「TOLOT(トロット)」のフォトブックを作成したのでレビューします。
「TOLOT(トロット)」のフォトブックは、なんとワンコイン500円(送料・消費税込)で作れるフォトブック!
配送料も税金もぜ~んぶ込みで「500円」ですからね。これはなかなかお買い得。
実際に購入してみた感想は、
- 商品の質がよい
- 発注がしやすい
- 表紙デザインの種類が多い
と、なかなかの好印象でした。
とは言っても、今までに何度も作ったことあるんですけどね。
だから、「TOLOT(トロット)」についてはそこそこ知っているつもり。
今回はメリットからデメリットまで本音でレビューしていくので、購入するかどうか検討している方は参考にしてください。(紹介コード・クーポンも掲載)
この商品は、スマホ(iphone / Android)パソコン(Windows / Mac)対応です。
目次
「TOLOT (トロット)」の特徴
「TOLOT(トロット)」はフォトブックだけではなく、「毎月カレンダー・卓上カレンダー」や、名刺代わりに使えるQRコードつき写真プリント「TOLOT I.D(トロットアイディー)、ポストカードなど複数の写真関連商品を展開しているサービスです。
「TOLOT(トロット)」のフォトブックがいつから販売されているか調べてもわからなかったけれど、私が初めて作成したのが2014年なので最低でも7年近く販売している商品ということになります。
当時(7年前)は「自分で作れるフォトブック(写真アルバム)」というサービスがまだ少なくて、「TOLOT(トロット)」のフォトブックは「印刷・製本が自動化されて価格が500円」ということでは話題になっていたような記憶がある。
細かいこともがっつりレビューしていきますが、「TOLOT(トロット)」のフォトブックについて最低限知っておいて欲しい情報は以下の3つです。
- スマホアプリ・パソコンから作れる
- 500円と1,000円の商品がある
- 写真印刷枚数は22枚と62枚
ここで一応、商品の概要を少し紹介します。
早くレビューを見たい人はサッと飛ばしちゃってください。
商品名 |
TOLOT(トロット) |
販売会社名 |
株式会社TOLOT |
販売会社住所 |
東京都江東区東雲二丁目9番13号 |
商品サイズ |
・A6文庫本 148×105mm ・B6 182×128mm |
ページ数 |
・A6 64ページ(写真印刷本文62ページ) ・B6 24ページ(写真印刷本文22ページ) ・B6 64ページ(写真印刷本文62ページ) |
価格 |
・A6(64ページ)500円(税込) ・B6(24ページ)500円(税込) ・B6(64ページ) 1,000円(税込) |
送料 |
無し |
納期 |
1~2週間程 |
印刷方法 |
オンデマンド印刷 |
製本方法 |
ソフトカバー・無線綴じ(包み製本) |
デザイン表紙 |
有り |
デザイン本文 |
無し |
1Pに配置できる画像の数 |
1枚 |
支払い方法・決済方法 |
・クレジットカード(VISA、MasterCard、JCB、AMEX、Diners) ・auかんたん決済 ・d払い(ドコモ)dポイントOK ・ソフトバンクまとめて支払い ・ワイモバイルまとめて支払い ・LINE Pay ・楽天ペイ |
「TOLOT(トロット)」のサイズ
フォトブックは写真を見るためのものなので、サイズはとても重要な要素です。
「TOLOT(トロット)」のフォトブックのサイズ展開は、
- A6文庫本 148×105mm
- B6 182×128mm
の2種類。
サイズ感は写真に写っているのボールペンとの比較で掴んでください。
コンパクトな「A6サイズ」
「A6」は文庫本でおなじみのサイズ(148×105mm)。
写真を見る本としては「A6」よりも小さくなると、ちょっと写真が見にくくなってきついかな、というギリギリの絶妙なサイズ感。
このサイズの本はとてもかわいい雰囲気がして、持ち運びもしやすいのが長所です。
「TOLOT(トロット)」の文庫本サイズは「64ページ(写真62ページ)」の固定になっていて、ページ数を増やしたり減らしたりはできません。
写真が見やすい「B6」
「B6サイズ(128×182mm)」は、「ヤングマガジン」とか「ヤングジャンプ」などの青年漫画誌の単行本が採用している大きさです。
このサイズは文庫本より一回り大きくなりますので、写真も見やすくなり印象もワンランク上な感じになります。
でも決して大きすぎるということはなく、意外と扱いやすいサイズです。
「TOLOT(トロット)」の「B6サイズ」は、
- 24ページ(写真印刷22ページ) 500円
- 64ページ(写真印刷62ページ) 1,000円
のどちらかを選択可能。
注意点としては、「24ページ」は背表紙にタイトルを入れることができません。
その他はページ数が違うだけで、まったく同じ仕様となっています。
サイズのまとめ
「TOLOT(トロット)」フォトブックの基本は、やはり「A6サイズ」でしょう。そして、少し良いモノが作りたくなったときには「B6サイズ」。
「文庫本」と「B6サイズ」の2つのラインナップというのは、コンパクトなフォトブックを作成するサービスとしては、バランスがとれていて非常に良いんじゃないでしょうか。
特にスマホから作る場合は、そんなに大きなサイズは必要ないと思いますし。
「TOLOT(トロット)」の画質・印刷
印刷品質の印象
「TOLOT(トロット)」のフォトブックの印刷をパッと見た感想としては、「なかなか良いじゃない!?」という感じ。
画質というのは数値化できるものではないので感覚の話になってしまうけど、「TOLOT(トロット)」のフォトブックの印刷に関してはけっこう好印象ですね、自分は。
2021年10月に印刷機が変更されてからは、シャープさが増してかなりカッチリした印象になりました。
線もボヤっとした感じは全然なくほどよくシャープだし、色もニュートラルな再現でなかなか良いと思います。
500円以下の他社の格安商品とくらべたとしたら、かなり上位に入るでしょう。画質に関しては安っぽさはまったくありません。
表面は光沢とは言えないけれど、少しツヤのある感じ。用紙の雰囲気は安物感がなく、私は気に入っています。
印刷を評価するときは価格を考慮すべき
ここまで「TOLOT(トロット)」の印刷について、かなり好印象だということをお伝えしました。
ここで注意して欲しいのはこの感想は「500円でできるフォトブックの印刷品質としてのもの」だということ。
「印画紙を使った写真プリント」や「数千円もするフォトブック」の印刷とくらべたら、そういうものには及ばないです。
「安価なフォトブックの印刷を酷評している口コミ」がまれにありますが、安い商品に過大な期待をしてしまっている場合にそういう評価になるのかと。
やはり「500円で手に入る商品」という前提を持って画質を評価しなればならないでしょう。
私としては「TOLOT(トロット)」のフォトブックの印刷品質は、この価格の商品としては十分に高画質で満足できるものです。
感覚の話になってしまうので人により評価は違うでしょうけど、「安いから印刷も良くない」という印象はほぼ受けない印刷品質かと。
「TOLOT(トロット)」の製本
質感が良い
フォトブックは製本も大切です。さすがに現在の日本で粗悪な製本の商品などは有りえませんが、本の厚みや表紙の素材などの違いで本から受ける印象はかなり違うもの。
「TOLOT(トロット)」のフォトブックの「64ページ」は、この価格帯のフォトブックとしては厚みのある商品です。
本はページ数が少なくて薄い商品だと、どうしても全体にコシがなくてヘナヘナとした感じになってしまいます。
その点、「TOLOT(トロット)」の64ページのようにページ数が多くて厚みのある本は、全体の質感がしっかりとしていて物としての印象が良いです。
製本方式
製本は背の部分でノリ付けする「無線綴じ」。
広く使われている一般的な方式です。
ソフトカバーの表紙
表紙はいわゆる「ソフトカバー」で、本文よりちょっとだけ厚い紙です。
少しテカリのある感じ。
ハードカバーのようながっしり感はありませんが、この価格帯の商品ですのでこれで十分かと。
表紙の剛性はそこまでないけれどそこそこの厚みはあり、安っぽいとか悪い印象はないです。
格安のソフトカバーの表紙としては、けっこう良いほうだと思う。
ケース・カバーがついてくる
「TOLOT(トロット)」フォトブックのには、標準でビニールのカバーが付属しています。
500円で買える商品にこれが付いてくるのはすごくうれしいですね。カバーが有ると高級感が段違いなので。
カバーの素材は「ポリ塩化ビニール(PVC)」生地は「ナシジクリア」で、「高周波ウエルダー加工」を施してあるそうです。
「B6サイズ・64ページ」にはビニールカバーにプラスして、プラスチックケースが付属しています。
質感も大幅にアップするし、長期保存にも強い。これはすごく良い物だと思う。
ケースの素材は「ポリプロピレン(PP)」、生地は「クリア」、加工は「超音波加工」だそうですよ。
背表紙にタイトルが入る
2つのサイズともに「64ページ」の商品は、厚みがあるので背表紙にもきっちりタイトル(18文字まで)が入ります。
やはり立てかけたりして保管するときに見栄えが良いので、タイトルは入ったほうが良いです。
本文の最後のページには、奥付(タイトル・サブタイトル・作成者・作成日・説明)の表記があります。
「TOLOT(トロット)」のデザイン・レイアウト
豊富な表紙デザイン
「TOLOT(トロット)」のフォトブックでは表紙デザインを200種類以上から選ぶことができます。
安いフォトブックだと表紙が選べないものもあるので、これはうれしい仕様。ポケモンやサンリオのキャラクターの表紙もあります。(一部有料)
こんな感じでとにかくたくさんあるので、老若男女問わずに好みのものが見つかるのではないでしょうか。
防災手帳やスケジュール帳にも
「TOLOT(トロット)」のフォトブックではふつうの写真アルバムとしての利用の他にも、
- 月間スケジュール帳
- 防災手帳
- おくすり手帳
- メモ帳
などの用途に使えるようなテンプレートが用意されています。
私はあまり興味ないんだけど、欲しい人もいると思う。
表紙のレイアウト
「TOLOT(トロット)」のフォトブックの表紙は、「写真入り」と「写真無し」の2種類があります。
「写真入り表紙」には3つのレイアウトがありますが、写真の形状により「自動配置」されますので自分で選ぶことはできません。
縦長の写真は自動的に「縦長のレイアウト」になるということですね。
「正方形のレイアウト」にするには、画像が正方形サイズでないとできない仕様。これは自動配置ではなくて、自分で選択できたらうれしんだけどなあ。
本文のレイアウト
「TOLOT(トロット)」のフォトブックは、本文でも写真は自動配置になっています。アプリのほうで写真の形を判別して自動でレイアウトするということです。
レイアウトは基本的に以下の3つ。
これも、すべて自動配置ではなくて自分でトリミングして配置できるようになると良いのにな、と思う。
「正方形」のレイアウトが正方形の画像でしか使えないのが残念なんだよね。
テキストも入れられる
各ページに「説明文(コメント)」を26文字まで書き込める機能があり、「縦サイズ」でコメントを入れるとページ下部分に余白ができます。
テキストのみのページにもできる
また、写真無しのテキストのみのページにも変更可能ですが、文字数は140字までしか入れられません。少し中途半端な文字数かも…
横長は写真が小さくなる
「横サイズ」だと、写真がかなり小さくなってしまいます。まあ縦長の本なので仕方ないのですけれど、ちょっと迫力不足かなぁ。基本は縦長にしたいですね。
2ページにわたって1枚の写真を配置する「見開き」というレイアウトもありますが、中央の綴じている部分で写真が断絶するので、あまりおすすめではありません。
TOLOT(トロット)のアプリ
「TOLOT(トロット)」でスマートホンから発注する場合は、無料のスマホアプリを使用します。
このアプリ、初めて作るときでも迷うことなく直感的に操作できて、あっという間に発注作業が終了する優れもの。
編集・発注作業ですが、まずどんな人でも「使い方がわからない」ということは無いでしょう。ですから、細かい説明は省きます。具体的には以下の手順になります。
- 表紙を選ぶ
- サイズを選ぶ
- 写真を選ぶ
- 編集画面でタイトル・コメント入れやレイアウトを決める
- プレビューで確認
- 注文手続き(住所・支払いなど)
最初に3つの選択肢がある
最初に編集作業を始めるときに最初にする作業を、
- 写真から選ぶ
- テンプレートから選ぶ
- 表紙からえらぶ
の3つから選択できますが、作業の順番が多少前後するだけでやることに変わりはありません。
暗くなってしまっている写真を補正してくれる「おまかで補正(自動補正)」もあります。デフォルトでオンになっているので、そのままで良いでしょう。
推奨されている画像サイズ
「TOLOT(トロット)」のフォトブックでは「最低限これくらいはあって欲しい画像サイズ」が指定されています。
このサイズを下回ると画質が大幅に落ちる場合がありますので注意してください。
■本文ページ
画素数 縦2122ピクセル × 横1530ピクセル以上
■表紙
画素数:縦1147ピクセル × 横1147ピクセル以上
TOLOT(トロット)の配送・納期
「TOLOT(トロット)」のフォトブックの配送は、一律でメール便(ゆうメール)です。
上の画像のようにパックに入って届きます。ポストに入らなくてなおかつ不在の場合は「不在配達通知書」が投函されます。
送料は本体料金に組み込まれていますので、追加ではかかりません。納期は「注文後1〜2週間程度」
私は関東地方在住ですが、発注から8日程度で届くことが多いです。工場が東京にあるらしいので、遠方だともうちょっとかかるかも。
発送時に発送連絡メール有り。ゆうメールは地域によっては発送から7日ほどかかってしまうこともあるようなので、納期に幅を持たせて記載されているのでしょう。
TOLOT(トロット)の弱点
弱点というほどのことはあまり見つからないんですが、他のスマホから作れる安いフォトブックとくらべて感じたことを書いてみます。
写真の必要枚数が多い
「TOLOT(トロット)」の「写真印刷62ページ」というのは、500円で買える商品ということなのでかなりお得感があります。
しかし実際に写真を選んでみるとわかりますが、62枚ってけっこう多く感じるんですよね。
例えば運動会や旅行などがあった後に「TOLOT(トロット)」で一冊のフォトブックを作ろうとすると、一つのイベントで62枚の写真を選ぶことになり、大変な作業になります。
ちょっと必要な写真の枚数が多くて「気軽に作りにくい感じ」がしないでもない。ページ数が多いと本の質感はしっかりするので良いんですけどねー。
納期が遅い
納期は「1~2週間」と幅があるのでなんとも言えないのですけど、2週間はちょっとかかりすぎな感じがします。
欲を言えば10日以内ならうれしい。
本文のレイアウトが少ない
上で説明しましたが、「自動配置」ってのがどうもなー。画像が縦長・横長であったとしても自分でトリミングして正方形のレイアウトにできたらうれしいな。
TOLOT(トロット)のクーポン
「TOLOT(トロット)」では新規会員登録時にもらえる2種類のクーポンがあります。
auスマートパス会員向けの「1冊無料クーポン」
auスマートパスの会員は「au ID」でログインして新規会員登録をすると、「TOLOT(トロット)」のフォトブックが一冊分無料で作れる「お試しクーポン」(500円の商品に限る)をもらえます。
auスマートパス会員の人はかなりお得ですので、ぜひ使いましょう。
「お友達紹介キャンペーン」を利用して「110円割引クーポン」をもらう
「TOLOT(トロット)」に新規会員登録する際にすでに会員登録している人から「紹介コード(クーポンコード)」を教えてもらって入力すると、商品の出荷時に次回注文から使える「110円の割引クーポン」が一つもらえます。
新規会員登録時に「クーポンコード」をもらうには、「メールアドレスとパスワード」を使って会員登録をしなければいけません。
「au ID」「Facebook」「Twitter」などのアカウントを使って登録するとクーポンをもらえなくなるのでご注意を。
紹介コードがない人は、よかったら以下のコードを使ってください。
PA403
『TOLOT』とライバルとの比較
『TOLOT』と競合するライバル商品を比較してみます。
『TOLOT』のライバルとして、手頃な価格で質感が高い『しまうまプリント』のフォトブックと、安さが売りの『nohana』の2つを選びました。
「TOLOT」と「しまうま」の比較
『しまうまプリント』のフォトブック「ライト」と、『TOLOT』の比較を見てみましょう。
「しまうまプリント」ライトの特徴
『しまうまプリント』は、写真プリント・フォトブック・年賀状などの写真関連の商品を販売しているサービス。
『しまうまプリント・フォトブック』はなかなか総合力の高い商品で、私は長年愛用しています。
主な特徴は以下の7つ。
- コスパが高い
- 商品の質感が良い
- 画質もそこそこ
- アプリが使いやすい
- 納期が早い
- スマホ、PCで作れる
- 上位商品もある
下に一応 サービスの概要を載せておきますので、早くレビューを見たい人はサラっと飛ばしちゃってください。
商品名 |
しまうまプリント・フォトブック(しまうまブック) |
販売会社名 |
株式会社しまうまプリント |
販売会社住所 |
東京都新宿区西新宿6丁目16-6 タツミビル |
商品サイズ |
|
ページ数 |
各サイズで、24、36(A5のみ32)、48、72、96、144ページから選択可能 |
製本方式 |
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印刷方式 |
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価格(税込) |
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送料(税込) |
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納期 |
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支払い方法 |
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「しまうま」との価格比較
今回は『TOLOT』と同じA6サイズ(文庫)、『しまうま』で一番安価な「ライト」で比較してみます。
しまうま (ライト) |
TOLOT | |
サイズ | 105×148mm | 105×148mm |
本体価格 (税込) |
198円 | 500円 (送料込) |
送料 | 130円 | 0円 |
購入総額 (税・送料込) |
328円 | 500円 |
印刷ページ数 | 22P | 62P |
1ページあた りの価格 |
約14.9円 | 約8円 |
デザイン表紙 | 無料 | 無料 |
1ページ 写真枚数 |
1~4枚 | 1枚 |
『TOLOT』は送料込みで500円とかなり安い価格設定ではありますが、他社に本体価格がもっと安い商品があるために「安さ」という点ではあまり目立たない存在です。
『TOLOT』は印刷本文が62ページと多いので、1ページあたりの価格(8円)では実は一番お得な商品。
『しまうま』は22ページと印刷本文が少ないので、1ページあたりの価格(14.9円)では負けています。
やはりコスト的に本文ページが多いほうが、1ページあたりの価格は安くなるものです。(本体価格は高くなります)
価格面では『TOLOT』が一歩リードと言えるでしょう。
「しまうま」との製本比較
『TOLOT』と『しまうま』(ライト)のA6サイズの商品はサイズこそ一緒ですが、それぞれ違った雰囲気を持っています。
『TOLOT』はビニールのカバーが標準で付属。
対して『しまうま』も紙のカバーがついています。
この紙カバーがあることにより、質感がふっくらとして良い感じなんですよね。
こんな感じで、62ページある『TOLOT』は厚みがありますので非常にガッチリした感じ。
『しまうま』も紙のカバーがあり質感は高いほうですが、やはり3倍近くページ数のある『TOLOT』の重厚さには少し劣るかも。
『TOLOT』は本を何回か開いて見たあとも本文に折り癖がつきにくく、画像を見てわかるように本全体がまっすぐな姿勢を保つところも利点の一つです。
「しまうま」とのデザイン・レイアウト比較
『TOLOT』も『しまうま』もデザイン表紙を無料で選択可能。(『TOLOT』は一部有料のものもあり)
『TOLOT』の写真配置は「1ページに写真1枚のみ」。レイアウトも写真の縦と横しか設定できません。
『しまうま』は1ページにつき1~4枚のレイアウトを選択可能です。
レイアウト面では『しまうま』のほうが優れています。
「しまうま」との画質比較
『TOLOT』の画質は、明るさ・色味ともにオーソドックスな仕様。
『しまうま』のほうが明るくて少し赤っぽい色味。人物の写真だと少し赤みのあるのが健康的に見えるものなのです。
人物では、『しまうま』の色味・明るさのほうが雰囲気的に好印象かな。
パッと見はあまり違いはありませんがよく目を凝らしてくらべてみると、トーンの滑らかさは互角。『しまうま』のほうが少しだけ印刷に粗さがある感じかな。
両方とも良い印刷だと思います。大きな違いは明るさと色味ですね。
「しまうま」との比較まとめ
『TOLOT』はページ数が多く、「1ページに写真1枚」でシンプルに作るフォトブックです。
本の質感は高く印刷もきれいですが、最低でも62枚の写真を選ばなくてはなりませんので、そこをどう感じるかでしょう。
『しまうま』は印刷ページ数22、34、46、70、94、142ページの中から選べるので、場合によって使い分けることができます。
私は62枚だとちょっと多く感じるのですが、そこは使い方次第かもしれません。
あと『TOLOT』は納期がフォトブックとしては比較的遅いのでご注意を。
『しまうま』は注文翌日に発送、発送日より3~7日程度で到着となっていますので、『TOLOT』よりは早く届きます。
フォトブック・写真アルバム 作成アプリ しまうまブック
SHIMAUMA PRINT, Inc.無料posted withアプリーチ
フォトブック・写真プリントサービス TOLOT(トロット)
TOLOT Inc.無料posted withアプリーチ
「nohana」との比較
『nohana』はフォトブックが月に1冊無料で作成できます。しかし、送料として275円(税込)が必要。
ですから実質は、
「275円で1冊のフォトブックが買える」
ということになります。
とにかく「安さ」が特徴のフォトブックです。
上位商品はともかく、毎月無料でもらえる「通常フォトブック」はそんなに豪華なものではなく、コスパ重視の商品です。
- ひと月に一冊無料
- 送料は275円かかる
- 通常フォトブックはコスパ重視
- 上位商品もある
以下は『nohana』の概要です。
商品名 |
nohana(ノハナ) |
販売会社名 |
株式会社ノハナ |
販売会社住所 |
東京都渋谷区渋谷3-3-5NBF渋谷イースト6F |
商品サイズ・ページ数 |
140×140mm 28P(写真印刷20P) |
製本方式 |
無線綴じ |
印刷方式 |
オンデマンド印刷 |
価格 |
「通常フォトブック」月一冊無料(送料別) 2冊目からは550円(税込) |
送料 |
1冊につき275円(税込) |
納期 |
2週間程度 |
上位商品 |
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支払い方法 |
|
今回は『TOLOT』のA6サイズと、少し大きさは違いますが『nohana』で一番安価な「通常フォトブック」で比較してみます。
「nohana」との価格比較
以下は『TOLOT』のA6サイズと『nohana』通常フォトブックの価格比較表です。
nohana 通常フォトブック |
TOLOT | |
サイズ | 140×140mm | 105×148mm |
本体価格 (税込) |
0円 | 500円 (送料込) |
送料 | 275円 | 0円 |
購入総額 (税・送料込) |
275円 | 500円 |
印刷ページ数 | 20P | 62P |
1ページあた りの価格 |
約13円 | 約8円 |
デザイン表紙 | 110円 (税込) |
無料 |
1ページ 写真枚数 |
1枚 | 1枚 |
『TOLOT』は購入総額では『nohana』のほぼ倍となっています
しかし、印刷ページ数では62Pで、『nohana』20Pの3倍以上。
その商品のお得度を示す「1ページあたりの価格」では、『TOLOT』8円、『nohana』13円で、『TOLOT』のほうがコスパに優れた商品ということがわかります。
フォトブックは基本的にページ数が多い商品のほうが、1ページあたりのコスパは良くなります。ただし、本体価格は高くなりますけど。
サイズは『nohana』のほうが大きいですが、紙質や本の作りなどの質感は『TOLOT』が上です。
購入価格の安さでは『nohana』。コスパでは『TOLOT』に軍配が上がる、ということになります。
「nohana」との製本比較
『nohana』の通常フォトブックの製本をチェックします。
通常フォトブックは275円で購入できる低価格商品です。
ソフトカバーの無線綴じ、表紙も薄く、正直あまり高級さは感じられません。
『TOLOT』は印刷本文が62ページあり本の剛性が高いですが、『nohana』は20ページなので手に持つとどうしても薄さを感じてしまいます。
『nohana』の通常フォトブックからは、徹底的に低価格を重視した雰囲気を感じる。
それとくらべると『TOLOT』は、剛性もあり質感は一歩も二歩もリードしています。
まあそれだけ価格も高くなるのですが、「1ページあたりの価格」で考えるとコスパも悪くありません。
「nohana」との画質比較
2つをならべてくらべてみると、線のシャープさや印刷の濃密さは『TOLOT』のほうが少し上だと感じました。
色に関してはかなり違いがあり、『TOLOT』のほうが少し青っぽいのかな。『nohana』はニュートラルだと思うんだけど、『TOLOT』とならべると赤っぽく見える。
人物の写真なら『nohana』の設定のほうが良いと思います。まあならべてくらべなければ『TOLOT』も全然良い画質に見えますけども。「どちらかを選べ」と言われたら『nohana』。という感じかな。
「nohana」とのデザイン・レイアウト比較
『nohana』の通常フォトブックでは、基本は表紙は白背景。デザイン表紙を選ぶとオプション料金が110円かかります。
『TOLOT』はたくさんのデザイン表紙が追加料金なしで選べます(一部有料)ので、表紙デザインでは『TOLOT』のほうが良い環境です。
『nohana』は「1ページに写真1枚のみ配置可能」で、レイアウトも縦横1種類だけ。
ここは『TOLOT』もまったく同じです。
「nohana」との比較まとめ
『nohana』は1冊単価が安くなるけど、1ページあたりの価格は高くなります。
『TOLOT』は1冊単価は高くなるけどコスパは良く、本の質感も高くなる。
それ以外にも必要な写真が20枚と62枚では、継続的に作成していく上で発注するテンポも違ってくるでしょう。
『nohana』は基本的に月一回の注文になりますし、その点は『TOLOT』は自由。
ここらへんの条件がどちらが好みに合っているか、ということになるでしょう。
ノハナ フォトブック印刷・成長記録アプリ
nohana, Inc.無料posted withアプリーチ
フォトブック・写真プリントサービス TOLOT(トロット)
TOLOT Inc.無料posted withアプリーチ
『TOLOT』の口コミ
『TOLOT』の悪い口コミ・良い口コミを集めてみました。
『TOLOT』の悪い口コミ
とにかく商品の到着が遅い。注文から3週間もかかるのなら注文しにくい
『TOLOT』の納期は現在では短縮されて、「ご注文後1〜2週間程度」となりました。
「すぐに欲しい」という場合は注文しにくいのは事実でしょう。欲を言えば1週間くらいで来てくれたらうれしいのですけれどね。
写真選択の作業中にフリーズしてしまう。
いつも画像のアップロードで失敗して注文できない
『TOLOT』に限らないことですがスマホアプリでは端末との相性が存在し、動作不良が起こるケースがまれにあります。
もし何度もフリーズや動作不良が起こる場合は、アプリを一度アンインストールしてインストールしなおしてみましょう。
それでも不具合が改善されないときは、サポートに連絡しても解決しないことが多いです。
滅多にありませんが私も不具合に遭遇したことがあり、いろいろ試しましたが治らなかったですね。
そういうときはいつまでも固執せずに、他のアプリを使ったほうが効率的かもしれません。
なぜかクリアケースがついてなかった。
ええ?そんなことがあるんですかね。
まあ、たまたまのミスだったと思いますけど。
1ページにに写真が1枚しか入れられないので、1ページに複数枚の写真を配置しようとすると、他のアプリで加工しないといけないので面倒。
むむぅ、わざわざ画像を加工して1ページに複数枚を配置している人がいることにビックリ!
個人的な意見ですけど、『TOLOT』はササッと手間をかけないでシンプルなフォトブックを作れる、という所に良さがあると思います。
他のアプリで加工して….という労力をかけるなら、他にかんたんに複数枚配置できる商品があるわけで….
もし、『TOLOT』でレイアウトがいろいろいじれたとしても、そうすると編集作業にたくさん時間がかかるようになるんですよ。
『TOLOT』は「楽にシンプルなものが欲しい人」が買うべき商品だと思います。
商品が届かずに紛失した!代替でクーポンをもらったので損はしていないが、子どもの写真で作ったので悪用されたらどうするのか?
私は一度も商品が届かなかったことはありませんが、ゆうメールは追跡がなくポスト投函なので紛失の可能性もわずかながらありますね。
ただ、メール便等のサービスを使用するときは、「紛失の可能性があることが前提」だと思うんです。
「悪用の可能性が心配」なら、宅配便の選択肢があるサービスを利用すべきかと思います。
『TOLOT』の悪い口コミまとめ
商品の悪い口コミはほとんど見あたらず、アプリの操作性や不具合、納期などに関するものが多かったです。
人は「商品に満足したとき」より、「不具合があったとき」のほうがネットに書き込みたくなるものです。
確率的に不都合がある可能性は低いですが、悪い口コミはおそらく事実でしょうから起こりえるものとして参考にしましょう。
『TOLOT』の良い口コミ
画質はすごく良いとはいえませんが、いろいろなデザインの表紙も選べてページ数も多くお得なフォトブックだと思います。
『TOLOT』のフォトブックは、商品自体に悪い口コミがほぼないことを見てもわかるように、かなり満足度が高いようです。
届いてみると想像してたのよりきれいで豪華なフォトブックだった!これが500円でできるなんて信じられない。
「500円という価格から想像していた商品」よりは良い物が届く、と私も思います。
スマホで1ヶ月に100枚くらい写真を撮るので、『TOLOT』の62ページ数はちょうど良いです。
スマホだとたくさん写真を撮る人がいるんですねぇ。その枚数だとページ数が多いほうが助かりますよね。
いろんなフォトブック アプリを使ってきたが、こちらが一番かんたんでストレスなく作れて最高だった
悪い口コミのほうには、「使いにくい」「面倒すぎる」という口コミもあります。
同じアプリを使っても感じ方は人それぞれなんですね。私もこの方と同じ意見で、操作性はとても良いと思います。
不満を抱く人は、アプリにかなり高い欲求を持っている人なのかもしれません。
『TOLOT』の良い口コミまとめ
総じて商品自体には満足している人が多いようで、かなり評判は良いみたいです。
「500円で安い」という口コミも多くありました。探せば他にもっと安い商品もあるんですけどね。
ただ、それだと質感が落ちるものも多いので、『TOLOT』は最安ではないけど本当の意味でコスパに優れたフォトブックだと思います。
TOLOT(トロット)まとめ
とにかく、「500円と1,000円」という「ポッキリ料金」がインパクト大。
他の商品では消費税とか送料を加算していくと、最初の料金設定よりけっこう高くなっちゃうなんてことがよくあるので。
表紙デザインの種類が多く、何度作っても変化を持たせられるので飽きがこないです。
印刷も製本もキッチリしているし、隙のない良い商品だと思います。子どもの成長記録なんかにも良いのではないかな。
「文庫本サイズ」からステップアップするのに、「B6サイズ」というちょうどよいサイズが用意されているのもうれしい。
総合的に見て500円でこの商品というのは、十分に買う価値ありのフォトブックです。