「カメラ」がなくなる日はもうすぐ

投稿日:2014年9月21日 更新日:

iphoneby Braden Kowitz

私はAndroid使いなので、体感したことはないのですが、iphoneのカメラ性能はそうとう優れているらしいです。
今回発売された、iphone 6 は、カメラ性能がよりいっそう進化していて、コンデジを過去の遺物としてしまいそうです。

■iPhone 6のカメラはやはりすごい―とうとうコンデジを捨てる決心がついた

以前からコンデジは、スマホの普及とともに売り上げを下げていて、販売数は、この6年で7割減になってしまっています。
近い将来にコンデジがほぼ消滅することを予感させるのに十分な数字です。「カメラ」というものはこれからどうなっていくのでしょうか。

「便利さ」には勝てない

私自信も、いつだかも忘れるくらい前に買った、キャンノンの600万画素のコンデジを一台持っていますが、最近は出番が少し減ってきました。子供が大きくなってきたということもありますが、やはりスマホで撮影したほうが、画像データの取り込みなどの面倒がないし、いつも手元にスマホがあるので、わざわざコンデジを取り出してまで撮影するのが手間に感じるようになりました。

私は長期保存の安全性からプリント保存派なので(詳しくは、■デジタル時代に写真を30年間保存する方法)、最低でもコンデジで撮影しておきたいのですが、やはり人間、楽をすることには弱いものです。

なら、すべてスマホで撮影してしまえばいいようなものですが、私の持っているAndroidスマホでは、L判プリントでもちょっと厳しい感じです。スナップ写真に画質を求めるほうではないんですが。iphoneが羨ましいです。ですが、Androidでもiphoneなみの画質で撮影できるようになるまで、そんなに時間はかからないでしょう。ということは、私のもつコンデジは、今のカメラが最後になりそうです。

コンデジの他にも、フルサイズ、APS-C、ミラーレスの一眼レフカメラがありますが、それらも、スマホが超進化すれば、不要のものになってしまうのでしょうか?

無意味な「高画質」

先ほどのリンク先の記事に、アメリカでのミラーレスの販売不振の記述がありました。

注目すべきは、地域別販売台数の内訳だ。レンズ交換式に占めるミラーレスの割合(2013年)は、日本が38%だったのに対して、日本以外の地域はその半分以下の16.4%にとどまった。つまり、日本以外では売れていないのだ。
特に厳しいのが、同10%の米国。カメラ愛好家の米国人男性は、「ミラーレスは小さすぎて扱いにくい」と話す。欧州でもこの傾向は強い

これはよく言われることですが、手の大きな人には、小さすぎるカメラは「扱いにくい」らしいのです。かく言う私も、手はかなり大きいほうなのですが、カメラを手にもっての「構えやすさ」「撮り安さ」だけを言うのなら、フルサイズカメラにバッテリーグリップがついた、あの巨大なごつい形状が一番使いやすいです。

しかし、あの重量を持って歩くのには、そうとうな気合とカメラ愛が必要ですよね。日本人ではそう思う人が多いのではないでしょうか。子供のイベントや運動会などには、一眼レフに大きい望遠レンズをつけている人が多数派です。ということは、日本人でも、しっかりと撮影したい時には、家庭でも「エース格」のカメラが出動してくるんですね。

その理由としてはやはり、扱いやすさでしょう。被写体が動き物ですので、ファインダーも光学ファインダーで良いものが欲しいですし、スマホでは望遠性能にまだ難がありますので。
しかし、スマホが進化して、望遠性能や連射性能がアップしたとしても、運動会やイベントの撮影をスマホで済ます人はあまりいないと思うのですが。ただ、それはやはり今現在の常識で、将来はどうなっているかわかりませんけど。

性能でなく「好み」で。

スマホを含めて、「撮影にどのカメラを使うか」という選択は、画質ではなく、「使い勝手」のみで判断される時代になってきました。(参照■カメラ選びで「画素数」を気にする必要のない理由
厳密に言えば、レンズとか画素ピッチとかいろいろあるんですけど、L判プリントや通常のディスプレイ鑑賞だったら、あまり違いは出ません。画像をディスプレイで拡大確認して、機材の違いによる画質差を楽しむ趣味の人はまた違うでしょうけど。

しかし、利便性とは別に、「カメラ」という物を楽しむ感覚は、一部の層にはあるわけで、私もその感覚を有する一人です。将来的には、重量のあるフルサイズ一眼レフカメラなどは、報道・スポーツカメラマンなどの一部の特別な人たちだけが使うものになってしまうかもしれません。
私は最近、フジフイルムのX-E1という不便な、時代に逆行するかのようなカメラを購入しましたが、けっこう気に入っています。そういう利便性だけで判断せず、不便さのニュアンスを楽しむ心、を少しは持っていたいものです。近いうちにレビューします。

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