
アプリ『SNAPS – スナップス』で、スマホからフォトブックと写真プリントを作成したのでレビューします。
この記事では長所だけではなく短所も包み隠さずにお伝えしますので、購入検討中の方の参考になればと思います。
目次
『SNAPS – スナップス』の特徴

『スナップス – SNAPS』は写真関連のグッズを扱っているサービスで、写真プリント・フォトブックの他にも、ステッカーやカレンダーなどを注文することができます。
運営しているのは韓国の企業のようで、全文・一部がハングルで書かれたメールが送られてくるのが困りもの。
今回は、「フォトブック」と「写真プリント」に絞ってレビューします。
フォトブックの特徴
まずはフォトブックの商品ラインナップから。
- ソフトカバー
- ハードカバー
- レザーカバー
の3つの商品があり、レザーカバーは1部のサイズの商品でしか選択できません。
ハードカバーとレザーカバーでは、通常のノリ付の「無線綴じ」の他にも、合紙製本で本を開くと180°になる「レイフラット」を指定することができます。
サイズ展開は「14.8×14.8cm」からA4まで6つの商品があり、選択の幅は広いです。
また、表紙と本文ページがデザインされたテンプレートが54種類も用意されており、デザイン面が強みと言えるでしょう。
ただ、本体・送料ともに、価格はあまり安いほうではありません。くわしくは後ほど解説します。
- 韓国の企業
- サイズ・商品展開は豊富
- デザイン面は強い
- 価格はあまり安くない

写真プリントの特徴

写真プリントは、Lサイズプリントが「1枚20円(税込)」とまあまあの価格です。
しかし、フォトブック・写真ピプリントともに配送方法にメール便の設定がなく、1枚の注文でも送料が宅配便で「500円(税込)」かかりますので、写真プリントでは使いにくいかもしれません。
- Lサイズ1枚20円(税込)
- 送料が500円(税込)
- 韓国の企業

一応『SNAPS – スナップス』の概要を載せておきますので、興味のない方はサラッと飛ばしちゃってください。
『SNAPS – スナップス』の概要
商品名 |
『SNAPS – スナップス』 |
販売会社名 |
株式会社 SNAPS.com |
販売会社住所 |
東京都港区港南2-16-4品川グランドセントラルタワー8階 |
写真プリントサイズ |
|
写真プリント価格税別(税込) |
|
フォトブック・サイズ |
|
送料 |
宅配便 500円(税込) |
納期 |
3~4日程度で発送。発送から3~5日で到着(天候などにより前後する) |
写真プリント日付入れ |
有り |
写真プリント自動補正 |
有り |
支払い方法 |
|
『SNAPS-スナップス』フォトブックのレビュー

まずは『SNAPS-スナップス』のフォトブックから見ていきましょう。
『SNAPS-スナップス』フォトブックの画質
『SNAPS-スナップス』のフォトブックは大きくわけると、「ハードカバー」と「ソフトカバー」の2種類があります。
サイズや製本ごとに本文の用紙を、「無光紙」「有光紙」「レイフラット専用地」の3つから選ぶ方式です。
今回は「6×6 (14.8×14.8cm)」のサイズで、「ハードカバー」と「ソフトカバー」の2種類をともに「無光紙」で作成しました。
ソフトカバーの画質

パッと見ると、けっこう明るめな印象を感じます。明るいというより「紙質的に印刷の乗りが薄い」といったほうが正確かな。
見方によっては「おしゃれ」とも言えるかもしれない。
細部の描写もきちんと出ており、安い商品にありがちな「ぼんやりとしている」ということはまったくないです。
色味もオーソドックスで問題ないと思う。

室内の写真では、少し青みが濃くなっているように感じます。もう少し赤っぽいほうが、健康的な肌に見えると思う。
ソフトカバー「無光紙」の印刷品質は、全体的に悪くないと感じました。
まあ、画質の良さが売りの商品ではないので、おしゃれさを重視するのなら紙質の雰囲気等を考慮しても、良い味が出ていると思います。
ハードカバーの画質

「ハードカバー」のほうも、「ソフトカバー」と同じ「無光紙」を選択したのですが、まったく同じ紙を使用しているのではないらしく、画質は違って見えます。
くらべると「ハードカバー」のほうが印刷が濃く、黒が締まって見える感じです。

どちらかと言えば「ハードカバー」のほうが、一般的な感覚に近い印刷でしょう。
印刷の傾向は「ソフトカバー」と同じで、悪くない品質だと思います。
「紙質がおしゃれな雰囲気を出している」というのが、一番の特徴なのかな。

『SNAPS-スナップス』フォトブックの本の作り
「ソフトカバー」と「ハードカバー」の「本の作り」を見てみましょう。
ソフトカバー

ソフトカバー「6×6 (14.8×14.8cm)」(印刷面20ページ)は、手に持つとこんな感じ。
質感的にはがっしりはしていないけど、ペラペラ感はあまりない感じです。
他社の300円以下の激安のフォトブックよりは、質感は高いです。紙質が良いのでしょう。
表紙の紙は、本文の紙より格段に厚くコシがあります。これが全体の質感をアップさせているのです。
本文の紙質はまあ普通かな。悪くない印象です。
激安商品とくらべて薄いということはないと思います。
背表紙にはタイトルは入りません。これはちょっと残念なところ。
というより、テンプレートによっては表紙にもタイトルが入らないものがあります。
製本は一般的なノリ付けの「無線綴じ」
1,730円とそれなりの価格がしますので、ソフトカバーのフォトブックとしてはやはり質感は高い商品ですね。
細かいところまできっちりと作ってあり、本の作りはまったく問題ありません。良い商品です。
ハードカバー
ハードカバーも同じ「6×6 (14.8×14.8cm)」(印刷面20ページ)。
ハ―ドカバーですので、持った感じはやはりガッチリしっかりしています。
表紙は厚みのある固い紙。
この重量感は、ソフトカバーにはないものです。
背表紙にはタイトルが入ります。
おそらくソフトカバーはすべてのテンプレートで入らないので、ここはハードカバーの重要なメリット。
本文はほどほどにコシのある紙。
製本は一般的なノリ付けの「無線綴じ」

ハードカバーもきっちりと緻密に作られている商品で、本の作りはまったく問題ありません。

『SNAPS-スナップス』フォトブックのサイズ

『SNAPS-スナップス』でスマホから作成できるフォトブックサイズは、スクエア型3、縦型3の計6サイズ。
- 6×6 14.8×14.8cm
- 8×8 21.1×21.1cm
- 10×10 26.2×26.2
- 5×7 17.9×13.8
- 8×10 28.1×21.8cm
- A4 21×29.7
作成時に最初のサイズ選択の場面では、「6×6」「8×8」などの表記しかないので実際の商品寸法がわかりません。
サイズ選択をして先に進んでいくとわかるのですが、これは不便なので直してほしいところです。
最初に作成するサイズとしては、今回作成した「6×6 14.8×14.8cm」または縦型の「5×7」が無難でしょう。
その一つ上の「8×8」や「8×10」は、かなり大きなサイズになりますので。
おすすめはやはりスクエア型の「6×6 14.8×14.8cm」。
CDケース(14.2×12.4cm)より少し大きめの大きさで、かなり取り回しの良いサイズです。
スクエア型の14~15cmというのはフォトブック全体でも人気のサイズで、「これより小さいと写真が見にくくなる」という絶妙なサイズ感だと思います。
『SNAPS-スナップス』フォトブックの価格

『SNAPS-スナップス』のフォトブックは、「ソフトカバー」「ハードカバー」「レザーカバー」の順に価格が高くなります。
さらに本文用紙に「レイフラット専用地」を選択すると、高級仕様の「合紙製本」になるため価格がアップ。
一番安価なソフトカバー「6×6 14.8×14.8cm・20P」で「1,730円(税込)」と、他社製品とくらべると安価とは言えません。
ソフトカバーでこのサイズならば、他社で安い商品がたくさんありますし、さらに『SNAPS-スナップス』は送料が一律500円と高額なので、どうしても割高感を感じてしまいます。
横スクロールします | 商品サイズ | 最安商品の価格 (税込) |
製本 | 本文用紙 |
6×6 | 14.8×14.8cm | ソフトカバー 1,730円 |
ソフトカバー ハードカバー |
無光紙 |
8×8 | 21.1×21.1cm | ソフトカバー 2,610円 |
ソフトカバー ハードカバー レザーカバー |
無光紙 有光紙 レイフラット専用地 |
10×10 | 26.2×26.2 | ハードカバー 5,230円 |
ハードカバー レザーカバー |
無光紙 有光紙 レイフラット専用地 |
5×7 | 17.9×13.8 | ソフトカバー 1,440円 |
ハードカバー レザーカバー |
無光紙 有光紙 |
8×10 | 28.1×21.8cm | ソフトカバー 4,350円 |
ハードカバー レザーカバー |
無光紙 有光紙 レイフラット専用地 |
A4 | 21×29.7 | ソフトカバー 2,900円 |
ソフトカバー ハードカバー レザーカバー |
無光紙 有光紙 レイフラット専用地 |
しかし、以下に説明するように「おしゃれなテンプレートが豊富」という長所がありますので、それを重視する人には高価格の価値も十分にある商品でしょう。
『SNAPS-スナップス』フォトブックのデザイン
『SNAPS-スナップス』では、表紙から本文ページまでデザインされた54種類のテンプレートが用意されており、全部追加料金なしで使用することができます。

用意されているテンプレートの多さにも驚きますが、各テンプレートのデザイン性がとても高レベルなのが特筆ものなのです。

日本のフォトブックだと、テンプレートといっても素人が付け焼刃で作ったようなデザイン性の低いものが良く見られますが、『SNAPS-スナップス』のテンプレートは確実にプロのデザイナーが作ったとわかるレベルの高さです。
韓国では一般人が撮影する写真スタジオが発展しており、アルバムなどの写真関連グッズでも日本より高レベルな商品が市場にたくさん流通しています。
『SNAPS-スナップス』も韓国企業の運営ですので、デザインの質は非常に高いと感じました。

このように、レイアウトだけでなくデザイン性が重視されています。

元の写真は赤いのではなく、テンプレートのほうでフィルターをかけて赤くなっています。夕陽っぽい演出なのでしょう。

こんな感じで英文をぶっこんであります。テンプレートによってはハングル文字の挿入も。
まあ、同じ外国語ではあるんですけどね…。

今回は大人しめなテンプレートにしてみました。

ちなみに、テンプレートのレイアウトはページ単位でも変えることはできません。
写真の配置と写真の変更、トリミングは可能です。

『SNAPS-スナップス』フォトブックのアプリ操作性

『SNAPS-スナップス』のスマホアプリは非常に優秀で、とにかくスムーズで使いやすいです。
使い勝手は最高ですが、弱点は商品情報がきちんと記載されていないところ。
フォトブックにどんなサイズの商品があって、どんなグレードの商品がいくらなのか?の記載がどこにもないので、一々上の画像のセクションで打ち込んで確認するしかない。
「税込」なのか「税抜」なのかや、送料なども記載がなく良くわからない。この部分はなんとかしてほしいものです。

サイズや製本とを選んだあとは、テンプレートを選択。

本文のデザインもチェックして、気に入ったものがあれば決定します。

写真選択で1枚1枚レイアウトに直接にはめ込んでいくスタイル。
なるほど、これは無駄がない方式だ!面倒な写真当てはめがかんたんに進んでいくこの方式は本当にすばらしいと感じました。
フォトブックのアプリでは、「これ、開発した人は本当に実際に作成したことあるの?」と感じるような、ストレスばかり溜まる使い勝手の悪いものがたまにあります。
『SNAPS-スナップス』のアプリでは、こと作成面においてはそういうストレスをまったく感じることはありません。
作り手にストレスを感じさせないように、本当に良く作られています。

写真の変更、トリミングも、スムーズに作業が可能。
あとは商品やサービスの情報を、わかりやすくきちんと記載してくれれば完璧なんですけどね。

『SNAPS-スナップス』写真プリントのレビュー
『SNAPS-スナップス』の写真プリントのレビューです。
『スナップス – SNAPS』写真の画質
『SNAPS – スナップス』のLサイズプリントの画質を見てみましょう。

コダックの印画紙を使っています。日本の企業ではほぼ見ないペーパーですので、少し違和感は感じますが普通に良いプリントだと思います。
色味は少しグリーンが強いかな…
屋内の写真もちょっと緑かかって見えます。でもふだんから写真の色をチェックしていない人には気にならない範囲かと思います。
『SNAPS – スナップス』写真プリントの品質
『SNAPS – スナップス』のLサイズプリントの品質をチェックします。
プリントの表面には光沢があります。

厚みもほどほどにあって、ペラペラではありません。

裏はコダックの文字。たくさんのネットプリントを利用しましたが、コダックの印画紙は初めてですね。

『SNAPS – スナップス』写真のサイズ
『SNAPS – スナップス』では5種類の印画紙のサイズがあります。
- Lサイズ(8.9×12.7cm)
- 4 × 6(10.2 × 15.2cm)
- 5 × 7(12.7 × 17.8cm)
- 8 × 10(20.3 × 25.4cm)
- 11 × 14(27.9 × 35.5cm)
Lサイズ以外はあまり使いませんので、5種類あれば十分でしょう。
『SNAPS – スナップス』写真の価格

『SNAPS – スナップス』の写真プリントの価格(税込)は以下の通りです。
- Lサイズ 20円
- 4 × 6 20円
- 5 × 7 40円
- 8 × 10 140円
- 11 × 14 350円
プリントの価格はほどほどだと思いますが、送料が高いので注意が必要です。
写真プリントはどちらかというと品質の差が出にくい商品なので、価格が重要になってきます。
Lサイズの写真プリントの価格を検討してみましょう。
『SNAPS – スナップス』のLサイズ価格は以下の通りです。
価格(税別) | |
Lサイズプリント1枚 (89×127mm) |
約18.1円 |
送料 (最安の配送方法を選択) |
約454円 |
しかし、「ネットプリントの相場」がわからないと、この価格をどう評価したら良いのか迷ってしまいますよね。
私が「スマホから注文できるネットプリント17社」のプリント料金を調べたところ、「Lサイズ写真プリント1枚の価格の平均」は、「約13.5円」(税別)でした。
実際の写真プリントの価格分布は以下のようになっています。
★プリント料金の価格分布
プリント価格 (税別) |
アプリ名(税別送料) |
5円 | アプリプリント(110) 楽だねonline(290) |
5.45円 | どんどんプリント(113) |
5.9円 | ABCデジカメプリント(150) |
6円 | プリントラッコ(98) しろくまフォト(199) |
7円 | しまうまプリント(100) |
8円 | ヤマダプリント(90) |
8.18円 | イメージングゲート(83) |
9円 | フジデジタルピクチャーズ(200) |
11.8円 | DPE宅配便(136) |
14.5円 | vivipri(180) |
18.1円 | SNAPS(454) |
20円 | さくっとプリント(227) |
29円 | カメラのキタムラ(0) (4枚以下注文不可) |
32.7円 | カメラのアマノ(200) |
38.1円 | SCENE(300) |
ここで注意してもらいたいのは、ネットプリントの購入額は送料によって大きく違ってくるということです。
比較する商品によっては、「送料の価格差」が「プリント料金の価格差」より大きくなることが起こります。例として価格比較を出しておきますが、このような逆転現象が起こります。
プリント価格 | 送料 | 10枚の 購入総額 (税込) |
|
楽だねonline | 5円 | 290円 | 374円 |
ヤマダプリント | 8円 | 90円 | 187円 |
こういうことがあるので、単純にプリント価格が安いからといってお得になるわけではありません。
ネットプリントでどの商品がお得か、というのはプリント価格の他に送料も絡んでくるので、注文する枚数にもよります。

10~30枚購入にかかる総額の相場
各商品を10枚、20枚、30枚購入したときの、送料税込の購入費用の総額の一覧表を作ってみました。
購入にかかる総額(プリント価格+送料+税) | |||
アプリ名 (プリント単価 / 送料)税別 |
10枚 | 20枚 | 30枚 |
プリントラッコ (6 / 98) |
173円 | 239円 | 305円 |
アプリプリント (5 / 110) |
176円 | 231円 | 286円 |
イメージングゲート (8.18 / 83) |
182円 | 272円 | 362円 |
どんどんプリント (5.4 / 113) |
185円 | 245円 | 305円 |
しまうまプリント (7 / 100) |
187円 | 264円 | 341円 |
ヤマダプリント (8 / 90) |
187円 | 275円 | 363円 |
ABCデジカメプリント (5.9 / 150) |
229円 | 294円 | 359円 |
DPE宅配便 (11.8 / 136) |
280円 | 410円 | 465円 割引有 |
しろくまフォト (6 / 199) |
284円 | 350円 | 416円 |
カメラのキタムラ (29 / 0) |
310円 | 620円 | 930円 |
フジデジタル ピクチャーズ (9 / 200) |
319円 | 418円 | 517円 |
vivipri (14.5 / 180) |
358円 | 518円 | 678円 |
楽だねonline (5 / 290) |
374円 | 429円 | 484円 |
さくっとプリント (20 / 227) |
470円 | 690円 | 910円 |
カメラのアマノ (32.7 / 200) |
580円 | 940円 | 1300円 |
SNAPS (18.1 / 454) |
700円 | 900円 | 1100円 |
SCENE (38.1 / 300) |
750円 | 1170円 | 1590円 |
ネットプリントでの注文枚数は、だいたい10枚前後、多くとも30枚以内になることがほとんどです。
自分が注文したい枚数の価格をチェックしてみましょう。
もちろん価格は安いほうが良いですが、ネットプリントには価格の他にも「画質」や「アプリの使用感」などの重要な部分がありますので、「価格が安ければそれで良い」というわけではありません。

『SNAPS – スナップス』の送料

『SNAPS – スナップス』の最安の送料は、円(税別)です。
先ほどLサイズの価格調査をした17社の送料の平均を算出してみたところ、ネットプリント17社の送料平均(税別)は「約183円」でした。(送料0円のカメラのキタムラは計算から除外)
★「写真プリント送料」の価格分布(税別)
送料 | アプリ名(プリント単価)税別 |
0円 | カメラのキタムラ(29) (4枚以下注文不可) |
83円 | イメージングゲート(8.18) |
90円 | ヤマダプリント(8) |
98円 | プリントラッコ(6) |
100円 | しまうまプリント(7) |
110円 | アプリプリント(5) |
113円 | どんどんプリント(5.4) |
136円 | DPE宅配便(11.8) |
150円 | ABCデジカメプリント(5.9) |
180円 | vivipri(14.5) |
199円 | しろくまフォト(6) |
200円 | フジデジタルピクチャーズ(9) カメラのアマノ(32.7) |
227円 | さくっとプリント(20) |
290円 | 楽だねonline(5) |
300円 | SCENE(38.1) |
454円 | SNAPS(18.1) |
★「送料の価格差」の理由
400円以上の送料は宅配便。200円未満の送料はメール便などを使用しています。
細かい送料の差は、会社によって郵便局や運送会社との契約が違うので料金に差が出ているのです。
また、表を見るとわかるように「プリント料金を安くしたぶん、送料を高くする」などの経営戦略もあるんですよね。
『SNAPS – スナップス』の価格まとめ
もう一度『SNAPS – スナップス』でLサイズプリントを、10、20、30枚を注文したときにかかる総額を確認してみましょう。(最安の印画紙で計算します)
『SNAPS – スナップス』の購入総額(税込) | |||
10枚 | 20枚 | 30枚 | |
Lサイズ1枚 「約18.1円」 送料 「約454円」 |
700円 | 900円 | 1100円 |
各社平均 1枚「13.5円」 送料「183円」 |
349円 | 498円 | 646円 |
『SNAPS – スナップス』のプリント料金は1枚18.1円(税別)。
これはネットプリント全体の平均よりは少し高いですが、フジフイルムの純正印画紙を使用しているプリントの中ではそこそこの価格だと思います。
送料は454円(税別)。これは写真プリントでも宅配便しか選択肢がないので、この価格となってしまっています。ここは少し改善してもらえるとうれしいですね。
もちろん価格は安いに越したことはありませんが、ネットプリントでは「アプリの使い勝手」や「画質」など他にも重要な面がありますので、価格だけで判断することはあまりおすすめしません。

『SNAPS – スナップス』写真プリントのアプリ操作性
『SNAPS – スナップス』の写真プリント発注の行程を見てみましょう。

フチの有り無し、光沢・無光沢、明るさなども設定できます。

印刷範囲の指定も可能。

フォトブックやステッカーなど商品の種類が多いので、写真プリントにたどり着くのに少し迷いましたが、設定できる項目が多く割合使いやすいアプリだと思いました。

『SNAPS – スナップス』の納期・配送
『SNAPS – スナップス』の梱包

『SNAPS – スナップス』でフォトブック・写真プリントを注文すると、上のような封筒に入って届きます。

フォトブックはビニールに包まれて入っています。

写真プリントもビニールに入っています。梱包は厳重で好感が持てる感じです。
『SNAPS – スナップス』の納期
フォトブック・写真プリントの納期は「3~4日程度で発送。発送から3~5日で到着(天候などにより前後する)」と記載されています。
「3~4日程度で発送」というのはフォトブックなら早いですが、写真プリントなばら遅いというところです。もう少しくわしいところがわかるようにして欲しいです。
『スナップス – SNAPS』の送料
送料はどの商品も「宅配便 500円(税込)」のみとなっています。メール便の設定がないので、自動的に宅配便になってしまいます。小さなフォトブック・写真プリントの送料としては、500円はさすがにちょっと高い。
ここが現時点での『SNAPS – スナップス』の一番の弱点と言えるかもしれません。
『SNAPS – スナップス』の長所・短所
『SNAPS – スナップス』の長所と短所をまとめてみました。
『スナップス – SNAPS』の短所・デメリット
- フォトブックの価格が高め
- 送料が高い
- ハングル文字のメールが来る
- 写真プリントの色味が少しグリーン系
『スナップス – SNAPS』の長所・メリット
- フォトブックのテンプレートが豊富
- フォトブックのテンプレートが高レベル
- 梱包が丁寧
『SNAPS – スナップス』のまとめ

今回は『SNAPS – スナップス』のフォトブック・写真プリントのレビューをお届けしました。
『SNAPS – スナップス』は韓国の企業で、ハングルのメールが来ることやコダックの印画紙や宅配便しか選択できないところなど、ちょっと面食らうところもありました。
写真プリントは送料が高いこともあり少し使いにくい感じもしますが、フォトブックは商品のラインナップも多く、テンプレートのデザイン性が非常に高いので、おしゃれなフォトブックが欲しい人にはおすすめできるサービスです。
フォトブック・写真プリントの他にもステッカーやカレンダーなども作成できますので、そこが利点とも言えるでしょう。

