フォトブックにはたくさんの商品があり、サイズと価格も商品によりまちまちです。
本の形は3つあります。
縦長
横長
ほとんどの商品が、A4などの紙の規格の寸法で作られています(商品により多少のサイズの違いはあります)。
商品展開は「A4 B5 A6」などの、6つほどのなじみのあるサイズのものになっているので、初めての人でも感覚はつかみやすいと思います。
以下は形ごとのサイズの解説と個人的感想です。商品価格帯もだいたいの目安として書いておきます。
目次
スクエア(正方形)
縦と横、どちらの写真も配置しやすく、オールマイティで人気があります。
正方形の本は身近にはあまりないですがオシャレですし、レイアウトもしやすいので商品の数が一番多いです。
300×300mm
<価格帯>
ハードカバー ¥6,000~11,000
スクエアでは一番大きいサイズです。
A4の縦が297mmなのでほぼそのサイズになります。かなりの大きさです。
重量感、価格ともにぐっとくるので、ここぞというときの一冊に良いでしょう。
260×260mm
<価格帯>
ハードカバー ¥7,700~9,400
ソフトカバー ¥7,00~8,000
そんなに商品の数が多くないサイズです。
大きいサイズが欲しいけど、300mmまでは要らないという人むけです。
210×210mm~180×180mm
<価格帯>
ハードカバー ¥3,800~6,700
ソフトカバー ¥3,000~5,800
手に持ったときに満足感があるのは、このサイズから上だと思います。
写真を見るのに最適な大きさもここらへんからでしょう。
スクエアのこのサイズは、価格と大きさの手ごろ感から、最初に作るのにもおすすめのサイズですね。
レイアウトもやりやすいですし、
A4の横が210mmなので、それに近いサイズです。
140×140mm
<価格帯>
ハードカバー ¥800~3,000
ソフトカバー ¥500~1,800
CDのケースが142×125mmなので、それに近いサイズです。
写真を見るのには少し小さい感じがします。
かわいい小物っぽい雰囲気。
縦長
縦長は人物写真にむいています。
結婚式や七五三などのイベントごとで、縦位置の写真を多く撮っているときなどに最適です。
フォトブックでは人物の写真の需要が多いためか、商品のサイズ展開も多いです。
「A4サイズ」 210×297mm
<価格帯>
ハードカバー ¥4,500~7,000
ソフトカバー ¥3,000~6,000
みなさんおなじみのサイズです。
手に取るとかなり手ごたえのある大きさです。
縦長ではここを最大としているところが多いです。
「ちょっと良いモノを作りたい」と思うのならこのサイズがおススメ。
「B5」サイズ 187×257
<価格帯>
ハードカバー ¥4,200~4,800
ソフトカバー ¥3,800~4,300
「大学ノート」のサイズです。
A4より一回り小さいですが、実際に持ってみると「小さい」とは感じられず、十分な大きさです、
A5 148×210mm
<価格帯>
ハードカバー ¥3,000~3,5000
ソフトカバー ¥1,500~3,000
このサイズは身の回りで言うと、
「文藝春秋などの文芸誌」
「青年誌(ヤングマガジンなど)の単行本」
のサイズです。
すごく小さくもないけど、大きくもない。
という微妙~なサイズです。
実際に持つと「小さくてかわいい」って雰囲気かな。
A6 105×148mm
<価格帯>
ソフトカバー ¥500~1,000
いわゆる「文庫本サイズ」です。
通常は本としては一番小さいサイズなのではないかと。
私はこのサイズでハードカバーの商品は知りません。基本的には写真の画質もあまりよくありません。
とりあえずかわいく本になっているという雰囲気で、写真をじっくり見るという感じのサイズではないです。
横長
横長の写真は、風景などの横位置の写真が多いときにむいています。
レイアウトが少し難しいので、商品の数が少ない傾向があります。
「A4サイズ」 210×297mm
<価格帯>
ハードカバー ¥3,600~7,000
ソフトカバー ¥3,000~6,000
A4サイズの横位置です。
横長の商品では、一番大きなサイズです。
「B5」サイズ 187×257mm
<価格帯>
ハードカバー ¥3,000~4,800
ソフトカバー ¥2,800~4,300
「大学ノート」サイズです。
きちんと写真を見たいのなら、ここぐらいから上のサイズがおすすめです。
A5 148×210mm
<価格帯>
ハードカバー ¥2,800~3,500
ソフトカバー ¥1,000~3,000
A5サイズは、
「文藝春秋などの文芸誌」
「青年誌(ヤングマガジンなど)の単行本」
などで使われているサイズです。
手にもつとわりと小さく感じる大きさです。
おすすめのサイズ

おすすめの形
特にこだわりがないときは、最初はスクエアがおすすめです。
ためしてみるとわかりますが、1ページ1枚の配置をするときに横、縦どちらの写真もおさまりが良いです。
複数枚の写真を配置するときでも、レイアウトが自然に収まりやすく断然やりやすいです。
縦長・横長サイズは、スクエアにくらべると少しコツが要りますが、レイアウトの型が用意されているのであまり気にしなくても大丈夫です。
おすすめのサイズ
サイズは自分の用途にあっていて、お好みのサイズにすればいいだけです。
ですが、特にこだわりのない人は、スクエアの18~21cmもしくは縦長A4などがおすすめです。
フォトブックは「写真の見やすさ」と「手に持ったときの満足感」が重要です。
あまり小さいとせっかく作っても充実感があまり感じられなくなります。
個人的な感想で、サイズを4つのエリアにわけてみました。
「気合い込めて」エリア
スクエア300mm
サイズも価格も大きくなるので、軽い気持ちではなく本気でいくエリアです。
「標準」エリア
スクエア180~200mm
縦・横A4
縦・横B5(大学ノート)
ここらへんは大きさ・価格のバランスから、作りやすいエリアだと思います。
A4あたりは、大きさのわりにあまり価格も高くない商品が多いのでねらい目です。
「オシャレ」エリア
縦・横A5(大判コミック)
なんというかコメントしづらい中途半端なサイズです。
写真も見やすくない大きさだし、コンパクトでもないし・・・。
試しに作るのにはいいかも。
小物エリア
縦A6(文庫)
スクエア140mm(CD)
ホントに小さいです。
じっくり写真を見るのには向かないので、そこを割り切って作るのならいいと思います。
持ち歩いたりするのには便利。