという感じ。
説明もあまりくわしくないし、雰囲気的にもちょっと盛り上がってこない印象なんですね。
まあそこは大きな会社(運営会社のビスタプリント)なので安心なんだ、と気を持ち直すしかないですができれば改善してほしい部分です、ハイ。
テンプレートが貧弱
テンプレートが少なく貧弱で、デザイン的に凝ったものを作りたい人には向いてないです。
例えば、装飾や模様の入った背景のあるテンプレートが良いとか、女性的なデザインとか・・。
そういうふうには作りづらいですね。
写真をメインにシンプル豪華に作りたい人向けのフォトブックです。
「ビスタプリントフォトブック」のまとめ
本は合紙製本で高級感があり見やすい。質感は高いです。でも低価格。
写真をダイレクトに見せる、シンプルなフォトブックを作りたい人にはとても良い商品です。
「フォトレボ」キャノン高画質!
これ、微妙な陰影の具合までよ~く表現できてます。
このフォトブックはキャノンの業務用インクジェットプリンター「DreamLabo5000」で印刷されています。
このプリンターはとても高性能で写真画質において定評のあるプリンターです。

さすがにキャノンだけあって、他の一般的なオンデマンド印刷のフォトブックより一歩抜きんでた画質です。
一眼レフで撮った良い写真があって、とにかく印刷にこだわりたい人に向いています。
すばらしい「キャノン画質」
色味・細部の再現も言うことなしのクオリティ。
ですが、ちょっとコントラストは高めな感じ。
キッチリカッチリの描写です。
硬めの雰囲気に仕上がります。

デザインとサイトは弱い
ここはテンプレートや背景は種類も少なく、デザイン面に凝りたい人には厳しいです。
シンプルに写真重視で作りたい人向けです。
サイトや編集ソフトの雰囲気も今一つっていう感じなんですよね。
「フォトレボ」のまとめ
キャノンの「ドリームラボ」の品質は圧倒的です。
印刷品質が最優先で、硬めの印刷が好きな人に向いています。
デザインなど他のところはあまり得意ではありません。
まとめ
今回はわたしが数多く制作してきたフォトブックの中から、自信をもっておすすめできるフォトブックを紹介しました。
総合力 「マイブック」
本が豪華 「ビスタプリント」
キッチリした印刷 「フォトレボ」
どれもそれぞれ魅力のある商品ですので、自分の好みにあったものみつける参考にしてみてくださいね。