フォトブックの「綴じ方」４種類

admin

11年前

「綴じ方」とは、本をどういう方法で束ねているか、ということです。
「製本方法」とも言います。

いろいろな綴じ方がありますが、フォトブックで使われているのは「無線綴じ（くるみ製本）」「糸綴じ」「合紙製本」「リング綴じ」の４つです。
本来は他にも「綴じ方」の種類はありますが、フォトブックでは上の４つをおさえておけばよいでしょう。

以下で４つの綴じ方を説明します。

無線綴じ（くるみ製本）

各ページを、本の背で糊で固めてまとめる方法です。
多くのフォトブックで使用されている主流の方法です。
コストが安くできます。

「くるみ製本」というのは、「無線綴じ」と同じ意味です。
「無線綴じ」では、商品によってはページの元のほうが読みづらいものもあります。

各ページをまとめた本の背を、糸を通してまとめる方式です。
本のノド元まできちんと開くことができます。
上質な本などに採用される、コストがかかる綴じ方です。

文章や写真は、ノド元から少し離して配置しないと見づらくなります。

実際に手にとって見てみるとわかりますが、糸綴じは本が見やすいです。
無線綴じと比べると、本を見るのがとても楽です。

印刷した紙を２枚貼り合わせて製本する方式です。
左右のページをノド元まで180度開くことができて、非常に見やすい上に、写真をノド元までぎりぎりに配置しても折り込みに蹴られずに、きちんと見ることができます。

フォトブックでは、銀塩プリントの商品のほとんどと、オンデマンド印刷の一部に使用されています。

リングで紙を束ねているタイプです。本文の一枚一枚が見やすい構造です。
商品の種類は多くありません。

初心者の方や、「綴じ方」で迷っている方はこちらを参考にしてみてください。
迷ったら見て！フォトブック「綴じ方」の選び方！