スマホでフォトブック

【PhotoJewel S】正直レビュー!長所と短所を紹介・画像多数

photojewels・評判

アプリ『PhotoJewel S』で、スマホからフォトブックを作成したのでレビューします。

この記事では長所だけではなく、短所も包み隠さずにお伝えしますので、購入検討中の方の参考になればと思います。

『PhotoJewel S』の特徴

PhotoJewel S』は『キヤノンマーケティングジャパン株式会社』が販売するフォトブック。

業務用の高性能インクジェットプリンターである「DreamLabo 5000」を使用することによる、高画質を一番の特徴としています。

商品の主な特徴は以下のとおりです。

  • インクジェットの高画質
  • 本文、表紙の背景を変更可能
  • キャノンのフォトブック

くわしくは、レビューの中で説明していきます。

下に一応 サービスの概要を載せておきますので、早くレビューを見たい人はサラっと飛ばしちゃってください。

『PhotoJewel S』(スマホ版)の概要

商品名
PhotoJewel S
販売会社名
キヤノンマーケティングジャパン株式会社
販売会社住所
東京都港区港南2-16-6
商品サイズ・ページ数
  • 15cmスクエア(ソフトカバー)
  • 21cmスクエア(ハード、ソフトカバー)

20ページ
半光沢/光沢の選択可能

製本方式
  • 無線綴じ
印刷方式
インクジェット印刷
(キヤノン業務用フォトプリンター「DreamLabo 5000」)
価格(20P 税込)
  • 15cmスクエア(ソフト・半光沢) 1,628円
  • 15cmスクエア(ソフト・光沢) 2,178円
  • 21cmスクエア(ソフト・半光沢) 2,178円
  • 21cmスクエア(ソフト・光沢) 2,728円
  • 21cmスクエア(ハード・半光沢) 3,278円
  • 21cmスクエア(ハード・光沢) 3,828円
送料(税込)
  • メール便 330円
  • 宅配便 880円
納期
注文完了から概ね10日
支払い方法
  • クレジットカード
  • コンビニ決済
PhotoJewel S 自動レイアウトフォトブックサービス

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『PhotoJewel S』の画質

PhotoJewel S』の画質をチェックします。

まずは21cmスクエアから。最近のインクジェットプリンターはとても高性能で、銀塩プリントと同等以上の画質になっています。

実際に商品を見てみると、パッと見た瞬間に非常にシャープな印象を受ける。線がキッチリカッチリした描写なのがインクジェット印刷の特徴です。

暗部のトーンもかなり良く出ていて、全体的に明るい印象を受けます。色味も暖色系で現代的というか、ポップな雰囲気。

個人的には文句のつけるところのない、好きな画質ですね。

こちらは15cmスクエア。室内のシーンでは少し青みが強い感じもしますが、十分な高画質だと思います。

キャノンのフォトブックだけに、画質面ではかなりの高レベル。さすがとしか言いようがないですね。

次に解説するのは、画質というか表面処理の話。

PhotoJewel S』では、本文の表面加工が「半光沢」「光沢」かを選択可能です(光沢のほうが高価)。

これは半光沢。
微妙にツヤがあり、とても良い感じ。

一般的には半光沢のほうが、写真は見やすいと言われています(光の反射が少ないので)。

こちらは光沢。
表面のテカリ具合がわかりますでしょうか。半光沢より光沢のほうが高級感を感じる人が多いみたいです。

写真プリントは光沢がデフォみたいになっていますしね。

結局は好みの問題になるでしょうけど、特に希望がなければ半光沢で十分だと思います。価格差もけっこうありますし。

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『PhotoJewel S』の製本

PhotoJewel S』の製本を見てみましょう。

ソフトカバー

まずはソフトカバーから。

商品サイズは15cmスクエア。

表紙は本文より少し厚みのある紙を使用しています。

背でノリ付けしてある「無線綴じ」。

ソフトカバーでは、背表紙にタイトルは入りません。これは少し残念。

ソフトカバーなので、ちょっと軽量級という感じ。そんなに質感は高くありません。

でも、きっちり製本されていて、実用的にまったく問題ない商品です。

ハードカバー

続いてハードカバー。サイズは21cmスクエアです。

表紙は厚く固い紙を使用。

本文用紙は薄いです。

ハードカバーは背表紙にタイトルが入ります。しかも縦書き。

やはりタイトルが入ったほうが良いですね。

一般的なノリ付けの「無線綴じ」

ハードカバーはガッチリしていて重量感があります。ソフトカバーとくらべると高級感はかなり上。

まあ価格もちょっと上になりますけれども。

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『PhotoJewel S』のデザイン・レイアウト

PhotoJewel S』の、デザイン・レイアウトでできることをチェックしてみましょう。

PhotoJewel S』のレイアウトは、見開き2ページ単位で変更できます。

見開き2ページに配置できる写真の数は、2~6枚。それぞれに5種類のレイアウトが用意されていて、好きなものを選択可能です。

表紙と本文の背景は、見開き2ページ単位で変更できます。12の背景色と、8の背景パターン(模様)を組み合わせる仕様。

このレイアウトは、2つ上の画像と同じ写真5枚の設定。

こんな感じで、いろいろバリエーションをつけられます。

もちろん、シンプルに白とか黒を指定することも可能。

テキストも入れられます。

PhotoJewel S』はスマホからつくるフォトブックとしては、レイアウト、背景の自由度の高い商品です。

特に背景を変更できる商品は多くないので、その面で希少な商品と言えるでしょう。

『PhotoJewel S』のサイズ

PhotoJewel S』はPCとスマホから作成できます。スマホ版で作成できるのは以下の6商品。(税込価格)

  • 15cmスクエア(ソフト・半光沢) 1,628円
  • 15cmスクエア(ソフト・光沢) 2,178円
  • 21cmスクエア(ソフト・半光沢) 2,178円
  • 21cmスクエア(ソフト・光沢) 2,728円
  • 21cmスクエア(ハード・半光沢) 3,278円
  • 21cmスクエア(ハード・光沢) 3,828円

スマホ版は20ページのみとなっています。サイズは15cmスクエアと21cmスクエアの2つ。

15cmスクエアはソフトカバーのみで、ハードカバーを作成するには21cmスクエアになります。

すべての商品で半光沢と光沢が選択可能で、光沢のほうが高価。用紙の違いは同じ商品として整理すると、以下の3つの商品から選ぶことになります。

  • 15cmスクエア / ソフト
  • 21cmスクエア / ソフト
  • 21cmスクエア / ハード

おすすめは、ソフトカバーなら15cm。21cmとなるとけっこうな大きさになるので、それならハードカバーのほうが良いと思います。

まあ、最初は15cmスクエアからが無難でしょう。

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『PhotoJewel S』の価格

PhotoJewel S』の価格を、他商品との比較で評価してみます。

PhotoJewel S』の商品は以下の6つ

  • 15cmスクエア(ソフト・半光沢) 1,628円
  • 15cmスクエア(ソフト・光沢) 2,178円
  • 21cmスクエア(ソフト・半光沢) 2,178円
  • 21cmスクエア(ソフト・光沢) 2,728円
  • 21cmスクエア(ハード・半光沢) 3,278円
  • 21cmスクエア(ハード・光沢) 3,828円

でも実質は、

  • 15cmスクエア/ソフト
  • 21cmスクエア/ソフト
  • 21cmスクエア/ハード

の3サイズなので、この3つを安いほうの半光沢の価格でチェックします。

さて、価格を評価すると言っても何か基準がないと、どうにも評価できないですよね。

私が「スマホから作れるフォトブック」19社121商品の本体価格(税別)の表を作りましたのでご覧ください。

本来はサイズや印刷方法などで価格の上下があるのですが、ここではざっくり相場感をつかんでもらうために、全部一緒の表にしています。

「スマホフォトブック」の価格
価格帯 ソフトカバー ハートカバー
0~999円 36 2
1,000~1,999円 23 8
2,000~2,999円 7 10
3,000~3,999円 3 20
4,000~4,999円 1 6
5,000~5,999円 3
6,000~6,999円 2
7,001~7,999円

PhotoJewel S』の価格は、ソフトカバーでは少し高め。ハードカバーではボリュームゾーンといったところでしょうか。

それでは商品ごとの価格を見ていきましょう。

「15cmスクエア」ソフトカバー

「15cmスクエア」ソフトカバー(半光沢)の価格を、同等の商品とくらべてみましょう。

スマホから作れる121の商品のうち、ソフトカバーで140~150mmスクエアの商品は、12社15種類ありました。

(公式サイトで表記のある「ページ数」と、「実際に写真を印刷するページ数」は違う場合もあります。この表は実際に商品を見てカウントしています。)

145mmスクエア ソフトカバー(すべて税込)
*横スクロール
します
購入
総額
1ページ
あたりの
価格
印刷
ページ
1ページ
写真
枚数
本体
価格
送料 サイズ 備考
nohana 275円 13.7円 20 1 月1冊
無料
275円 140×140mm
dフォト 308円
(月額料金)
月一冊までの価格
15.4円 20 1 月額
308円
月一回
無料
145×145mm
デジプリ
らくらくコース
330円 13.7円 24 1 220円 110円 150×150mm
sarah 383円 17.4円 22 1~4 275円 108円 140×140mm
しまうまプリント
フォトブック
408円 18.5円 22 1~4 298円 110円 148×148mm
デジプリ
よくばりコース
429円 17.8 24 1~6 319円 110円 150×150mm
購入
総額
1ページ
あたりの
価格
印刷
ページ
1ページ
写真
枚数
本体
価格
送料 サイズ
ドリームページ 447円 18.6円 24 1~9 280円 167円 148×148mm
Mage Plus 500円 15.6円 32 1 500円 無料 145×145mm
SCENE 730円 45.6円 16 1 400円 330円 145×145mm
しまうまプリント
プレミアム
1,263円 37.1円 34 1~4 1,153円 110円 148×148mm インクジェット
印刷
フジフイルム 1,645円 102.8円 16 1~6 1,445円 220円 145×145mm
PhotoJewel S 1,958円 97.9円 20 見開き
6まで
1,628円 330円 150×150mm インクジェット
印刷
Photoback 2,050円 170.8円 12 1~4 1,760円 290円 150×150mm 高級素材
dフォト
高画質
タイプ
2,156円 107.8円 20 1 月額
308円+1,848円
月一回
無料
145×145mm 高レベル
印刷
SNAPS 2,230円 106.1円 21 1~3 1,730円 500円 148×148mm

フォトブックを購入するときにかかる費用である「本体価格+送料+税」の購入総額で、安いほうから順にならべてあります。

しかし、商品によりページ数が違いますので、購入総額が安いからといってお得なわけではありません。

私は購入総額を写真印刷ページ数で割った「1ページあたりの価格」が、お得度を表す数字だと考えています。

PhotoJewel S』はこの「1ページあたりの価格」で97.9円。15商品中12位でした。

しかし、『PhotoJewel S』は高画質でコストの高いインクジェット印刷ですので、本来比較すべきは同じインクジェット印刷の商品。

インクジェット印刷の『しまうまプリント』プレミアムは、「1ページあたりの価格」が37.1円と、ちょっと差をつけられてしまっています。

ページ数が少ないとコストが高くなるので、20Pしか選択肢がないのも(しまうまは34P)ちょっと痛かったかな。

ただ、『しまうまプリント』プレミアムは本文背景の変更はできないので、『PhotoJewel S』はその部分では確実に優位です。

本文でもにぎやかな紙面を作りたいときは、少し価格が高くとも『PhotoJewel S』を選ぶことになりますね。

「21cmスクエア」ソフトカバー

スマホから作れる121の商品のうち、ソフトカバーで210mmスクエアの商品は5種類ありました。

(公式サイトで表記のある「ページ数」と、「実際に写真を印刷するページ数」は違う場合もあります。この表は実際に商品を見てカウントしています。)

21cmスクエア ソフトカバー(すべて税込)
*横スクロール
します
購入
総額
1ページ
あたりの
価格
印刷
ページ
1ページ
写真
枚数
本体
価格
送料 サイズ 備考
ドリームページ 767円 63.9円 12 1~12 600円 167円 210×210mm
デジプリ
らくらくコース
770円 32円 24 1 660円 110円 210×210mm
デジプリ
よくばりコース
869円 36.2円 24 1~6 759円 110円 210×210mm
PhotoJewel S 2,508円 125.4円 20 見開き
で1~6
2,178円 330円 210×210mm インクジェット印刷
SNAPS 3,110円 148円 21 1~3
テンプレート
2,610円 500円 211×211mm

PhotoJewel S』は「1ページあたりの価格」で125.4円。5商品中4位でした。

4位といっても他の商品は安価なトナー印刷で、高画質高コストのインクジェット印刷は『PhotoJewel S』だけなので、決して割高な価格ということではありません。

ただ、他の安価な商品にくらべると「けっこういい値段になるな」という印象はありますね。

「21cmスクエア」ハードカバー

スマホから作れる121の商品のうち、ハードカバーで210mmスクエアの商品は。5種類ありました。

(公式サイトで表記のある「ページ数」と、「実際に写真を印刷するページ数」は違う場合もあります。この表は実際に商品を見てカウントしています。)

210mmスクエア・ハートカバー(すべて税込)
*横スクロール
します
購入
総額
1ページ
あたりの
価格
印刷
ページ
1ページ
写真
枚数
印刷 製本 カバー 本体
価格
送料 サイズ 備考
vivipri
MYデザインカバー
2,317円 144.8円 16 見開きで
1~10
銀塩 合紙製本 × 2,100円 198円 210×210mm
vivipri
上製本
2,617円 163.5円 16 見開きで
1~10
銀塩 合紙製本 × 2,400円 198円 210×210mm
PhotoJewel S 3,608円 180.4円 20 見開きで
1~6
インクジェット 無線綴じ × 3,278円 330円 210×210mm
SNAPS 3,980円 189.5円 21 1~3
テンプレート
印刷 無線綴じ × 3,480円 500円 211×211mm
ビスタプリント
フォトブック
4,378円 182.4円 24 1~9 印刷 合紙製本 3,980円 0円 210×210mm

PhotoJewel S』は「1ページあたりの価格」で180.4円。5商品中3位でした。

本来の比較対象であるインクジェット印刷で無線綴じの商品は、他にありません。なので、どう評価したらいいのか難しいところです。

銀塩プリントで高コストな合紙製本の『vivipri』より少し高いくらいの価格ですから、格安ということはないけれども、割高感はないのかな、というところでしょうか。

『PhotoJewel S』のアプリ

PhotoJewel S』のアプリは、デザイン性、操作性ともにかなり高レベルです。

初めて操作してもスムーズに発注までたどり着けますし、動作もサクサクでストレスなし。

やはり大企業のアプリは予算がたっぷり投入されているからか、とても出来のよいものが多いです。

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『PhotoJewel S』の送料・納期・梱包

『PhotoJewel S』の送料

PhotoJewel S』の送料(税込)は以下のとおり。

  • メール便 330円
  • 宅配便 880円

通常はメール便一択でしょう。

でもフォトブックでは送料330円というのは、ちょっとだけ高く感じます。200円以下ならうれしいのですけれど。

『PhotoJewel S』の納期

PhotoJewel S』の納期は、「注文完了から概ね10日」となっています。

フォトブックの納期としては、ふつうでしょうかね。

『PhotoJewel S』の梱包

PhotoJewel S』では、このような封筒に入って商品が届きます。

無難な感じで良いんじゃないでしょうか。

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『PhotoJewel S』の長所・短所

PhotoJewel S』の長所と短所をまとめてみます。

『PhotoJewel S』の短所

  • ソフトカバーでは背表紙にタイトルが入らない
  • 価格がちょっと高め
  • スマホ版はページ数が20に固定

『PhotoJewel S』の長所

  • インジェットの高画質
  • 半光沢と光沢が選べる
  • アプリが良い
  • 背景の自由度が高い
  • 大手企業の安心感

『PhotoJewel S』のまとめ

今回はスマホからフォトブック『PhotoJewel S』を作成したレビューをお届けしました。

特徴としてはやはり、
「キャノンの高性能インクジェットプリンターを使用した高画質フォトブック」
ということが一番大きいです。

ちょっと価格が高めなことはありますが、高画質で背景変更などのデザイン面での自由度も高い。

十分に価格なりの価値はあるフォトブックだと思います。

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