性格別写真保存法

投稿日:2014年6月17日 更新日:

フィルムby *- mika -*

写真の長期保存のために、デジタルデータからアナログのプリントにする作業をせっせとこなしている私ですが、最近驚いたことがありました。アナログをわざわざ?デジタルに変換することもあるんですね!
フィルムの劣化

一口に写真と言っても、世の中にはいろいろな用途や事情があります。後世に残したい重要な記録や芸術作品は、劣化のないデジタルで保存するようになっていくでしょう。スイマセン、おどろくことでもなんでもないです。デジタル化した後も、研究者や学芸員がデータをきちんと管理してくれますので安心です。では、一般人が家族のスナップ写真などを保存する場合はどうでしょうか。

退色がもたらすもの

退色については、フリーアルバムなどに入れて、写真の表面をフィルムで覆う形で空気に直接触れないように収納していれば、こだわりのない普通の人には、ほとんど気にならないレベルで保存できます。

厳密に言うなら、プリントの色というのは、フィルムや現像機やプリント機、店の設定などにより異なるものです。比べてみれば、プリントした当時から、比較的に青いのもあれば黄色いのもあるんですね。そのプリント当時の色がぴったり好みで、少しの退色も許せない人以外は、あまり気にする必要はありません。もちろん、前述のブログの方のように、退色が気になる人はデジタル化すべし、です。

ネットで写真の保存について調べているうちに、自分の所有するネガやプリントを、スキャナーで取り込んでデジタル化している人がかなり?いるらしい、と知りました。ネガがあるということは、プリントしてある可能性が高いので、プリントの他にもデータ化して写真を使用したいのか、バックアップとしてデジタル化したのかどちらかでしょう。中にはデータ化したあとにネガを廃棄してしまう人もいるようです。私は膨大になるであろう、その作業をする勇気はありません。出来る人はホントに事務能力が優れていると思います。

写真の物理的問題

基本的にはデジタルデータはあまり場所をとりません。クラウドサービスに保存したときなどは、場所を寸分も使うことなく写真を保存できます。一方、プリントは蓄積してくると、かなりのスペースを必要とします。フリーアルバム10冊にもなると、収納にはかなりの広さが必要になります。しかもプリントは、増えこそすれ、減ることはありません。

しかし、プリントのように、物理的に存在することは悪いことばかりではなく、まず、消失する可能性が低いという利点があります。それ以外にも、あまり考えられていない要素として、プリントはデジタルデータに比べて、写真を鑑賞する機会に恵まれやすい、という面があります。アルバムは、ふと見かけたときに「久しぶりに写真を見よう」という気分になる可能性があります。

片やデジタルデータは、クラウドに保存していれば、ふと見かけることはまずありません。光学ディスクなどを見かけて写真を見ようとしても、パソコンに映し出して見るというのは手間もかかりますし、多人数で鑑賞するのには向きません。

このように、写真がどういう形態で保存されているか、ということは、その後の写真の扱われ方にも関わってくることなのです。

自分に合った方法を

私のように、プリントしてアナログ化しているのもいれば、アナログをデジタル化している人もいる。ほんとに人それぞれですね。これは、どちらかが正しいとか賢いとかいうことではなく、性格的なことが大きいと思います。劣化なく保存できるが、手間のかかるデジタルデータ。経年変化があり、作業が大変だが、 後の手間いらずのアナログプリント。それぞれ好みのほうを選択すると良いでしょう。

しかし、デジタルデータ保存派の人は、デジタルデータの長期保存について、「データは劣化しないので保存の面は心配ない」と、安易に考えてしまっているような人も見受けられます。正しくリスクを知り、数十年後にデータの消失や、行方不明などの事態にならないようにしたいものです。

-雑談

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