スマホ版【フジフイルム】フォトブック正直レビュー！長所短所を言っちゃうよ・口コミ評判も良好！FUJIFILM

『フジフイルム』のスマホアプリ「フォトブック簡単作成タイプ」で、フォトブックを作成したのでレビューします。

この記事では長所だけではなく、短所も包み隠さずにお伝えしますので、購入検討中の方の参考になればと思います。

『フジフイルム・フォトブック』の特徴

『フジフイルム』のスマホアプリ「フォトブック簡単作成タイプ」では、

の２種類のフォトブックを作成することができます。

『フジフイルム』のフォトブックの主な特徴を以下にまとめてみました。

今回はスマホからハードカバーのフォトブックを制作したので、そこを中心に商品レビューをして各要素を解説していきます。

下に一応　サービスの概要を載せておきますので、早くレビューを見たい人はサラっと飛ばしちゃってください。

『フジフイルム・フォトブック』の概要

 

商品名

フジフイルム・フォトブック

販売会社名

富士フイルムイメージングシステムズ株式会社

販売会社住所

東京都品川区西五反田3丁目6番30号

商品サイズ・ページ数

ハードカバー(16/20/24/32/40/48ページ) 145×145mm 185×185mm 205×145mm 287×203mm ソフトカバー(16/24/32/40/48ページ) 145×145mm 185×185mm 130×200mm 205×145mm 250×176mm

製本方式

ハードカバー　合紙製本 ソフトカバー　無線綴じ

印刷方式

ハードカバー　銀塩プリント ソフトカバー　トナー印刷

価格(税込)

ハードカバー 16ページ 145×145mm 2,913円 185×185mm 3,855円 205×145mm 3,122円 287×203mm 5,280円 ソフトカバー 16ページ 145×145mm 1,445円 185×185mm 2,671円 130×200mm 1,969円 205×145mm 2,493円 250×176mm 3,437円

送料(税込)

メール便(1冊まで)220円 宅配便　610円

納期

宅配便で発注から10日後

支払い方法

クレジットカード 代引き コンビニ払い

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『フジフイルム・フォトブック』の画質

今回は『フジフイルム・フォトブック』ハードカバーの145×145mmを作成したので、その画質をチェックします。

ハードカバーは銀塩プリント。さすがに本家本元のプリントだけに、シャープで細部までばっちり描写されています。

色味もニュートラルでなかなか良い感じ。安価な印刷とくらべると、やはり本格感があります。

さすがの高画質ではあるのですけど、人物の写真としてはもう少し明るめでも良いかな～と思ってしまいます。まあ個人の好みなんですけれど。

傾向としては、かなり落ち着いた雰囲気の画質ではありますね。

『フジフイルム・フォトブック』の製本

『フジフイルム・フォトブック』ハードカバー145×145mmの製本を見てみましょう。

CDケースより少し大きいくらい。これより小さいと写真が見にくいし、ちょうど良いサイズ感かも。

標準でプラスチックのケースがついてきます。これがあると高級感が大幅アップするのでうれしいです。

表紙は厚くて固い紙。本文を２枚の紙を背で貼り合わせて作る合紙製本という手法なので、本文も固い紙になっています。

背表紙にもばっちりタイトルが入ります。

重厚感があって堅牢な作り。さすがに高価格なだけあります。

本文表面は光沢ではありませんが、ほどよくツヤがあって良い感じ。半光沢？っていうのかな。

合紙製本の利点として、開いたときに表面がフラットになります。

この方式は綴じ込みのところで写真が見にくいようなことがなく、楽に写真を見ることが可能です。

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『フジフイルム・フォトブック』のデザイン・レイアウト

『フジフイルム・フォトブック』のデザイン・レイアウト面をチェックします。

レイアウトは、ページに配置された写真枚数ごとに多くのバリエーションが用意されていて、任意で変更可能です。

少しわかりにくいと思うので、下の画像をごらんください。

例えば「１ページ２枚の写真配置」だと、14種類のレイアウトがありました。写真枚数の増減も自由に可能。

本文の背景は自由に変更可能です。これができる商品って滅多にないので、かなりの優位点だと思います。

用意されている背景は、デザインされた背景が20、単色カラーの背景が8個ほど。見開き(2ページ)単位で変更可能です。

テキストも挿入可能。試しに絵文字で入れてみたら、ちゃんと印刷されていたので驚いた。(自己責任でお願いします)

こんな感じでいろいろな背景にできるのは、気分も変わって良いと思います。

『フジフイルム・フォトブック』は他商品とくらべて、デザイン面での自由度はかなり高いですね。

言い忘れてたけど、表紙も用意されているデザイン20～30個(サイズによる)の中から選べます。

『フジフイルム・フォトブック』のサイズ

『フジフイルム・フォトブック』のサイズは以下の９種類。

『フジフイルム・フォトブック』は少し高額なので、やはり最初は「145×145mm」くらいから試してみるのが良いんじゃないかな。

まあハードカバーは間違いのない商品なので、価格が気にならないなら最初から「185×185mm」「205×145mm A5相当」に行くのも有りなのかな、とは思います。

おすすめは四角いスクエアタイプ。縦でも横でも写真配置が自然になりますので。

『フジフイルム・フォトブック』の印刷仕上げ

実はまだ『フジフイルム・フォトブック』の「ソフトカバー」は、スマホから作成したことはないのです。

ちょっと前なんですけれど、パソコンから作成したものがあるので紹介します。多分今でも仕様は変わっていないと思うけど、もし変わっていたらごめんなさい。

「ソフトカバー」の商品は銀塩ではなく印刷です。
さすが『フジフイルム』だけに、印刷の画質もなかなかのもの。

おそらくインクジェットではなくトナー印刷なので、そこまで高品質という感じはありませんが、まあまあ良い感じです。

製本はごくごくふつうの無線綴じ。きっちり作られていると思います。

ハードカバーとくらべると少しインパクトが薄い感じもしますが、デザイン面はハードカバーと同じことができるので、その点での優位性はあるでしょう。

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『フジフイルム・フォトブック』の価格

『フジフイルム・フォトブック』の価格は他社とくらべて、どう評価したらよいのでしょうか。

『フジフイルム・フォトブック』の価格(税込)は以下のとおり。

価格は何か基準がないと、どう評価したら良いのか迷ってしまいますよね。

私が「スマホから作れるフォトブック」22社117商品の本体価格(税込)の表をざっと作りましたのでご覧ください。（月額基本料金のある商品は除外しています）

本来はサイズや印刷方法などで価格の上下があるのですが、ここではざっくり相場感をつかんでもらうために、全部一緒の表にしています。

ソフトカバーのフォトブックでは、「1,999円以下」に商品が集中しているのがわかります。

こう見てみると『フジフイルム・フォトブック』はある程度、高級志向の商品ということができるでしょう。

それではスマホから作れるフォトブック19社121種類の中から、サイズが近い商品との比較を見てみましょう。

ハードカバー「145×145mm」

「145mmスクエア」はハードカバーでも人気のあるサイズで、７種類の商品があります。

（公式サイトで表記のある「ページ数」と、「実際に写真を印刷するページ数」は違う場合もあります。この表は実際に商品を見てカウントしています。）

フォトブックを購入するときにかかる費用である「本体価格＋送料＋税」の購入総額で、安いほうから順にならべてあります。

しかし、商品によりページ数が違いますので、購入総額が安いからといってお得なわけではありません。

私は購入総額を写真印刷ページ数で割った「１ページあたりの価格」が、お得度を表す数字だと考えています。

『フジフイルム』の「145mmスクエア・ハートカバー」の「１ページあたりの価格」は195.6円で、７商品中７位。一番高い商品となっています。

しかし、この中で実質的な比較相手は、同じ銀塩プリントで合紙製本の『vivipri』『SCENE』『nohana』の３つ。他の無線綴じの商品は合紙製本より安くて当たり前ですので。

『SCENE』『nohana』は、『フジフイルム』が委託されて製造している商品。

『SCENE』『nohana』では本文背景の変更ができないので、『フジフイルム』のほうがデザイン面ではかなり優位性があります。そこをどう評価するかで、価格差のとらえ方が違ってくるでしょう。

「シンプルに作るのが好き」という人には、『フジフイルム』にこだわる理由が薄くなるかもしれません。

まあ1ページで20円違うとしても16ページで320円ですから、そこまで気にするような額でもないような気もします。

ハードカバー「185×185mm」

「185mmスクエア・ハートカバー」には、５つの商品があります。

（公式サイトで表記のある「ページ数」と、「実際に写真を印刷するページ数」は違う場合もあります。この表は実際に商品を見てカウントしています。）

『フジフイルム』の「185mmスクエア・ハートカバー」の「１ページあたりの価格」は、254.6円で、５商品中３位。

『nohana』は『フジフイルム』製造の商品ですが、『フジフイルム』のほうがほんの少し安い。

『dフォト』『マイブック』は印刷で無線綴じの商品なので価格比較に適しませんし、『Photoback FOLIO』は豪華素材の商品なので、実質的に『nohana』との一騎打ちといった感じ。

「145mmスクエア」と違って、「185mmスクエア」では『フジフイルム』のほうが『nohana』より少し安くなりました。

とはいえ、このサイズでは『フジフイルム』製ではない銀塩合紙製本が存在しないので、本来の意味での比較対象がないのですよね。

ですから、比較ではなく主観で価格評価をするべきでしょう。

ハードカバーの185mmスクエアはかなり豪華な商品となりますので、予算が潤沢で高級なものが欲しい人は買ってみても良いのではないでしょうか。

ハードカバー「A5相当 205×145mm」

「A5 縦(210×148mm)・ハートカバー」の商品は、5つあります。

（公式サイトで表記のある「ページ数」と、「実際に写真を印刷するページ数」は違う場合もあります。この表は実際に商品を見てカウントしています。）

『フジフイルム』の「A5 縦(210×148mm)・ハートカバー」の「１ページあたりの価格」は208.8円で、５商品中５位。

しかし、銀塩プリントで高コストの合紙製本の商品は『フジフイルム』だけですので、これは５位になって当たり前ではあります。

印刷で合紙製本の商品が２つありますので、「どこまで銀塩にこだわるのか」というところで価格評価が決まってくるでしょう。

ハードカバー「A4相当 287×203mm」

「A4 縦 (280×210mm)・ハートカバー」の商品は、10種類あります。

（公式サイトで表記のある「ページ数」と、「実際に写真を印刷するページ数」は違う場合もあります。この表は実際に商品を見てカウントしています。）

『フジフイルム』の「A4 縦 (280×210mm)・ハートカバー」の「１ページあたりの価格」は、343.7円で、10商品中９位。

本来の比較対象とすべき同条件(銀塩プリント＋合紙製本)の商品は、『vivipri』の２商品のみ。そのうち、より高級感のある「上製本」と『フジフイルム』を比較した感想を言っておきます。

『vivipri・上製本』と『フジフイルム』とでは、『vivipri』のほうが「１ページあたりの価格」で70円ほど安いです。

商品そのものの比較では、個人的感想ですが本の高級感は『フジフイルム』が良い。画質の色・明るさは『vivipri』。デザイン面では引き分け、という感じかな。

ほんとうはこんなかんたんに言っちゃいけないんだけど、まあ参考程度にしておいてください。

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ソフトカバー「145×145mm」

スマホから作れる117の商品のうち、ソフトカバーで140～150mmスクエアの商品は。11社15種類ありました。

（公式サイトで表記のある「ページ数」と、「実際に写真を印刷するページ数」は違う場合もあります。この表は実際に商品を見てカウントしています。）

『フジフイルム』の「145mmスクエア・ソフトカバー」の「１ページあたりの価格」は、102.8円で、15商品中12位。

高コストであるインクジェット印刷の『しまうまプリント』『PhotoJewel S』より高くなっています。これは少し残念。

しかし、24ページに増量すれば「１ページあたりの価格」が84.5円となり、16ページよりお得度は上がります。

ソフトカバー「185×185mm」

「185×185mm・ソフトカバー」の商品は、『フジフイルム』の１つだけでした。

相場感をつかむために、一回り大きい210×210mmの商品と比較してみます。

（公式サイトで表記のある「ページ数」と、「実際に写真を印刷するページ数」は違う場合もあります。この表は実際に商品を見てカウントしています。）

こう見ると、サイズは一回り小さいのに『フジフイルム』が一番高くなってしまっています。

『フジフイルム』のソフトカバーは、ちょっと相場より高いことはありますね。

ソフトカバー「A5横相当 130×200mm」

「A5横相当(130×200mm)・ソフトカバー」の商品は、『フジフイルム』の一つだけでした。珍しい比率のサイズだと思います。

そもそも、横の商品って少ないんですよね。スマホの写真は縦が多いので余計に合わないかもしれない。

近いサイズで「A5横 148×210mm」の商品があったので、価格比較をしてみます。

（公式サイトで表記のある「ページ数」と、「実際に写真を印刷するページ数」は違う場合もあります。この表は実際に商品を見てカウントしています。）

比較対象が少ないのでアレですが、『フジフイルム』は若干高い程度でしょうか。

ソフトカバー「205×145mm」(A5相当)

「A5 縦(210×148mm)・ソフトカバー」の商品は、8社13種類あります。

（公式サイトで表記のある「ページ数」と、「実際に写真を印刷するページ数」は違う場合もあります。この表は実際に商品を見てカウントしています。）

『フジフイルム』の「A5 縦(210×148mm)・ソフトカバー」の「１ページあたりの価格」は、169.5円で、13商品中12位。

しかし、24ページに増量すれば「１ページあたりの価格」が130.9円となり、16ページよりお得度は上がります。

それでもまだちょっと高いかなぁ、というのが正直なところではありますが。

ソフトカバー「250×176mm」(B5相当)

「B5 縦(257×182mm)・ソフトカバー」の商品は、4社7種類あります。

『フジフイルム』は「250×176mm」と少し小さいですが、比較検証のためにこのカテゴリーに入れました。

（公式サイトで表記のある「ページ数」と、「実際に写真を印刷するページ数」は違う場合もあります。この表は実際に商品を見てカウントしています。）

『フジフイルム』の「B5 縦(257×182mm)・ソフトカバー」の「１ページあたりの価格」は、228.5円で7商品中7位。

価格差も開いちゃっているので、ちょっと割高感は否めないかも。ページ数を増やしていくと割安になるのでおすすめです。

『フジフイルム・フォトブック』のアプリ

『フジフイルム・フォトブック』のアプリは、本当に良くできています。

『フジフイルム』のアプリは直感的に迷わず各操作ができるし、動作もスムーズでまったくストレスなし。

さすがは大企業のアプリ。こういうのは予算をかけたほうが確実に良いものができますからね。

フォトブックのアプリは、ホントにストレスの溜まる使いにくいものもあったりします。いくら価格が安くても、そういうアプリは編集がけっこう苦痛ですからね。

その点、『フジフイルム』のアプリはまったく問題のない優れもの。

何回も使うものですから、アプリの出来一つをとっても大きな優位性だと思うのです。

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『フジフイルム・フォトブック』の納期・配送

『フジフイルム・フォトブック』の送料は、

やはり宅配便だと少し高く感じます。私はメール便派。

納期は「宅配便で発注から10日後」とあるのですが、メール便での納期は記述を見つけられませんでした。

ここはメール便の設定が出来たのが割と最近なんですよね。だから記述漏れしているのかな。

おそらくメール便だと宅配便にプラス３日くらいになるでしょうから、「発注から14日後」ということでしょうかね。

少し遅い感じもしますが、許容範囲でしょうか。

『フジフイルム・フォトブック』の長所・短所

『フジフイルム・フォトブック』の長所と短所をまとめます。

『フジフイルム・フォトブック』の短所

『フジフイルム・フォトブック』の長所

『フジフイルム・フォトブック』のまとめ

今回はスマホから作る『フジフイルム・フォトブック』についてお伝えしました。

ハードカバーはとにかく豪華。この質感はすばらしいものがあるので、一度触れてみてほしいです。

ソフトカバーは正直少し高いかな、とは思いますが、本文背景変更など他にはない持ち味もありますのでね。

さすが『フジフイルム』のフォトブックという感じで、品質は間違いない商品だと思います。

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