
この記事では『しまうまプリント』の、
の2つの内容をお届けします。
この記事では『しまうまプリント』の長所だけではなく、短所もきちんとお伝えしますので購入検討中の方の参考になればと思います。
『しまうまプリント』ではフォトブックも人気商品です。フォトブックのレビュー記事はこちら。

目次
『しまうまプリント』の特徴
- 写真プリント
- フォトブック
- 年賀状
- 喪中はがきなど各種はがき類
などを販売している企業。
特に写真プリントとフォトブックは「安さ」と「早さ」で知られていて、近年では会員数を大幅に増やしてい400万人を突破したそう。
この記事では、スマホアプリからの注文をメインに紹介します。パソコンからの注文も可能で、届くのは同じ商品です。
『しまうまプリント』の写真プリントの、主な特徴は以下の4つ。
- 画質が良い
- 価格が安い
- 納期が早い
- アプリが使いやすい
私はいつもこのアプリを利用していますが、今ではネットプリントで一番のお気に入りです。
一応『しまうまプリント』の概要を載せておきますので、早くレビューを読みたい方はサラッと飛ばしちゃってください。
『しまうまプリント』の概要
商品名 |
しまうまプリント |
販売会社名 |
しまうまプリントシステム株式会社 |
販売会社住所 |
東京本社:東京都新宿区西新宿6-16-6 タツミビル3F |
プリントサイズ (スマホアプリから注文可能なのは、「ましかく」「L」「2L」) |
・L(89×127mm) ・2L(127×178mm) ・ましかく(89×89mm) ・DSC(89×119mm) ・LW(89×133mm) ・KG(102×152mm) ・6切(203×254mm) ・ワイド6切(203×305mm) ・4切(254×305mm) ・ワイド4切(254×365mm) |
価格(税込) |
|
送料 |
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納期(L・2Lサイズ) |
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日付入れ |
有り |
自動補正 |
有り |
トリミング・拡大機能 |
有り |
支払い方法(価格は税込) |
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「しまうまプリント」の品質はどうなのか?
「しまうまプリント」は銀塩プリント

ネットプリントを利用したことがない人は、「しまうまプリントは、ちゃんとしたプリントがくるのかな?」と心配になりますよね。
『しまうまプリント』は、紙自体が発色する印画紙を使用した「銀塩プリント」を採用しています。
「銀塩プリント」というのは、紙自体が発色する「印画紙」を使ったプリント方式です。
「昔ながらの写真屋さん」で使われている方式で、描写の詳細さ、色の再現性などで高いレベルにあるとされています。
銀塩プリントを良く知っている人はこの説明で十分でしょうけれど、いまいちよくわからないという人のためにもう少し説明しますね。
一般的に「良い写真プリント」とされているものとは?
せっかくお金を払って購入するのですから、「きちんとしたプリント」が欲しいですよね。プリンターで普通紙に印刷したような、ペラペラなものでは困ります。
一般的には以下の「4つの条件を満たすプリント」が、「きちんとした写真プリント」とされています。(「一般的な用途」に限定してサイズはL判としました)
- 「銀塩プリント相当」の画質
- 大きさは「L判 (89×127mm)」
- コシのある紙質
- 表面は光沢あり
この4つの条件を満たしているプリントならば、それを見た人はほぼ「きちんとした写真プリント」と見なしてくれる、ということですね。
「きちんとした写真プリントなんて考えたことない」という人でも、この条件を満たしてるプリントをみれば大抵の人は満足することでしょう。
「銀塩プリント」が、一般の人の「キレイな画質」「きちんとしたプリント」という感覚のベースになっているのは間違いないです。
ほぼすべてのネットプリントが、「銀塩プリント」を採用しています。
理由は画質も良いですし、店舗無しで運営するならばコストを安くすることができる方式であるためです。

銀塩プリントは、「コシのある紙質」「表面は光沢あり」の条件を満たしています。
ですから、ネットプリントで購入するプリントはほぼすべて「きちんとした写真プリント」ということが言えるでしょう。
基本的には「どのネットプリントで注文しても、品質には問題ありませんよ」ということです。

現在の銀塩プリントの印刷システムは熟成されていますので、どのネットプリントでも画質は良好です。
ただ、設定による「明るさ」や「色味」の差はありますので、気になる方は本記事の画質比較の項を参考にしてください。
まあ、一般的な用途では「あまり気にしなくて良い程度の差」だとは思いますけれど。
まとめると、『しまうまプリント』の写真プリントの品質は、「きちんとした写真プリント」の条件を十分に満たしていますし、画質的にも高レベルです。
画質面のよりくわしいことは、事項で説明しますね。
『しまうまプリント』の画質

『しまうまプリント』には3つのプリントコースがあります。
まず最初に、一番安価な「しまうまオリジナル(Lサイズ)」画質を見てみましょう。
写真プリントの画質の差
『しまうまプリント』の画質をチェックする前に、どのような基準で評価するかを説明します。
ネットプリントはすべて、印画紙を使用する銀塩プリントが採用されています。
現在の日本で行われている銀塩プリントはどこも高水準の品質が保たれており、「どれくらい細部まで描写されているか」や「線のシャープさ」という点では、どの会社のプリントもほぼ差はありません。
ただ、各社のプリントをならべてくらべてみると、あきらかに差が出る部分が2つあります。それが「明るさ」と「色」なのです。

写真プリントの「明るさ」

説明のために少し大げさに画像処理していますが、左が暗め、右が明るめ、の写真プリントです。
基本的には人物の写真では「明るめが良い」とされています。
写真プリントの「色」

こちらも説明のために画像処理していますが、左が「青め」、右が「赤め」です。
写真プリントでは人物の写真は、「少し赤めの色味のほうが良い」という評価が一般的です。
しかし、「明るさ」「色」というものは主観であり、究極的には「個人の好み」でしかありません。
ここでの評価も、「私個人の好み」ということになりますので参考程度にしてください。
「並べてくらべれば違いがある」ということで、どの会社のプリントも単体で見れば「十分にきれいな写真」という感想になる人がほとんどだと思いますので。

『しまうまプリント』の画質・品質
『しまうまプリント』の写真プリントは、紙自体が発色する「印画紙」を使用した「銀塩プリント」方式でプリントされています。
今回紹介するプリントは、選べる3の印画紙の中で1番安い『しまうまオリジナル』のLサイズ。(3つのプリントコースの画質比較は後にあります)
さすが画質に定評のある銀塩プリントだけあって、線はシャープでピシっとした印象。
まず「明るさ」について。
『しまうまプリント』のプリントは、ネットプリントの中でもトップレベルに明るいです。
これは人物の写真ではかなりの好印象。
スマホの写真は特に人物が多いですから、スマホ向きのセッティングだと思います。
銀塩プリントは少し暗めになっている場合も多いのですが、『しまうまプリント』は非常にクリアに感じるセッティングです。

「色」は少し赤系統にふれています。そのほうが人肌がキレイに見えるんですよね。
やはり人物の写真の需要が多いでしょうから、そのような設定になっているのでしょう。
銀塩プリントの弱点である重い雰囲気がまったくなく、ポップで明るい雰囲気のプリントになっています。私はかなり好きな傾向の画質です。
ネットプリントの中でもトップレベルの画質の良さは、『しまうまプリント』の大きなアドバンテージでしょう。

プリントの表面には光沢があります。けっこうテカリがあって、良い光沢具合です。
やはり光沢があると高級感が出るので良いですよね。
紙は多少コシがある感じで、ペラペラではありません。普通紙なんかよりは全然しっかりとした厚みがあります。
『しまうまプリント』の写真プリントは高レベルの銀塩プリントであり、誰が見ても「ちゃんとした写真プリント」という感想を持つでしょう。
- 明るめの画質
- 色は人物向き
- 光沢あり

「しまうまプリントシステム株式会社 」とは
2010年設立の新しい会社です。
ネットで格安プリントを早期に始めたところで、順調に売り上げを伸ばしていて現在では400万人の会員がいます。
今回初めて名前を聞いた人もいるかもしれませんが、大規模にネットプリント事業を展開している企業です。

『しまうまプリント』は鹿児島に最新設備を備えた工場を持ち、写真プリントの他にもフォトブックや年賀状など写真関連商品を手掛けています。

一般的な知名度はそこまで高くありませんが、「カメラのキタムラ」や「スタジオマリオ」を運営する「株式会社キタムラ・ホールディングス」が100%の株式を保有している会社ですので、あまり信頼性を疑ったりしないで大丈夫です。

「Lサイズ1枚8円」の低価格の要因としては、
- システム環境、ネットワーク設備、構内セキュリティシステムまで全て最新システムを導入
- 給水装置、廃液処理装置、梱包装置を自動化
- 徹底した高効率化によるコストダウン
ということがあるようです。
サイト、アプリもかなり予算がかけられていて本気度の高いものですし、業績は右肩上がりの企業だそう。
業界では有名な企業で、大手と言ってもいいと思います。まあ、あんまり小さいところだと心配ですからね。
『しまうまプリント』の価格

物を買うときには、やはり価格が気になりますよね。
『しまうまプリント』の価格はLサイズ1枚8円(税込)。
「1枚8円は安いって言っても、どれくらいお得なの?」という疑問が湧いてきます。
『しまうまプリント』の価格を、他社との比較や相場の面からチェックしてみましょう。
他のプリントサービスとの価格比較
『しまうまプリント』をコンビニや写真プリント店などと比較すると、どちらがお得でしょうか。
まず大前提として、安さが売りのネットプリントは1枚あたりの価格がとにかく低いです。
以下はスマホから写真をプリントできる各サービスの価格の一覧表。
L判1枚 の価格 (税込) |
20枚 の価格 |
|
しまうまプリント (ネットプリント) |
8円 +(送料110円) |
270円 (送料込) |
セブンイレブン |
40円 | 800円 |
ファミリーマート | 30円 | 600円 |
写真自動プリント機 (プリンチャオ) |
40円 | 800円 |
カメラのキタムラ (プリント店) |
40円 | 800円 |
自宅でインクジェット プリンターで印刷 |
34.9円 | 698円 |
『しまうまプリント』は1枚当たりの価格は圧倒的に安いですが、プリント料の他に送料が110円かかります。
ですから、5枚以下ならコンビニで印刷するほうが安くなりますが、6枚以上印刷するならばネットプリント店のほうが安く済みます。
ファミリマート | しまうまプリント (送料込) |
|
1枚 | 30円 | 118円 |
2枚 | 60円 | 126円 |
3枚 | 90円 | 134円 |
4枚 | 120円 | 142円 |
5枚 | 150円 | 150円 |
6枚 | 180円 | 158円 |
7枚 | 210円 | 166円 |
10枚 | 300円 | 190円 |
20枚 | 600円 | 270円 |
表からも分かるように、印刷する枚数が多くなればなるほど『しまうまプリント』のほうがお得です。
プリントするのが少ない枚数のとき、1~2枚くらいだったらコンビニなどのほうがお得。
6枚以上になってくると、けっこう差が出てきます。
価格以外の手間の部分では、一度も店舗に行かなくても家のポストに届けてくれるネットプリントが優位です。
ただ、「プリントを手にするまでの時間」は少しかかってしまいますけれど。
他のネットプリントとの価格比較
ネットプリントの中では、『しまうまプリント』の価格はどれくらいの位置なのでしょうか。
ここでは比較対象を、「スマホから注文できるネットプリント」に限定して比較してみます。
念のため確認ですが、『しまうまプリント』でスマホからLサイズ写真プリント(一番安価な印画紙)で注文したときの価格は以下の通り。
価格(税込) | |
Lサイズプリント1枚 (しまうまオリジナル) (89×127mm) |
8円 |
送料(ゆうメール) (最安の配送方法を選択) |
110円 |
しかし、「ネットプリントの相場」がわからないと、この価格をどう評価したら良いのか迷ってしまいますよね。
私が「スマホから注文できるネットプリント17社」のプリント料金を調べたところ、「Lサイズ写真プリント1枚の価格の平均」は「約15円」(税込)でした。
実際の写真プリントの価格分布は、以下のようになっています。
★プリント料金の価格分布
プリント価格 (税込) |
アプリ名(税込み送料) |
6円 | アプリプリント(121) |
6.5円 | ABCネットプリント(165) |
6.6円 | 楽だねonline(319) |
7円 | プリントラッコ(110) どんどんプリント(125) しろくまフォト(219) |
8円 | しまうまプリント(110) |
9円 | イメージングゲート(275) ヤマダプリント(99) |
9.9円 | フジデジタルピクチャーズ(220) |
13円 | DPE宅配便(275) |
16円 | vivipri(198) |
20円 | SNAPS(500) |
22円 | さくっとプリント(250) |
31円 | カメラのキタムラ(0) (4枚以下注文不可) |
36円 | カメラのアマノ(220) |
42円 | SCENE(330) |
「プリントラッコ」「アプリプリント」「楽だねonline」のスマホアプリは現在、エラーが原因で私の持っている端末ではiPhone/Androidともに注文できなくなっています。(iPhone12/Android OSバージョン11)
「App Store」「Google Play」のレビューにも同症状の書き込みがあります。端末の相性かアプリの不具合かわかりませんが、注文不可能なケースもあるようです。パソコンからは利用可能なよう。
ここで注意してもらいたいのは、ネットプリントの購入額は送料によって大きく違ってくるということ。
比較する商品によっては、「送料の価格差」が「プリント料金の価格差」より大きくなることが起こります。
例として価格比較を出しておきますが、このような逆転現象が起こります。
プリント価格 | 送料 | 10枚の 購入総額 (税込) |
|
楽だねonline | 6.6円 | 319円 | 385円 |
ヤマダプリント | 9円 | 99円 | 189円 |
こういうことがあるので、単純に「プリント価格が安い」からといってお得になるわけではありません。
「ネットプリントでどの商品がお得か」というのはプリント価格の他に送料も絡んでくるので、注文する枚数にもよります。
「1枚の価格だけで単純に判断はできない」ということですね。

10~30枚購入にかかる総額の相場

各商品を10枚、20枚、30枚購入したときの、送料税込の購入費用の総額の一覧表を作ってみました。
購入にかかる総額(プリント価格+送料+税) | |||
アプリ名 (プリント単価 / 送料)税込 |
10枚 | 20枚 | 30枚 |
プリントラッコ (7 / 110) |
180円 | 250円 | 320円 |
アプリプリント (6/ 121) |
181円 | 241円 | 301円 |
ヤマダプリント (9/ 99) |
189円 | 279円 | 369円 |
しまうまプリント (8/ 110) |
190円 | 270円 | 350円 |
どんどんプリント (7/ 125) |
195円 | 265円 | 335円 |
ABCネットプリント (6.5 / 165) |
230円 | 295円 | 360円 |
しろくまフォト (7 / 219) |
289円 | 359円 | 429円 |
カメラのキタムラ (31 / 0) |
310円 | 620円 | 930円 |
フジデジタル ピクチャーズ (9.9 / 220) |
319円 | 418円 | 517円 |
vivipri (16 / 198) |
358円 | 518円 | 678円 |
イメージングゲート (9 / 275) |
365円 | 455円 | 545円 |
楽だねonline (6.6 / 319) |
385円 | 451円 | 517円 |
DPE宅配便 (13/ 275) |
405円 | 535円 | 590円 割引有 |
さくっとプリント (22 / 250) |
470円 | 690円 | 910円 |
カメラのアマノ (36 / 220) |
580円 | 940円 | 1300円 |
SNAPS (20 / 500) |
700円 | 900円 | 1100円 |
SCENE (42 / 330) |
750円 | 1170円 | 1590円 |
ネットプリントでの注文枚数は、だいたい10枚前後、多くとも30枚以内になることがほとんどです。
自分が注文したい枚数の価格をチェックしてみましょう。
もちろん価格は安いほうが良いですが、ネットプリントには価格の他にも「画質」や「アプリの使用感」などの重要な部分がありますので、「価格が安ければそれで良い」というわけではありません。

『しまうまプリント』の送料

『しまうまプリント』の最安の送料は、110円(税込)です。
先ほどLサイズの価格調査をした17社の送料の平均を算出してみたところ、ネットプリントの送料平均(税込)は「221円」でした。
(送料0円のカメラのキタムラは計算から除外)
★「写真プリント送料」の価格分布(税込)
送料 | アプリ名(プリント単価)税別 |
0円 | カメラのキタムラ(31) (4枚以下注文不可) |
99円 | ヤマダプリント(9) |
110円 | プリントラッコ(7) |
110円 | しまうまプリント(8) プリントラッコ(7) |
121円 | アプリプリント(6) |
125円 | どんどんプリント(7) |
165円 | ABCネットプリント(6.5) |
198円 | vivipri(16) |
219円 | しろくまフォト(7) |
220円 | フジデジタルピクチャーズ(9.9) カメラのアマノ(36) |
250円 | さくっとプリント(22) |
275円 | イメージングゲート(9) DPE宅配便(13) |
319円 | 楽だねonline(6.6) |
330円 | SCENE(42) |
500円 | SNAPS(20) |
★「送料の価格差」の理由
400円以上の送料は宅配便。200円未満の送料はメール便などを使用しています。
細かい送料の差は、会社によって郵便局や運送会社との契約が違うので料金に差が出ているのでしょう。
また、表を見るとわかるように「プリント料金を安くしたぶん、送料を高くする」などの経営戦略もあるんですよね。
『しまうまプリント』の価格まとめ
もう一度『しまうまプリント』でLサイズプリントを、10、20、30枚を注文したときにかかる総額を確認してみましょう。(最安の印画紙で計算します)
『しまうまプリント』の購入総額(税込) | |||
10枚 | 20枚 | 30枚 | |
Lサイズ1枚 (しまうま オリジナル) 「8円」 送料 「110円」 |
190円 | 270円 | 350円 |
各社平均 1枚「15円」 送料「221円」 |
371円 | 521円 | 671円 |
『しまうまプリント』のプリント料金は1枚8円(税込)。この価格は最安ではありませんが、十分にトップレベルの価格だと思います。
送料は110円(税込)とこれも同じくトップレベルの安さ。10枚あたりの購入総額では、200円以下5社の最安集団に入っています。

もちろん価格の安さはうれしいことですが、ネットプリントでは「アプリの使い勝手」や「画質」など他にも重要な面がありますので、価格だけで判断することはあまりおすすめしません。
そこらへんのところを、これからくわしく解説していきますね。
『しまうまプリント』の写真プリントを注文するときに、初回限定で使える「100円引きクーポン」がありますので、購入する方は使ってみてください。
クーポン: ibspwevPDh
- 写真プリント 100円引き 初回限定
- 有効期限:2022年5月1日~2022年5月31日
クーポンコードの記入をするのは、写真選択や住所記入が終わった後の「お支払い方法を選ぶ」の画面です。

『しまうまプリント』の「ましかくプリント」
『しまうまプリント』の「ましかくプリント」は、3つのプリントコースにおいてすべてL判より1円安くなっています。
他のネットプリントだと、L判と同じ価格だったり、場合によっては高くなってしまっていることも。(最安の印画紙に「ましかく」がないため、高額の印画紙になる)

その点、『しまうまプリント』の「ましかく」は、一番安価な「しまうまオリジナル」で1枚7円(税込)と、トップレベルに安い価格となっています。
『しまうまプリント』の納期・配送
「しまうまプリント」の梱包

『しまうまプリント』の写真プリントの梱包は、プラスチックのトレイにビニールでパッケージされています。

こんな感じで中に写真プリントが納まっています。ポストにも楽に入りますし防水性がありそうなので、いろんな面で良い包装です。
これは今では多くのネットプリントで採用されている包装ですが、これは実は『しまうまプリント』が開発したもので、特許を取っているそう。
このことからも、ネットプリントの草分け的企業であることがわかります。
「しまうまプリント」の納期
『しまうまプリント』の写真プリントの納期は、「発送日より4~8日程度」となっています。
「13:59までの注文で当日発送」で、その他の場合は翌日発送ですからおおよそ「4~8日ほど」で届くことになります。
私は関東ですが、だいたい5日ほどで届くことが多いです。地域によりますが、最大で8日と考えておけば良いでしょう。
8日はちょっとかかる感じがしますけど、5日ならばけっこう「すぐきた」という印象になります。工場が鹿児島なので、おそらく南のほうが早いのではないでしょうか。
当日発送は珍しいですけど、翌日発送ならばネットプリントの納期としては平均的かと思います。
- とにかく早い
- プラスチックのトレーで来る
『しまうまプリント』のアプリ

『しまうまプリント』の写真プリントは、パソコンとスマホの両方から発注可能です。スマホからだとダウンロード無料のアプリで注文することになります。
このスマホアプリ。ホントにかんたんに操作できて、初めて注文するときでもあっという間に作業が終われて、かなりの優れものだと思いました。

画面を見れば直感的に操作できるので説明は要らないのですが、次のような工程で作業をします。
- 印画紙のサイズを選ぶ
- 印刷する写真を選ぶ
- 印刷する範囲・枚数・「日付・フチ有り無し」を選ぶ
- 印画紙の種類を選ぶ
- 会員登録(初めての人)
- 配送方法・支払い方法を指定
印刷したい範囲を選ぶ「トリミング」機能もあります。(印刷したい範囲を拡大する機能もあり)
わたしもこういう作業は面倒であまり好きではないのですが、ほんとうにかんたんに出来るのでびっくりしました。
一番の手間は、住所などの情報を入力すること。ホントそれくらい他の作業はサッと終わります。
ネットプリントアプリはあまり指定する項目が多くないのでアプリの性能差が出にくいと思うのですが、実際にいろいろなアプリを使ってみるとフリーズしたり、使いにくいアプリも存在するんですよね。

アプリのアップデートなどを、予算をかけて行っているかどうかが大切だと思います。
その点、『しまうまプリント』のアプリは文句のつけようのない出来で、これから何回も使用していくネットプリントとして信頼できるでしょう。
あとここも重要なんですが『しまうまプリント』のアプリは、ネットプリントで重要な4つの情報「写真プリントの価格」「写真プリントのサイズ」「送料」「納期」がアプリ内でかんたんに確認できるようになっています。
「あれ、納期はどれくらいだったかな?」などと気になった時に、アプリですぐにわかります。
一々ネットなどで調べたら面倒ですからね。でも意外とこれがきちんと明示されていないアプリが多いんですよ。
『しまうまプリント』のアプリで可能なこと
『しまうまプリント』のアプリで印刷コース、印画紙のサイズを選ぶ以外に選択可能なことは以下の4つです。
- トリミング
- 日付を入れる
- 色補正のON / OFF
- 「白フチ」の有り無し
順に解説しますね。
トリミング(印刷範囲の指定)
スマホの画像の比率は、スマホの機種・アプリによって設定できる数値に違いがあります。
「4:3」「16:9」などの数値を使っている人が多いようです。
一般的な写真プリントの印画紙サイズである「L判(89×127mm)」の比率は「4.2 : 3」なので、「4:3」「16:9」の画像は端で切れてしまってプリントできない部分が出てきます。

そこで『しまうまプリント』のアプリにも備わっている、「トリミング」機能を使います。
これは、「プリント範囲を示す枠」を、自分で任意の位置に動かせる機能です。
「4:3」で撮影した画像では範囲外になる部分がほんの少しですし、「16:9」だと人物はたいてい真ん中付近にいるので、私はあまりこの機能を使うことがないですね。
「ましかく」のプリントではカットされる部分がけっこう多いので、使う機会が多いのですけれど。

『しまうまプリント』には上記の「プリント範囲を示す枠をずらす機能」にくわえて、「画像を拡大する機能」もあります。
拡大するということは、一部分だけを切り取る感じになりますね。ただ、あまり拡大すると画質が悪くなりますので、慎重に行うべき機能です。
これも、そんなに使用頻度は高くない…とは思うんですけれど。
ただ、どうしてもうまく撮れなかった写真とかもありますし、救済処置として使う感じでしょうか。
「トリミング」「拡大」の2つの機能は、アプリによっては備えられていないものもあります。
ですから、「トリミング」「拡大」の機能はLサイズのときは使用頻度は高くないにせよ、装備されていないとちょっと「えっ?」となりますので、『しまうまプリント』のアプリ機能は充実していると思います。

日付を入れる

「写真プリントの隅に入れる日付」の有り無しの設定ができます。
私はあまり好きではないので、いつも入れていませんけども。デフォルトではOFFになっています。
色補正のON / OFF

仕上がったプリントがより良い仕上がりになるように、プリンターが自動で元データの色や明るさに補正を加えてプリントする機能が「色補正」。
これはプリンターのメーカーが「良好な仕上がり」になるように、補正のプログラムを組んであるものです。
『しまうまプリント』で実際に同じ画像データで、「色補正あり」「色補正なし」を注文してみました。

左が「色補正あり」。右が「色補正なし」。
ここまで違うと言葉にするまでもありませんが、「補正なし」は「補正あり」とくらべるとあきらかに暗めですし、色の彩度、鮮やかさもかなり地味めです。
もう一ついってみましょう。

これも同じデータで、補正の「あり」「なし」です。
画像ではあまり差がでませんでしたが、実際にくらべて見るともっと差を感じます。
「補正なし」のほうがかなり暗めで青っぽくなっていて、今一つな感じ。
という感じで何か事情がない限り、「色補正」はONにするということで良いでしょう。
「補正しないほうが良い仕上がり」というのは、かなりレアなケースかと。
「スタジオでプロが撮影した写真」などは、「補正なし」のほうが良いらしいです。
ですから、どのプリント店、ネットプリントでも基本はON。「しまうま」でも最初はONの状態になっていますので、そのままで良いと思います。
「白フチ」の有り無し
写真プリントの外側に、白い枠を入れるかどうか選ぶことができる機能です。

実物はこんな感じ。まあ、あまり一般的ではありませんよね。

特にL判プリントぐらいの大きさですと、白枠があることによりプリント範囲がけっこう小さくなってしまいますので…。
価格は変わりませんので、好きな人は選択してみてください。私はあまり使いませんが…。
「しまうまプリント」のアプリまとめ
アプリの安定性とは?

最後にまとめを兼ねて、とても大切な「アプリの安定性」について一言。
写真プリントの注文では必要な作業があまり多くないので、各社のアプリの使い勝手にそんなに大きな差はでません。(「印刷範囲の指定」などができないアプリはあります)
使い勝手にあまり違いは出ませんが、スマホの機種によってフリーズが出てしまったり、OSのアップデートなどに対応していなくて注文不可能になっているアプリなども存在します。
「動作が不安定」という意味での、使い勝手の悪いアプリはあるというのが実感です。
スマホアプリの安定性は、基本的には予算に比例すると感じています。

きちんとした予算をかけて開発・アップデートされているものは非常に使いやすいですし、フリーズや「注文不可能状態(いろいろなケースがあります)」などになっているものはありません。
スマホアプリは新しいOSなどが出るなどの新しい状況に対応できるように、日々アップデートをしていかないと多くのユーザーが快適に利用することは難しいです。
それには多くの予算がかかりますので、私のこれまでの経験上、大きくサービスを展開している会社のアプリは、やはり出来が良いものが多い印象を受けています。(全部のサービスに当てはまるわけではありません)
「印刷範囲の指定」のできないアプリも、やはり予算上の都合でそうなっているのでしょう。
ネットプリントはやはりいくら安くても、アプリの安定性がないと継続的に利用していくのはちょっと厳しいです…面倒な注文はささっとストレスなく終わらせたいですからね。

写真プリントではまず価格や画質を気にする人が多いですが、ならべてくらべないとわからない画質や、1枚数円の価格の違いよりもアプリの出来は重要!だと個人的には思います。
ネットプリントではまず、アプリの出来が良いことが最低条件で、そこから価格や画質で判断するのが良いのではないでしょうか。
全部に当てはまるわけではありませんが、激安のネットプリントはアプリが最新OSや機種に対応しておらず、エラー頻発や注文不可能になっているものが多い…傾向にあるように感じます。
その点、『しまうまプリント』は大きな資本を持つ企業が潤沢な資金で運営していますので、アプリの安定性、使い勝手、ビジュアル面のいずれもがかなり高いレベルにあるので安心です。
「しまうまプリント」のライバル
スマホから注文できるネットプリントで、『しまうまプリント』のライバルを挙げるとするならどのアプリでしょうか。
価格面でのライバル「どんどんプリント」

物を買うときに気になるはやはり価格。
価格面での『しまうまプリント』のライバルは「どんどんプリント」です。
先ほど紹介したアプリごとの価格表をもう一度。
★プリント料金の価格分布
プリント価格 (税込) |
アプリ名(税込み送料) |
6円 | アプリプリント(121) |
6.5円 | ABCネットプリント(165) |
6.6円 | 楽だねonline(319) |
7円 | プリントラッコ(110) どんどんプリント(125) しろくまフォト(219) |
8円 | しまうまプリント(110) |
9円 | イメージングゲート(275) ヤマダプリント(99) |
9.9円 | フジデジタルピクチャーズ(220) |
13円 | DPE宅配便(275) |
16円 | vivipri(198) |
20円 | SNAPS(500) |
22円 | さくっとプリント(250) |
31円 | カメラのキタムラ(0) (4枚以下注文不可) |
36円 | カメラのアマノ(220) |
42円 | SCENE(330) |
「プリントラッコ」「アプリプリント」「楽だねonline」のスマホアプリは現在、エラーが原因で私の持っている端末ではiPhone/Androidともに注文できなくなっています。(iPhone12/Android OSバージョン11)
「App Store」「Google Play」のレビューにも同症状の書き込みがあります。端末の相性かアプリの不具合かわかりませんが、注文不可能なケースもあるようです。パソコンからは利用可能なよう。
この中で『しまうまプリント』よりL判1枚あたりの価格が安いアプリは、
- アプリプリント
- ABCネットプリント
- 楽だねonline
- プリントラッコ
- どんどんプリント
- しろくまフォト
の6つ。
ネットプリントは送料も大切ですので、10~30枚購入でかかる金額も見てみましょう。
購入にかかる総額(プリント価格+送料+税) | |||
アプリ名 (プリント単価 / 送料)税込 |
10枚 | 20枚 | 30枚 |
プリントラッコ (7 / 110) |
180円 | 250円 | 320円 |
アプリプリント (6/ 121) |
181円 | 241円 | 301円 |
ヤマダプリント (9/ 99) |
189円 | 279円 | 369円 |
しまうまプリント (8/ 110) |
190円 | 270円 | 350円 |
どんどんプリント (7/ 125) |
195円 | 265円 | 335円 |
ABCネットプリント (6.5 / 165) |
230円 | 295円 | 360円 |
しろくまフォト (7 / 219) |
289円 | 359円 | 429円 |
カメラのキタムラ (31 / 0) |
310円 | 620円 | 930円 |
フジデジタル ピクチャーズ (9.9 / 220) |
319円 | 418円 | 517円 |
vivipri (16 / 198) |
358円 | 518円 | 678円 |
イメージングゲート (9 / 275) |
365円 | 455円 | 545円 |
楽だねonline (6.6 / 319) |
385円 | 451円 | 517円 |
DPE宅配便 (13/ 275) |
405円 | 535円 | 590円 割引有 |
さくっとプリント (22 / 250) |
470円 | 690円 | 910円 |
カメラのアマノ (36 / 220) |
580円 | 940円 | 1300円 |
SNAPS (20 / 500) |
700円 | 900円 | 1100円 |
SCENE (42 / 330) |
750円 | 1170円 | 1590円 |
送料が高いと、1枚あたりの価格が安くても意味ないですからね。
こう見ると、『しまうまプリント』と価格面のライバルになるのは以下の4つ。
- プリントラッコ
- アプリプリント
- ヤマダプリント
- どんどんプリント
「ヤマダプリント」は『しまうまプリント』に印刷を委託しているサービスで商品の内容が同じですからライバルにはならないとして、残るは3つ。
「アプリプリント」「プリントラッコ」は、エラーが原因で私の持っている端末ではiPhone/Androidともに注文できなくなっています。(iPhone12/Android OSバージョン11)
アプリ動作の安定性
あくまで「私の端末で注文不可能」ということですから、アプリの信頼性に関しては何とも言えません。
ただ、私が今までいろんなアプリを使用してきた体験から言うと、激安のネットプリントにはあまり規模の大きくない企業が多い傾向があり、アプリのデザインが貧弱で予算がかかっていない雰囲気を感じるものが多いです。
予算が少ないということは、「新しいOSや機種などへの対応も万全ではないのではないか?」と推測されます。
長期的にアプリをアップデートしたり、グレードアップさせていくにはそれなりの商売の規模が必要なのかもしれませんね。
この点で、先ほどの4つのアプリの中で「プリントラッコ」「アプリプリント」は少なくとも私のスマホ環境では注文できなくなっていますので、ちょっとマイナスポイントになります。
「どんどん」「しまうま」の価格比較
価格面でのライバルたちのうち、「どんどんプリント」は現在でもきちんと注文可能ですので、『しまうまプリント』のライバルとして最適なのかな、と思います。
2つのアプリの価格差を見てみましょう。
どんどんプリント | しまうま | |
L判1枚価格 (税込) |
7円 (オリジナル 印画紙) |
8円 (オリジナル 印画紙) |
送料(税込) | 125円 | 110円 |
10枚購入総額 | 195円 | 190円 |
20枚購入総額 | 265円 | 270円 |
30枚購入総額 | 335円 | 350円 |
1枚あたりの価格は「どんどん」。送料は「しまうま」のほうが安い。
10枚購入では「しまうま」が安いですが、15枚購入で同価格。16枚からは「どんどん」のほうが安くなります。
ただ、30枚購入しても15円の差にしかなりませんけれども。
この価格差をどう考えるかですね。両社にはアプリや写真プリントの品質にどれくらいの違いがあるのでしょうか。
「どんどん」「しまうま」の画質比較
画質レビューの項でも説明したように日本の銀塩プリントの品質は非常に高く、一般人にとってはどれも差がなく高品質に感じます。
「しまうま」も「どんどん」も紙質や光沢など写真プリントの品質は十分に高く、どちらも実際にプリントを見て不満に感じる人はまずいないでしょう。
ただ、色味と明るさの面では印刷機の設定によって差が出ますので、ならべて比較しての印象をお伝えします。

実際にくらべてみるとこんな感じ。差を感じられますかね?
1枚づつ見たら「きれいなプリントだな」としか感じないですし、正直あんまり大差ないと思います。
どちらも「良好なプリント」それでOK!です。ふつうに写真プリントとして鑑賞するのに、2つともまったくの合格点、高レベルなプリントかと。
ただ、実際に2枚ならべてよ~く見くらべてみると、画像ではわかりにくい少~しの違いはあるので、その細かい違いを大げさに説明しますね。
まず、中間トーン、例えば肌の色とかの明るさは「しまうま」のほうがちょっとだけ明るめかな。これも強いて言えばということで、大して変わりません。
暗部、例えば髪の毛や木の幹などの部分は、「どんどん」のほうがより暗めに出ています。
「締まりがある」と言えばそうだし、「トーンが潰れがち」とも言える。まあこれは好みの問題かと。くらべなければ気付かないくらいの差です。
後は色味。「しまうま」のほうは微妙に赤みがかかった色になっています。これは人肌が健康的に見えるので、私としてはかなり好きな色味。
それとくらべると「どんどん」のほうはニュートラルな色ですが、ちょこっとイエローが強い気もしますね。
感覚的に言うならば、「どんどん」は「昔ながらの銀塩プリント」っぽい雰囲気が少しだけする。重いんですよね。
「しまうま」はインクジェットプリンターの傾向にも似た、今風なデジタルな感覚がします。ライトな感じ。
あくまで「並べてくらべたら」という話で、個々に見たらどちらもかなり出来の良いプリント、ということでしかないとは思いますけれども。
まあ、「強いて違いを言えば」ということでご了承ください。
「どちらかを選ぶ」と言うならば、私は今風な「しまうま」のほうが好きです。
「どんどん」「しまうま」のアプリ比較
「どんどんプリント」のアプリを「しまうま」と比較してみましょう。
どちらもきちんとアップデートされており、動作の安定性は確保されています。私はどちらも不具合があったことはありません。
2つのアプリの相違点が、4つほどあるので紹介します。
★「白ふち有り無し」の指定

「しまうま」では「プリントの外がわに白フチをつけるか」の選択ができます。
「どんどん」にはこの機能はありません。白フチをつけない人には無関係ですね。
まあ、L判で白フチをつける人は少数派でしょうから、選択できなくてもあまり影響ないでしょう。
★画像の拡大
画像の端が印刷範囲からはみ出してしまう場合、印刷範囲をずらして調整する「トリミング機能」というものがあります。

上の画像だと左側が「トリミング機能」で、「L判の印刷範囲をはみ出した部分のどこを切るか」を自分で設定できます。赤枠を上下にスライドさせて設定します。
そのときに、「画像のある部分を拡大して印刷範囲に指定できる」という機能が「しまうま」にはありますが、「どんどん」にはありません。
「どんどん」はトリミングで「印刷範囲をずらす」ことはできますが、「拡大」は不可能ということですね。
「拡大」はそんなに使用頻度は高くないと思いますが、プリントの構図にこだわる人には必要な機能かもしれません。
私はあまり拡大はしませんけれども。
★「選択した画像の解除」の方法
プリントした画像を選択した後に、「やっぱりこの画像はプリントしなくていいや」となった場合。

「どんどん」のほうは、「印刷枚数をゼロ枚にする」という方法しかありません。
それか、最初からすべての選択をやり直すか。
まあ、「印刷枚数がゼロ」ならば、選択から削除したのと同じことではありますが。

「しまうま」はプリント枚数をゼロにするとゴミ箱のボタンが現れ、選択を解除することができる。
まあ、どちらも実質的に可能なことには差はありませんが、こういう細かい使い勝手まで考慮されているのは「予算をかけて開発されているアプリ」ということなんですよね。細かいところまで配慮が行き届いている。
★アプリのデザインの違い

アプリのデザインは実際の注文作業や商品の質には関係ありませんが、やはり注文するときの「気分」に大きく影響します。
どうせなら、デザイン性の高いアプリで気分よく注文したいですからね。
これも、「予算をかけているアプリのほうがデザイン性が高い」という傾向があると思います。
★「どんどん」「しまうま」アプリ比較のまとめ
という感じで2つのアプリをくらべると、「注文時に可能なこと」「操作性」には大きな差はありませんが、小さな差はある、ということです。
アプリだけで評価するなら、私は「しまうま」のほうが一歩リードかなと感じますね。
「どんどんプリントとの比較」まとめ

「どんどんプリント」は「しまうまプリント」より少し安いですが、画質は「しまうま」がちょっとリード。
アプリの性能やデザインは、「しまうま」のほうが優れています。価格差はほんの少しなのであまり気にせずに、気に入ったほうを選べばよいでしょう。

価格度外視のライバル「vivipri」

前項では、『しまうまプリント』の価格を重視したライバルとして、「どんどんプリント」を選びました。
それに対して「vivipri」は、「価格以外の面、サービスの実力で評価したときのライバル」です。
「vivipri」は、「価格は少し高くなってしまうけれど、他の要素が充実している」ということですね。
「vivipri」「しまうま」の価格比較
両社の価格をくらべてみます。
vivipri | しまうま | |
L判1枚価格 (税込) |
16円 (FUJIFILM 純正ペーパー) |
8円 (オリジナル 印画紙) |
送料(税込) | 198円 | 110円 |
10枚購入総額 | 358円 | 190円 |
20枚購入総額 | 518円 | 270円 |
30枚購入総額 | 678円 | 350円 |
「しまうま」の最安プリントはメーカー名を公表していないオリジナル印画紙です。
一方、「vivipri」はが、「FUJIFILM純正ペーパー」を使用。コストの高い高級な印画紙を使っています。
ということもあり、Lサイズの単価は「vivipri」のほうが倍近い価格差。
送料も「しまうま」のほうがかなり安く、価格面では「しまうま」のほうがそうとう安くなっています。
「vivipri」「しまうま」の画質比較
2社の画質比較をしてみましょう。

「しまうま」もネットプリントの中では明るめなほうですが、「vivipri」はそれのさらに上を行くほど明るめです。
これは印画紙の特性というより、プリンターの設定によるものです。
「vivipri」のほうは、暗部のディティールがかなり良く出ている。「しまうま」もそういう特性がありますが、それを上回っています。
これによって、銀塩プリントにありがちな「重たい雰囲気」がなく、より今風な絵というかデジタルっぽさを感じるプリントになっている。
ただ「vivipri」の場合、個人的にはもう少し黒は落ち込んでいたほうが好みかな。特に髪の毛の部分など。
「vivipri」の色味は、けっこう赤めが強く感じる。彩度も高く派手目な発色ですね。
「vivipri」のプリントは明るいポップな雰囲気で、非常にレベルが高いと思います。
強いてマイナスポイントを言えば、顔などのディティールが平板でメリハリが足りなく感じる。まあ、「しまうま」とくらべてということですが。
どちらも良いプリントなので優劣をつけるのは難しいですが、どちらか選ばなくてはならないとしたら個人的な好みとしては「しまうま」かな。
「vivipri」は少しだけ行き過ぎている感じもします。まあ、くらべなければどちらも文句ないプリントですけれど。
「vivipri」「しまうま」のアプリ比較
2つのアプリをくらべてみましょう。

写真プリントを注文するときに可能な基本的な設定事項「白フチ」「自動補正」「トリミング」「拡大」「日付」は、どちらのアプリにも備わっています。
「vivipri」のアプリもかなりの予算をかけて整備されているようで、デザイン性に優れ動作の安定性も申し分ありません。
「しまうま」では「ましかく」「L」「2L」の3サイズしか注文できませんが、「vivipri」は最大A3サイズまで12種類の印画紙サイズを選ぶことができます。この点は「vivipri」が優れています。
「vivipriとの比較」まとめ

「vivipri」には、もし納品されたプリントが気に入らないときには無料でプリントをやりなおしてくれます。
そのための返送用封筒まで入っているほどの、念の入れようです。
選択できる印画紙のサイズも多く、「本格的な1眼レフカメラなどで撮影した画像などに適したサービス」という雰囲気を感じます。
それなりにすばらしいサービスではあるのですが、安いネットプリントと比較してしまうとやはり価格がちょっと高いのが引っかかるところでしょうか。

「しまうまプリント」の写真プリントで使えるクーポン
『しまうまプリント』の写真プリントで使える「割引クーポン」をもらえる方法は7つあります。
- LINE 新規お友達追加 メール便送料無料クーポン
- LINE ID連携で 送料無料クーポン
- 「しまうまのアルバム」購入で、プリント160円分OFFクーポン
- アンケート後の抽選で 1,000円OFFクーポン
- しまうま「新婚割」1,000円OFFクーポン
- 「パンパースギフトポイント」の無料クーポン
- 初回限定 100円OFFクーポン(期間限定)
各クーポンを利用する方法は、どれも同じです。

スマホアプリなら「写真プリントの枚数などの画像に関する作業」「配送方法の指定」の後に「支払い方法の指定」の画面に来ます。
その画面の上部に「割引チケット(クーポンコード)」を入力する欄がありますので、そこにクーポンを入力するだけです。
(ここに紹介したクーポンの他に、期間限定ですが新規注文で使える「100円引きクーポン」を本記事の最後に記載してありますので、新規の方はどうぞ)
「LINE友だち新規登録」で送料無料クーポン
LINEで『しまうまプリント』の公式アカウントを友だちに新規登録すると、「フォトブック」「写真プリント」に使える「メール便送料無料クーポン(110円相当)」がもらえます。
「LINE ID連携」で送料無料クーポン
「しまうまプリント公式LINE」とID連携をすると、「フォトブック」「写真プリント」に使える「メール便送料無料クーポン(110円相当)」がもらえます。
「しまうまのアルバム」購入で、プリント160円分OFFクーポン
『しまうまプリント』が販売する写真アルバム「しまうまのアルバム」を購入すると、写真プリント注文で使える160円OFFクーポンがもらえます。
アンケート後の抽選で1,000円OFFクーポン

『しまうまプリント』の写真プリントを購入後、10分程度のアンケートに答えた人に対して毎月30名に1,000円OFFのクーポンがプレゼントされます。
抽選は毎月行われています。
しまうま「新婚割」で1,000円OFFクーポン

「結婚挙式日あるいは婚姻届受理日から前後1年以内のカップル」に、写真プリント1,000円OFFクーポンが提供されます。
もらえるのは以下の4つのクーポンです。
- フォトブック 1,000円OFFクーポン
- 写真プリント 1,000円OFFクーポン
- 結婚報告ハガキ 1,000円OFFクーポン
- しまうまのアルバム 500円OFFクーポン
会員登録後、「結婚式の案内状」や「結婚式のウェルカムボード」「婚姻届受理証明書」などの画像を専用フォームから送って申請します。
審査後に通ればメールでクーポンが発行されます。
「パンパースギフトポイント」の無料クーポン

おむつの『パンパース』のアプリをダウンロードして、商品パッケージの内側にあるQRコードを読み取るとポイントが貯まります。
ポイントが貯まると50種類以上あるギフトと交換できるのですが、その中に「しまうまプリントのLサイズ写真プリント無料クーポンコード(15、30、60、90枚)」「大判 六切サイズ プリント1枚」があります。
必要なポイント数は以下のとおり
- 15枚 200ポイント
- 30枚 400ポイント
- 60枚 800ポイント
- 90枚 1,200ポイント
- 六切プリント1枚 1,200ポイント
例えば「さらさらケアシリーズ スーパージャンボ」を購入すると80ポイントついてくるので、3個買えば240ポイント貯まります。
少し手間はかかりますが、赤ちゃんがいるとおむつをたくさん使いますし、プリントしたい写真も多くなるので良いかも。
初回限定クーポン(期間限定)
『しまうまプリント』の写真プリントを注文するときに、初回限定で使える「100円引きクーポン」がありますので、購入する方は使ってみてください。
クーポン: ibspwevPDh
- 写真プリント 100円引き 初回限定
- 有効期限:2022年5月1日~2022年5月31日
クーポンコードの記入をするのは、写真選択や住所記入が終わった後の「お支払い方法を選ぶ」の画面です。
3種類のプリントコースの比較

『しまうまプリント』の写真プリントでは3種類のプリントコースが用意されていて、好きなものを選ぶことができます。
以下は「Lサイズ1枚」の税込価格です。
- しまうまオリジナル 8円
- FUJICOLOR高級プリント 11円
- プロ仕上げ高級プリント 19円
しまうまオリジナル
1番安価なコースで、オリジナルの印画紙を使用。Lサイズ1枚8円。
サイズは「L」「ましかく」「2L」の3種類。メーカー名を公表していない「オリジナル印画紙」ですが、十分な高画質です。
FUJICOLOR高級プリント

フジカラーの印画紙を使用します。Lサイズ1枚11円
サイズは「L」「ましかく」「2L」。(PCでは10種類のサイズから選択可能)
プロ仕上げ高級プリント
プリント1枚1枚を、人が手動で明るさなどを調整してプリントしてくれるコースです。
人の手がかかっているのでちょっとお高くて、Lサイズ1枚19円。
サイズは「L」「ましかく」「2L」。
余談ですが、「プロ仕上げ高級プリントでは、しまうまオリジナルと同じ印画紙を使用しているのか?」ということを
「しまうまプリント」に問い合わせたところ、回答は「印画紙のメーカー・種類については答えらえない」とのことでした。
「プロ仕上げ」の印画紙も「国内有名メーカーとしまうまプリントが協力して採用できた印画紙(ペーパー)です。」との回答。
「しまうまオリジナル」と同じものかもしれないし、違うかもしれない。という結果でした。
ということなんですが、「オリジナル」と「プロ仕上げ」の印画紙の裏を見てみると…

う~ん、そっくり?
公式では「同じ」という回答はしていませんが、「かなり似ている」というのが印象です。
どのコースにすべきか?
今回、この3つのコースをくらべてみて細かい違いはありましたが、私は最安の「しまうまオリジナル」を常用しようと決めました。
では実際の比較を見ていきましょう。
比較1「順光での人物」
まず、野外で顔に日が当たっている状態の写真。
全体にきちんと光がまわっていて、プリントする上でとくに難しいところのない写真です。
3つのコースを、同じデータを使ってくらべてみましょう。
まず違いが一目でわかるのが、「FUJICOLOR高級プリント」。
緑の部分がかなり明るめ。言い方を変えれば「薄い」。「しまうまオリジナル」とくらべるとあまり緑を濃く出さない傾向みたいです。
パッと見ただけでは、「しまうまオリジナル」と「プロ仕上げ高級プリント」の違いはそんなに感じられない。
「しまうまオリジナル」と、他のコースをくらべてみましょう。

まずは「しまうまオリジナル」「FUJICOLOR高級プリント」。
「FUJI」が緑が薄く背景に緑が多いので、「FUJI」のほうが全体としてかなり明るく感じます。
緑以外の部分、例えば人物を見るとほとんど差はない感じなんですよね。
ん~、厳密に言えば差はあるんですけれど、ほんとに微妙な差。上の画像でも差は感じられないですよね?それくらい小さな差異ということです。
肌なんかは「FUJI」のほうがほんの少し赤めですが、同じネットプリントで注文したプリントでも時期が違えばこれくらいの差は出ることがあります。
あえて言えば、「オリジナル」のほうがくらべると若干イエローに振れていることもあり、「FUJI」のほうがスッキリした感じは受けるかな。
線のシャープさ、細部の描写などの差は感じません。
「FUJI」の印画紙は高いですがもちろん根拠はあり、グラデーションの出方などを数値で測定すれば良い値が出るでしょう。
たしかに顔の肌の部分などを良く見てくらべると、「FUJI」のほうが諧調がなだらかな感じがする。
ただ、それは「メリハリがない」と感じる人もいるわけで、「オリジナル」のほうが単純に劣っているというわけではありません。
しまうま「オリジナル印画紙」とは、「国内有名メーカーとしまうまプリントが協力して作成した印画紙(ペーパー)」とのことですから、それなりのメーカーさんが作っているのでしょうしね。
という感じで、スマホからの写真プリントだったら、「オリジナル」で十分なのかなぁと思います。
私は「FUJI」のカメラを長年使っていますし、「FUJI」は信頼していますし好きなんですけれど。
まあ、ケースバイケースということで。

お次は、「しまうまオリジナル」と「プロ仕上げ高級プリント」。
これはねぇ、正直、あまり違いがわからない。「プロ仕上げ」のほうがちょっと色が濃い、彩度が高いのかな。
「プロ仕上げ」というのは、「プロが最適な色味に手動補正する」ということです。
ちょっと前(去年?)に「プロ仕上げ」を注文したときには、屋外、屋内、順光、逆光を問わず、「プロ仕上げ」は一目見てわかるくらい「明るめ」の設定になっていました。
今は、「しまうまオリジナル」とあまり差がわからないくらいになっていますね。
「プロ(人)が補正する」となると補正担当の人が複数いる場合には、個人差が発生すると考えるべき、かな?

比較2「室内の人物」
今度は室内で撮影したデータを使用。天井からの照明の光が顔に当たり、やわらかい雰囲気になっています。
これも、とくにプリントするのに難しいことはない写真です。
パッと見た感じだと、どれもあまり大差ない感じ。

「しまうまオリジナル」と「FUJICOLOR高級プリント」をくらべます。
「FUJI」のほうが、肌の部分に少しだけ青みを感じます。「FUJI」は前の画像では、緑の部分が薄くなる特徴がありました。
今回の画像では緑がないため、一目見てすぐに感じるような差はないです。

次は、「しまうまオリジナル」と「プロ仕上げ高級プリント」。
これもあまり差はない感じ。よくよく見ると、「プロ仕上げ」のほうがちょっと明るめ。
おそらく、ほんとに微妙な修正をくわえているのでしょう。ですが、正直これくらいの差なら、あまり気にしなくて良いと思う。
それだけ、自動の補正が優秀だということですよね。
比較3「逆光の人物」
前の2つの比較で、「しまうまオリジナル」と「FUJICOLOR高級プリント」の違いはだいたいわかりました。
「手動の画質補正の特徴」が出やすそうな逆光で、「しまうまオリジナル」と「プロ仕上げ高級プリント」をくらべてみます。

あれ?あまり変わりません…。
というか、「オリジナル」のほうが少し明るめ。
「通常の銀塩プリントの手動の画質補正」は画面全体に作用するもので、一部の範囲だけを補正することはできなくて、顔を明るくしようとすると全体的に明るくなります。
ふつうのネットプリント、プリント専門店では、範囲を指定(例えば人物の顔とか)しての補正は扱っていません。
う~ん、以前に同じ画像で「プロ仕上げ」を利用したときには、全体的にかなり明るめのプリントになっていました。人物の顔のディティールを出そうとしたのでしょう。

今度もかなり逆光。
さすがに、「プロ仕上げ」のほうが明るくなっています。

逆光ではないけど、日陰。
上の画像だとほぼ同じに見えますが、肉眼で見るとほんの少し「オリジナル」のほうが明るめになっています。
以上の比較から察するに….
現在の「プロ仕上げ」は無理に「顔のディティールを出そう」とか「人物の写真はとにかく明るめに出そう」というのではなく、「画面全体のバランスを重視して、自然な雰囲気」の補正を行っているのかな、と感じました。
たしかに、なんでもかんでも「明るければ良い」というものでもありませんしね。
まあ「プロ仕上げ」は「手動の補正」なので、「補正に個人による傾向」がある可能性を否定てきません。
というか、個人差があると考えるほうがふつうか?
会社としての補正方針の変更もあるかもしれませんので、「プロ仕上げ」に関しては今後とも定期的に確認していこうと思っています。
解像感について
ここまで明るさと色味のことばかり言っていたので、他の要素のことも言及しておきましょう。
よく解像などと言われる、「どれくらい細かいところまで描写できているか」ということ。
わかりやすく意訳して言うと、「ボヤっとしてなくてピシッとした写真かどうか」という感じですかね。
これに関しては、顔とか髪・肌などを見ている3つとも差はありません。3つともキッチリとした描写です。
ただ、服の文字などを見くらべてみると、「オリジナル」「プロ仕上げ」の2つは「FUJI」よりクッキリとしています。
これは「FUJI」のほうが諧調が豊かなので、そのせいで明暗差が「オリジナル」よりも低くなっていることによるものでしょう。
基本的にどれも、シャープさや解像感に差は感じられません。
おすすめのコースはどれか
まず、比較結果をまとめてみます。
しまうまオリジナル
単体で見れば、まったく高品質で不満なし。
あまりこだわらないスマホからの写真プリントなら、これで良いと思う。
個人的には価格面を考えても、上位2つのコースを選ぶまでの差はないと感じる。
FUJICOLOR高級プリント
今回のプリントでは、グリーンが薄かった。
よくよく見ると「オリジナル」よりも少し諧調が豊か。室内の画像では、肌が少し青め。
緑色の部分以外は、パッと見は「オリジナル」との差はあんまり感じない。
プロ仕上げ高級プリント
「オリジナル」とは微妙な差があるので、微調整していると思われる。
印画紙は「オリジナル」と同じかもしれないし、違うものかもしれない。でも、似ていると感じられる。
ふつうの写真データでは、パッと見では「オリジナル」との差はあまり感じられない。
極端な補正はなく、自然な調整がなされている。人物写真で逆光でも極端な補正はなし。

結局どれにしよう
まあ先に結論は言っているのですが、理由をもう一度きちんと整理します。
「しまうまプリント」としては、結婚式などの写真は「プロ仕上げ」を推奨しているということです。
結婚式ではプロが撮影していることが多いので、その撮影意図を生かす補正を行ったほうが良いのでしょうね。
スマホなどで撮った日常の写真で、「プロ仕上げ」を選ぶかどうかはケースバイケースでしょう。
予算の問題もありますが、ふつうの日常の写真だったら「プロ仕上げ」じゃなくても十分だと思います。
今回、比較して思ったのは、「しまうまオリジナル」もキッチリクッキリの非常に良い画質だということです。
わたしも画質はけっこうこだわるほうですが、このプリントを見て文句のある人もそうはいないだろうと思います。
「FUJICOLOR高級プリント」は、緑の発色以外の「しまうまオリジナル」との差はほんの少しで、ならべてくらべないとまず違いがわかりません。
写真を1枚だけ見せられて、「この写真は『FUJICOLOR高級プリント』と『しまうまオリジナル』のどちらですか?」と聞かれても、おそらく私にはわかりません。
ならべてよ~く見てなんとか…というレベルの違いですね。
よくよく見くらべてみると、コントラストや人肌の色味が「FUJICOLOR」のほうが良いです。
もし同じ価格なら、「FUJICOLOR」を選ぶかも。
ですが、やはり価格差があるので、わたしのファーストチョイスは「しまうまオリジナル」です。
ふつうの用途ならクオリティ的にまったく十分ですし。満足できています。

「しまうまプリント」の弱点

ここまで『しまうまプリント』の写真プリントについて、わりと良い感想ばかりを書いてきたので、ここではデメリット・弱点について紹介します。
デメリット1「時間がかかる」
『しまうまプリント』はなかなか隙のないサービスであまり弱点が思いつかないのですが、ネットプリントなので「手にするまで時間がかかる」ということが1番の弱い点なのかなと思います。
『しまうまプリント』では商品が到着するまで「4~8日」ほどかかります。アプリからの注文ならおそくても翌日発送なので、ネットプリントの中では早いほうだと思いますが。
ネットプリントは、「すぐにプリントが欲しい」という要望には対応できません。
コンビニなどでは行けばすぐにプリントできますので、そこはネットプリントのデメリットと言えるでしょう。
デメリット2「あまり有名ではない」
ネットプリント界隈では『しまうまプリント』はかなり名前が知られている会社ですが、ネットプリントを利用したことがない人はまだ知らない人が多いでしょう。
マルチコピー機のある『セブンイレブン』などの有名どころと比べると、知名度では負けています。
やはり、最初は「知っている会社・サービス」のほうが注文しやすいですから、知名度という点も『しまうまプリント』の弱点と言えば言えるのかな、と思います。
- 手にするまで時間がかかる
- 知名度がない

「しまうまプリント」まとめ

ネットプリントは、スマホの普及とともに最近では急速に広まりつつあります。
そのなかで『しまうまプリント』はアプリの出来もよく画質のレベルも高い、使いやすいサービスです。
ネットプリントの良いところってのは、なんといっても「楽」なんですよね。
コンビニとかプリント店なんかだと、店舗まで行かなくちゃならないじゃないですか。外に出かけていって注文とか機械を操作とか、やっぱり面倒に感じちゃう。
ネットプリントだと注文すれば自宅ポストに入っているし、面倒なのは新規登録時の個人情報の入力だけ。あとはホントに楽にできるので気に入っています。
『しまうまプリント』の写真プリントを注文するときに、初回限定で使える「100円引きクーポン」がありますので、購入する方は使ってみてください。
クーポン: ibspwevPDh
- 写真プリント 100円引き 初回限定
- 有効期限:2022年5月1日~2022年5月31日
クーポンコードの記入をするのは、写真選択や住所記入が終わった後の「お支払い方法を選ぶ」の画面です。
