勉強だけじゃなく生活習慣も大切
家庭での生活習慣は、子どもの学力や情操にも強い影響を与えます。リンク先の記事によれば、このことは天下の文部科学省の調査からも明らかになっているそうです。
■勉強するだけじゃダメ!? 成績の良い子どもに共通する家庭環境5つ
子どもの生活習慣については、過去記事でも何回かふれました。「テレビ見ながらの食事」は家庭の危機
文部科学省の調査からは、所得の高い家庭ほど子どもの成績が良いことなど、子どもだけではなく親の努力が必要な結果が出ていました。
まあ所得を増やすのは各自がんばっていくとして、子どもの家庭での過ごし方も、所得以上に成績や人格に影響が出ることに間違いありません。
子どもだけではなく、親の行動が大切
調査からは、成績の高い子の家庭には以下の5項目の傾向があるようです。
・1……毎日、同じぐらいの時刻に寝る
・2……朝食をしっかり食べている
・3……家の人と学校での出来事について話をする
・4……家の人が、授業参観や運動会などの学校行事に来る
・5……地域や社会で起こっている問題や出来事に関心があり、新聞やニュースを読んでいる
1、の毎日同じ時刻に寝る。
これは小学生の内はだいたい出来ているでしょう。しかし別室で寝るようになると管理が難しくなります。やはり厳密な消灯時間のルール作りが必要ですよね。
2、の朝食をしっかり食べている。
これも食べた方がよいことは確実ですが、朝起きてどれくらい食べたくなるかは、個人差が大きいんですよね。でも子どもは昼前には必ずすごくおなかがすくので、食べる習慣をつけさせるべきですね。
3、の学校の出来ごとについて話す。
やはり夕食の時間が一番話をしやすいでしょう。そのためにもテレビは見ないできちんと会話をしたいものです。親が学校生活について関心をもって話を聞いてあげることが大切です。
4、の親が学校行事に出る。
これは親の仕事の環境や意識次第ですが、父親か母親のどちらかは出てあげたいものです。
5、の社会に関心を持つこと。
これは個人差もあるでしょうけど、案外難しいです。中学生でもだいたいは衆議院解散とかに興味はないものですので。
今時、新聞を取ってない家も多いので新聞はアレですけど、テレビは好きでもニュースはあまり見ない子が多いんじゃないかな・・。
我が家の自己採点
私の家を自己評価してみました。
小学4年の男の子は、1、2、3、4はクリアですけど、5の社会的関心は今一つかな。まあ年齢的に少しずつ出てきてほしいところではあります。
中学一年の女の子は、2、3、4はクリア。でも自室で寝ているため、1の寝る時刻は把握できていません。相当遅くに寝ている日もあるらしいです。
女の子だからなのか個性なのか、5もあまりない印象。もう少しずつ社会的な事柄の語彙力も増やしていかないといけない年齢です。
なんか小学生よりレベルダウンしているな。さてどうしたものか・・・。
人に「興味のないもの」に興味を持たせることほど難しいものはありません。
現在中一の娘に、小学生時代に吉川英二の三国志の小説を買って与えたら、まったく読みませんでした。
最近、小4の息子に横山光輝のマンガ三国志を買って与えたら、息子は興味を持たず、中1の娘のほうが夢中になって読んでいます。
こちらの考えているより、そうとうレベルを落として接するのが効果的なのかもしれません。