『vivipri』でスマホから、写真プリントとフォトブックを作成したのでレビューします。
この記事では『vivipri』の長所だけではなく、短所もきちんとお伝えしますので購入検討中の方の参考になればと思います。
『vivipri・写真プリント』のレビュー
『vivipri・写真プリント』の特徴
『vivipri』はフォトブックや写真プリントなど、写真関連のサービスを提供している企業。本社は福岡県ですが東京にも支社があります。
『vivipri』の写真プリントではフジフイルムの純正高級ペーパーを使っていて、Lサイズが「1枚16円(税込)」。
今回実際にスマホから発注して届いたプリントを見て、かなり高レベルの画質なので驚きました。
フォトブックも銀塩プリントを使用した商品を扱っていて、比較的高品質なサービスを展開している会社です。
- 画質はかなりレベルが高い
- 価格は平均より少し安い
- 高レベルな商品が中心
一応『vivipri・写真プリント』の概要を載せておきますので、早くレビューを読みたい方はサラッと飛ばしちゃってください。
『vivipri・写真プリント』の概要
商品名 |
vivipri・写真プリント |
販売会社名 |
株式会社福多デジタルフォト |
販売会社住所 |
福岡県福岡市博多区博多駅南1丁目3番11号 KDX博多南ビル6階 |
プリントサイズ |
|
プリント1枚の価格(税込) |
|
送料(税込) |
|
納期 |
15時までの注文は当日発送(月~土曜日) 15時以降は翌日発送。発送後2日程度で到着。 |
日付入れ |
有り |
自動補正 |
有り |
支払い方法 |
|
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『vivipri』の「写真プリントの品質」はどうなの?
「スマホから印刷した写真プリント」は、仕事やプレゼントなど様々な用途に使われると思います。
どんな使い方をするにせよ、やはり「きちんとした写真プリント」が欲しいですよね。
プリンターで普通紙に印刷したような、ペラペラな不鮮明なものでは困りますので。
一般的には以下の4つの条件を満たすプリントが、「きちんとした写真プリント」とされています。(「一般的な用途」に限定してサイズはL判としました)
- 「銀塩プリント相当」の画質
- 大きさは「L判 (89×127mm)」
- コシのある紙質
- 表面は光沢あり
この4つの条件を満たしているプリントならば、それを見た人はほぼ「きちんとした写真プリント」と見なしてくれる、ということですね。
「銀塩プリント」というのは、紙自体が発色する「印画紙」に薬品を使って発色させるプリント方式。「昔ながらの写真屋さん」で使われている方式。
銀塩プリントは長い技術の蓄積もあり、シャープさや諧調といった画質面の評価は非常に高いです。
この「銀塩プリント」の画質が、一般的に写真プリントの「キレイな画質」という感覚のベースとなっています。
あとは、ある程度の厚み、と光沢。これをクリアしていると、「きちんとした写真プリント」と評価してもらえます。
もちろん『vivipri』も、印画紙を使用した銀塩プリントですから、どこに出しても恥ずかしくない高品質なきちんとした写真プリントです。
しかも、『vivipri』は「FUJIFILMの最高級ペーパー」を使用しているので、ネットプリントの中でもトップクラスの画質、品質を持っています。
ということで『vivipri』は「プリントの品質は問題ない」どころか、最高レベルの品質をもっているわけです。
その点は安心してください。
ネットプリントと、
他の「スマホの写真を印刷する方法」
との比較
『vivipri』はネット注文でプリントを郵送してくれる「ネットプリント」です。
「ネットプリント」の他にも、スマホで撮影した写真を一定のレベルの「きちんとした写真プリント」にする方法が4つあります。
- 「コンビニ」で印刷する
- 「写真セルフプリント機」で印刷する
- 「写真プリント専門店」で印刷する
- 自宅で印刷(インクジェットプリンター・写真用紙を使用)
現在、誰にでも手軽に利用できる「スマホから写真を印刷する方法」は、この4つにネットプリントを合わせた5つに絞られるでしょう。
この「スマホから写真を印刷する5つの方法」はすべて、先ほど紹介した「きちんとした写真プリント4つの条件」を満たしているプリントです。
ただ、コスト面や手間など、それぞれの方法に長所短所があります。
「印刷する5つの方法」のメリット・デメリット
「スマホから写真をプリントする」ときに方法によって違いの出る要素は、以下の4つ。
- 写真を手にするまでの手間
- 写真を手にするまでにかかる時間
- 写真1枚あたりの価格
- 写真の画質
「プリントする5つの方法」を、上記の4要素で評価してみました。
手間 (楽さ) |
時間 (早さ) |
価格 (安さ) |
画質 (きれいさ) |
|
ネットプリント | ◎ | × | ◎ | ◎ |
コンビニ印刷 | △ | 〇 | △ | 〇 |
セルフプリント機 | × | 〇 | × | 〇 |
写真プリント店 | × | △ | × | ◎ |
自宅プリンター | × | ◎ | △ | ○ |
こう見てみると、それぞれの方法にメリットデメリットはあります。総合的には「ネットプリント」が優位かな。
わたしはスマホの写真を印刷する時は、最近ではもっぱらネットプリントです。
スマホアプリで注文すれば、後はポストに届くのを待つだけなのでかなり楽。
他の方法とくらべて少し時間がかかりますが、急いでいないときには良い選択だと思います。
比較記事もありますので、興味のある方はご覧ください
『vivipri・写真プリント』の価格
『vivipri・写真プリント』の価格を、他社との比較や相場の面からチェックしてみましょう。
『vivipri・写真プリント』の価格は以下の通りです。
価格(税込) | |
L判プリント1枚 (89×127mm) |
16円 |
ましかくプリント1枚 (89×89mm) |
16円 |
送料 (最安の配送方法を選択) |
198円 |
しかし、「ネットプリントの相場」がわからないと、この価格をどう評価したら良いのか迷ってしまいますよね。
私が「スマホから注文できるネットプリント12社」のプリント料金を調べたところ、「Lサイズ写真プリント1枚の価格の平均」は「約19.4円」(税込)でした。
ほんとは他にもいくつかネットプリントのアプリがあるのですが、
「Android / iPhoneともに、注文するのにあきらかな不具合がある」
「注文しても商品が届かず、メールで催促したら届いた」
などの体験のあるアプリは、あまりおすすめできないので外しました。
実際の写真プリントの価格分布は、以下のようになっています。
プリント価格 (税込) |
アプリ名(税込み送料) |
7円 | どんどんプリント(125) |
8円 | しろくまフォト(219) |
9円 | しまうまプリント(130) |
9.9円 | フジデジタルピクチャーズ(220) |
10円 | イメージングゲート(275) |
13円 | DPE宅配便(275) |
16円 | vivipri(198) |
20円 | SNAPS(500) |
22円 | さくっとプリント(250) (アプリはiPhone版のみ) |
31円 | カメラのキタムラ(0) (4枚以下注文不可) |
36円 | カメラのアマノ(220) |
52円 | SCENE(330) |
ここで注意してもらいたいのは、ネットプリントの購入額は送料によって大きく違ってくるということ。
比較する商品によっては、「送料の価格差」が「プリント料金の価格差」より大きくなることが起こります。
例として価格比較を出しておきますが、このような逆転現象が起こります。
プリント価格 | 送料 | 10枚の 購入総額 (税込) |
|
イメージングゲート | 10円 | 275円 | 375円 |
vivipri | 16円 | 198円 | 358円 |
こういうことがあるので、単純に「プリント価格が安い」からといってお得になるわけではありません。
「ネットプリントでどの商品がお得か」というのはプリント価格の他に送料も絡んでくるので、注文する枚数にもよります。
「1枚の価格だけで単純に判断はできない」ということですね。
10~30枚購入にかかる総額の相場
各商品を10枚、20枚、30枚購入したときの、送料税込の購入費用の総額の一覧表を作ってみました。
購入にかかる総額(プリント価格+送料+税) | |||
アプリ名 (プリント単価 / 送料)税込 |
10枚 | 20枚 | 30枚 |
どんどんプリント (7/ 125) |
195円 | 265円 | 335円 |
しまうまプリント (9/ 130) |
220円 | 310円 | 400円 |
しろくまフォト (8 / 219) |
299円 | 379円 | 459円 |
カメラのキタムラ (31 / 0) |
310円 | 620円 | 930円 |
フジデジタル ピクチャーズ (9.9 / 220) |
319円 | 418円 | 517円 |
vivipri (16 / 198) |
358円 | 518円 | 678円 |
イメージングゲート (10 / 275) |
375円 | 475円 | 575円 |
DPE宅配便 (13/ 275) |
405円 | 535円 | 590円 割引有 |
さくっとプリント (22 / 250) |
470円 | 690円 | 910円 |
カメラのアマノ (36 / 220) |
580円 | 940円 | 1300円 |
SNAPS (20 / 500) |
700円 | 900円 | 1100円 |
SCENE (52 / 330) |
850円 | 1370円 | 1890円 |
ネットプリントでの注文枚数は、だいたい10枚前後、多くとも30枚以内になることがほとんどです。
自分が注文したい枚数の価格をチェックしてみましょう。
もちろん価格は安いほうが良いですが、ネットプリントには価格の他にも「画質」や「アプリの使用感」などの重要な部分がありますので、「価格が安ければそれで良い」というわけではありません。
『vivipri・写真プリント』の送料
『vivipri・写真プリント』の最安の送料は、ネコポスの198円(税込)です。
先ほどLサイズの価格調査をしたネットプリントの送料の平均を算出してみたところ、ネットプリントの送料平均(税込)は「約249円」でした。
(送料0円のカメラのキタムラは平均計算から除外)
★「写真プリント送料」の価格分布(税込)
送料 | アプリ名(プリント単価)税別 |
0円 | カメラのキタムラ(31) (4枚以下注文不可) |
125円 | どんどんプリント(7) |
130円 | しまうまプリント(9) |
198円 | vivipri(16) |
219円 | しろくまフォト(8) |
220円 | フジデジタルピクチャーズ(9.9) カメラのアマノ(36) |
250円 | さくっとプリント(22) |
275円 | イメージングゲート(10) DPE宅配便(13) |
330円 | SCENE(52) |
500円 | SNAPS(20) |
★「送料の価格差」の理由
400円以上の送料は宅配便。200円未満の送料はメール便などを使用しています。
細かい送料の差は、会社によって郵便局や運送会社との契約が違うので料金に差が出ているのでしょう。
また、表を見るとわかるように「プリント料金を安くしたぶん、送料を高くする」などの経営戦略もあるんですよね。
『vivipri・写真プリント』の価格まとめ
もう一度『vivipri』でLサイズプリントを、10、20、30枚を注文したときにかかる総額を確認してみましょう。(最安の印画紙で計算します)
『vivipri』の購入総額(税込) | |||
10枚 | 20枚 | 30枚 | |
L版1枚 「16円」 送料 「198円」 |
358円 | 518円 | 678円 |
平均1枚 「19.4円」 平均送料 「249円」 |
443円 | 637円 | 831円 |
『vivipri』のL版プリントは1枚約16円(税込)と、平均より安い価格になっています。
送料も198円(税込)と、平均より下。
激安の部類のネットプリントよりは少し価格は上ですが、『vivipri』は平均よりはお得感のあるサービスです。
『vivipri』は「FUJIFILM純正ペーパー」使用やアプリの完成度など、他より優れている部分をいくつも持っていますので、レビューを最後までご覧ください。
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『vivipri・写真プリント』の画質
『vivipri』のLサイズプリントの画質を見てみましょう。
写真プリントの画質の差
『vivipri・写真プリント』の画質をチェックする前に、どのような基準で評価するかを説明します。
ネットプリントはすべて、印画紙を使用する銀塩プリントが採用されています。
現在の日本で行われている銀塩プリントはどこも高水準の品質が保たれており、「細部まで描写されているか」や「線のシャープさ」という点では、どの会社のプリントもあまり差はありません。
ただ、各社のプリントをならべてくらべてみると、あきらかに差が出る部分が2つあります。それが「明るさ」と「色」なのです。
★写真プリントの「明るさ」
説明のために少し大げさに画像処理していますが、左が暗め、右が明るめ、の写真プリントです。基本的には人物の写真では「明るめが良い」とされています。
★写真プリントの「色」
こちらも説明のために画像処理していますが、左が「青め」、右が「赤め」です。
写真プリントでは人物の写真は、「少し赤めの色味のほうが良い」という評価が一般的です。
しかし、「明るさ」「色」というものは主観であり、究極的には「個人の好み」でしかありません。
ここでの評価も、「私個人の好み」ということになりますので参考程度にしてください。
「並べてくらべれば違いがある」ということで、どの会社のプリントも単体で見れば「十分にきれいな写真」という感想になる人がほとんどだと思いますので。
『vivipri・写真プリント』の画質
『vivipri』の写真プリントは「FUJIFILM最高級プロペーパー使用」で、「D-MAX」という「諧調表現を測る指標」で高い数値を誇っているそうです。
実際にプリントを手に取って見ると、たしかにパッとみて「かなり画質が良い!」とわかるレベルで描写はきっちりとシャープ。
色味はオーソドックスな傾向でなかなか良い。
明るさの面でも、ちょうどよい調整だと思います。
銀塩プリントでは黒い部分の諧調がつぶれてしまって、重い雰囲気になりがち。
しかし、『vivipri』の写真プリントでは髪の毛の部分のディティールもきっちりと出ていてる。すばらしい画質だと思います。
『vivipri』のプリントで優れていると思う部分は、「表面の光沢」がかなりのレベルということ。他社よりこの面では確実に優れています。
『vivipri』のプリントはほんとにテカテカで、表面の光沢具合が違います。
フジフイルムの印画紙の中でも一番高級なペーパーではないかと予測。公式サイトでも「FUJIFILM最高級プロペーパー使用」と記載されていますので。
紙の厚さも、他社のフジフイルムペーパーより少し厚いです。なので、『vivipri』の写真プリントは高級感では一段上回ります。
裏面には「フジフイルム プロフェッショナルペーパー」との印字。
写真プリントが届くと、このように封筒とプリントを入れるビニールが同梱されていました。
ネットプリントではいろんな会社で注文しているけど、こんなことは初めて。
封筒に何か書いてある。なになに…
『フォトドクターサービスのご案内』
弊社vivipriでは、お客様の思い出記録を”最高の画質”でお届けしております。
万一、不備があった場合、フォトドクターサービスをご利用ください。
封筒も「料金受取人払い」になっており、自己負担することなく再プリントのリクエストができるらしい。すごい!
最高級ペーパーにくわえて、独自に開発した「vivipix」というデータを忠実に再現する技術があるそうで、プリントの質にかなりの自信があるようです。
さらに「画質比較返金サービス制度」というものがあり、他社の同サイズの銀塩写真とくらべて不満のある場合は全額返金してもらえるそう。
いやあ、すごい自信ですね。
でも実物を見たらホントにきれいでレベルの高い品質だから、返金サービスとか利用する人もあまりいないでしょうけど。
とにかく「vivipri」は高画質がアピールポイントの写真サービスです。
- 画質はシャープ
- 色味もすばらしい
- 光沢がすごい
- けっこう厚い紙
- 再プリントも頼める
- 返金制度もある
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『vivipri・写真プリント』のサイズ
『vivipri』のプリントサイズは以下の12種類。
- L 8.9×12.7cm
- ましかくSQ-L 8.9×8.9cm
- チェキ風ましかく 8.4×10.2cm
- D-KG 10.5×15.2cm
- KG 10.2×15.2cm
- 2L 12.7×17.8cm
- 6切 20.3×25.4cm
- A4 21×29.7cm
- 4切 25.4×30.5cm
- 4切W 25.4×36.5cm
- A3 30.5×42cm
- カード 1セット2枚
スマホからの12種類すべて注文することが可能です。これはすごい。
とは言っても、スマホから注文する人は「Lサイズ」か「ましかく」がほとんどでしょうけど。
『vivipri』の「ましかくプリント」
今、流行し始めている「ましかくプリント」。
『vivipri』の「ましかく」は、L判と同価格となっています。
『vivipri』の「ましかく」を購入してみましたが、L判と同じ品質でした。さすが最高級ペーパーを使用しているだけに、とても良い画質です。
同じ印画紙なので当たり前ではありますが。
『vivipri・写真プリント』の納期・配送
『vivipri・写真プリント』の商品はこのように独特の封筒に入って届きます。こういうタイプは珍しい。でも銀ピカで高級感があっていいと思います。
送料はネコポス198円(税込)。
納期は、
- 15時までの注文は当日発送
- 15時以降は翌日発送発送後、2日程度で到着。
発送まではネットプリントでは標準的な時間ですが、「発送後2日程度で到着」は早いほう。ネコポスは早くつくのかな。
今回は発注した翌々日に届きました。発注した時間も23時だったので、かなり早い納品だと思う。
地域差があるでしょうから参考程度にしてください。
『vivipri・写真プリント』のアプリ
スマホから『vivipri』の写真プリントを発注するときは、無料でダウンロードできるスマホアプリを使用します。
こういう発注作業は面倒に感じてしまうものですが、初めてでもかんたんに注文できる優れたアプリなので心配要りません。
まず印刷する写真を選びます。
「写真のサイズ、自動補正、日付有り無し」の選択が可能です。
印刷する範囲は、
- ペーパーフル
- イメージフル
- ペーパーフルふち
- イメージフルふち
の4種類からえらべます。
「ふち」は印画紙周辺に白フチができます。
「ペーパーフル」は余白なしで印刷されますので、元画像の端のほうが印刷されない部分が出てきます。
「イメージフル」は元画像全体が印刷されるように配置されるので、ペーパーに余白がでる方式です。
画面のプレビューにも反映されますので確認しましょう。
このように印刷範囲の指定もできます。
- 操作はかんたん
- 「写真のサイズ、自動補正、日付有り無し」が設定可能
- 印刷範囲の指定が可能
『vivipri・写真プリント』のライバル
『vivipri・写真プリント』のライバルとなるサービスには、どのようなものがあるでしょうか。
考えられるライバルとしては2つ。
一つは同じ仕組みを持つ「ネットプリント」。
スマホアプリにも今ではたくさんのネットプリントが存在し、それぞれ画質の傾向や価格などが違います。
比較検討記事も書いていますので、気になる方はご覧ください。
もう一つは、「コンビニのマルチコピー機での印刷」がライバルとなるでしょう。
コンビニの写真プリントは、店舗ですぐに印刷が可能なので「早さ」が一番のメリット。
コンビニの写真プリントは画質こそ銀塩プリントに少し劣りますが、通常の用途では十分に「きちんとしたプリント」として通用する品質を持っています。
ただ、価格は「L判1枚20~40円」と、ネットプリントよりも高めな設定。
少ない枚数の印刷で急いでいるときには、利用する価値があるでしょう。
「vivipri 写真プリント」の口コミ
『vivipri』の写真プリントの口コミにどんなものがあるのか、ネット上で収集しました。
悪い口コミ、良い口コミの代表的なものを紹介します。
「vivipri 写真プリント」の悪い口コミ
プリントデータのアップロードで不具合が起こり、仕上がったプリントに縦線や横線が入ってしまうことがある。
無料で再注文させてもらえるが、自分の落ち度ではないのにまた注文作業をしなければならないのが面倒。
こういう不具合は初めて聞きました。こういうこともあるんですね…。
私は『vivipri』に限らず、ネットプリントでこういうことが起こったことは一度もありません。
まあ運次第、というより「アプリと端末や通信環境との相性」が大きいと思うんですけど。
・Wifi環境なのに、アップロードがいつまでも終わらすにタイムエラーになってしまう。
・50枚の写真の読み込みに2時間以上かかった。
「データ転送に時間が掛かりすぎる」という口コミがちらほら見られました。
けっこう写真プリントのデータって容量ありますからね。wifiの電波があまり良くないと、かなり時間がかかってしまうことがあります。
これはネットプリントならどこでもあることで、『vivipri』固有の問題ではない部分もあるんですけどね。
ただ、やはりスマホはアプリと端末の相性が悪いと、エラーになったり転送がうまくいかなかったりすることがあります。
そういう場合は、「アプリをアンインストールして、再度インストールする」ということを一度やってみましょう。
それでも症状が複数回出るときは、素直にあきらめて他のアプリを検討するのが効率的だと思います。個人的には。
まあ、大抵は不具合があったときにレビューに書き込みたくなるものなんですよね。
順調に注文できた人は、あまり書き込まないと思いますし…
ちゃんと注文できている人が大部分ではないでしょうか。
いつもは写真プリントの納品時に注文した通りの順番に並んでいるのに、今回はバラバラになっていたので残念。
大量のプリントを注文して荷物が2つ以上にわかれる、とか、そういう一定の条件下においては注文時と違う順番になってしまうことがあるらしです。
「注文した順番通りになっていない」というクレームは、ネットプリントではたまに見かけます。
たしかにプリントをたくさん注文したら、並べ替えるのも面倒ですものね。
私は一度にそんな大量には注文しないので、順番は気にしたことはありません。
「vivipri 写真プリント」の良い口コミ
・画質がコンビニより確実に高レベルでとても良い。
・4~5社試したが、ここが一番画質が良い
「vivipriは画質が良い」という口コミはたくさん見られました。
たしかにトーンが豊かで、かなりレベルの高いプリントだと私も思います。
最近ではコンビニのプリントの画質もかなり良くなっていますが、ならべて良く見てくらべてみたらさすがに『vivipri』のほうに軍配が上がるでしょうね。
プリントがLサイズ1枚16円なので、ネットプリントよりもはるかに安いのでうれしい。
コンビニやプリント専門店が30~40円くらいですので、16円はたしかにお得感あります。
でも、ネットプリントは最安値とくらべるとそこまで安くはありません。この方はそこらへんの情報はご存知なかったのでしょう。
サイズが豊富で光沢・無光沢の仕上げが選べるもの良い
『vivipri』は12種類のサイズがあり、表面仕上げも「光沢・無光沢」から選べます。
サイズはともかく、表面仕上げが選べるのは珍しいです。
まあ、Lサイズでは9割以上は「光沢」が選択されるでしょうけれど。
九州だけど注文から3日で届いた。
「商品が早くついた」という口コミも目につきました。
「ネコポス」なので、いわゆるメール便よりも到着日数は早いみたいです。そのぶん料金設定(198円)も安くはありませんけれど。
『vivipri・写真プリント』の長所・短所
『vivipri・写真プリント』の長所と短所をまとめてみました。
『vivipri・写真プリント』の短所・デメリット
- 価格は激安ではない
『vivipri・写真プリント』の長所・メリット
- フジフイルムのペーパー使用で画質が良い
- 光沢、厚みがある
- 返金システム・再プリントがある
- アプリの使用感はGood
『vivipri・写真プリント』のまとめ
『vivipri』の写真プリント。返金システムがあるなど絶大な自信を持っているみたいですが、画質は自信に見合ったものがあると感じました。
スマホからでも12の印画紙サイズで注文できるので、ここぞというときにレベルの高いプリントが欲しい場合に良いサービスだと思います。
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『vivipri・フォトブック』のレビュー
スマホで『vivipri』のフォトブックを作成したレビューです。
『vivipri』では無料アプリ(iPhone/Android)を利用して、フォトブックの発注ができます。
『vivipri・フォトブック』の特徴
『vivipri』のフォトブックは、銀塩プリントを使用した高画質が特徴の商品。
2枚の紙を背で貼り合わせてつくる製本方式である、「合紙製本」を採用していて質感の高いフォトブックです。
他にもサイズの多さや本文背景のバリエーションの多さなど、個性の際立つ商品でありながら価格は抑えめ。
- 画質の良い銀塩プリント
- 「合紙製本」で高級感
- サイズが多い
- 本文背景の種類が豊富
- 他社の同等品とくらべて価格も安め
くわしくは、レビューの中で説明していきます。
下に一応 サービスの概要を載せておきますので、早くレビューを見たい人はサラっと飛ばしちゃってください。
『vivipri・フォトブック』の概要
商品名 |
vivipri・フォトブック |
販売会社名 |
株式会社福多デジタルフォト |
販売会社住所 |
福岡県福岡市博多区博多駅南1丁目3番11号 KDX博多南ビル6階 |
商品サイズ・ページ数・価格(税込・16ページ) |
|
製本方式 |
合紙製本 |
印刷方式 |
銀塩プリント |
送料(税込) |
|
納期 |
注文日から3日程度で発送。発送から1~2日で到着。 |
支払い方法 |
|
銀塩フォトブック作成アプリ vivipri ビビプリ
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『vivipri・フォトブック』の画質
今回は「MYデザイン上製本」21cmスクエアの画質をチェックします。
『vivipri』のフォトブックではどの商品も銀塩プリントが採用されていて、画質は一緒です。
さすが写真プリントの専門店なだけあって、とても良い画質です。
「明るさ」はやや明るめで、人物の写真にはちょうど良いと思います。色味も少し赤よりで、肌色が健康的に見えてgood。
もちろん線も非常にシャープ。
一般的に銀塩プリントでは少し時代遅れというか「暗部がつぶれがちで重い雰囲気の設定」になってしまっている商品もあるものなのですが、『vivipri』のプリンとトはそういったものをまったく感じさせない、すばらしい画質だと思います。
個人的には、銀塩フォトブックの中ではかなり好きな雰囲気の画質です。
『vivipri・フォトブック』の製本
『vivipri』のフォトブックには安いほうから順に、
- MYデザインカバー
- MYデザイン上製本
- プレミアムレザー
の3つの商品があります。
左が「MYデザイン上製本」の21cmスクエア。左が「MYデザインカバー」の「はがきサイズ(15×10cm)」。
「MYデザイン上製本」と「MYデザインカバー」の違いは、主に表紙の材質・形状の差です。
「MYデザインカバー」の表紙は、本文の紙と同じサイズ。本文よりも厚みはありますが、「MYデザイン上製本」の表紙よりは薄いです。
「MYデザイン上製本」の表紙はかなり厚く、剛性もあります。高級感はこちらのほうが全然上です。
『vivipri』のフォトブックはどの商品も本文は厚紙になっていて、ペラペラではありません。これにより、非常に質感が高くなっています。
「合紙製本」は、結婚式やフォトスタジオのアルバムで良く使われる、高レベルな製本方式です。
背表紙にタイトルが入ります。
このように、本を開いたときにフラットになります。これにより、綴じ込みの部分も見やすくなっていて、写真を見るのが楽なんですね。
「MYデザイン上製本」は、剛性感、高級感たっぷり。なかなか良いと思います。
「MYデザインカバー」もきっちりと作られています。
ただ、少しだけ気になることが。
この「MYデザインカバー」、外から見ると一つも不具合はないのだけれど、本を開くと小さく「メリメリッ」という音がします。
おそらく綴じ込み部分のところのノリ付けが関係しているみたいなんだけど(見た目や実用にはまったく問題ない)、何か安っぽくて興を削がれます。
この点だけは改善してもらいたいですね。
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『vivipri・フォトブック』のデザイン・レイアウト
『vivipri』フォトブックのレイアウトは、見開きの2ページ単位で変更する仕様です。
上画像のように見開きで写真を1~10枚配置でき、配置枚数ごとに複数のレイアウトが用意されています。
これは見開き写真6枚のレイアウト。
このようにシンプルなレイアウトも可能。他社商品とくらべても、レイアウトの種類は豊富です。
表紙と本文の背景は、単色15、デザイン158種類から選択可能。左右のページで別々の設定もできます。
こんな感じで、様々なデザイン背景があります。
デザイン背景158種類の多さには驚き。すばらしいと思います。
スタンプ(イラスト)も挿入可能。数えなかったけれど、たくさんあります。
こんな感じで挿入可能。スタンプのサイズもかんたんに変更可能です。
本文にはテキストも入れられます。場所や大きさも変更可能。
一から自分で編集するのが基本ですが、他のユーザーが作った「お手本」を使うこともできます。
という感じで、かなり自由度が高くなっていて、特に背景とレイアウトの豊富さは『vivipri』のストロングポイントとも言えるでしょう。
『vivipri・フォトブック』のサイズ
『vivipri・フォトブック』のサイズは以下のとおり。(価格は16P)
- MYデザイン上製本(16~60ページ)
・SQ21(21×21cm) 1,670円
・B5縦(25×19cm) 1,917円
・SQ25(25×25cm) 2,734円
・A4縦、横(30×21cm) 2,895円 - MYデザインカバー(16~60ページ、一部商品は最大80P)
・はがき縦、横(15×10cm) 673円
・手帳縦、横(19×12cm) 994円
・SQ15(15×15cm) 994円
・SQ21(21×21cm) 1,460円
・B5縦(25×19cm) 1,707円
・SQ25(25×25cm) 2,454円
・A4縦、横(30×21cm) 2,615円 - プレミアムレザー(16~60ページ)
・SQ21(21×21cm) 1,894円
・B5縦(25×19cm) 2,134円
・SQ25(25×25cm) 3,091円
・A4縦、横(30×21cm) 3,245円
「MYデザインカバー」が7サイズと最も多く、「MYデザイン上製本」と表紙がレザー仕様の「プレミアムレザー」は4サイズとなっています。
やはり、上位2商品で採用されている、4サイズが売れ筋でしょう。
おすすめするのは、スクエアのSQ21(21×21cm)。ましかくでおしゃれですし、手頃な大きさです。
縦型なら、最初はB5で十分かと思います。A4はかなりの大きさになりますので。
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『vivipri・フォトブック』の価格
『vivipri』フォトブックの価格は、どれくらいのお得度があるのか考えてみましょう。
でも価格は何か基準がないと、どう評価したら良いのか迷ってしまいますよね。
私が「スマホから作れるフォトブック」22社117商品の本体価格(税込)の表をざっと作りましたのでご覧ください。(月額基本料金のある商品は除外しています)
本来はサイズや印刷方法などで価格の上下があるのですが、ここではざっくり相場感をつかんでもらうために、全部一緒の表にしています。
「スマホフォトブック」の価格 | |||
価格帯 | ソフトカバー | ハートカバー | |
0~999円 | 30 | 2 | |
1,000~1,999円 | 21 | 4 | |
2,000~2,999円 | 10 | 11 | |
3,000~3,999円 | 4 | 22 | |
4,000~4,999円 | 1 | 8 | |
5,000~5,999円 | 5 | ||
6,000円~ | 1 |
『vivipri』のフォトブックは、1,000~3,000円の商品が多いです。
ソフトカバーの商品よりは高いが、ハードカバーの商品の中では少し安めの価格帯に位置していることがわかります。
それでは商品ごとの価格を見ていきましょう。
SQ15(15×15cm) の価格評価
『vivipri』のSQ15の価格をチェックしてみましょう。
スマホでつくれるフォトブック22社117商品のなかで、ハードカバー140~150mmの商品は以下の7つ。
(公式サイトで表記のある「ページ数」と、「実際に写真を印刷するページ数」は違う場合もあります。この表は実際に商品を見てカウントしています。)
145mmスクエア・ハートカバー(すべて税込) | |||||||||||
*横スクロール します |
購入 総額 |
1ページ あたりの 価格 |
印刷 ページ 数 |
1ページ 写真 枚数 |
印刷 | 製本 | カバー | 本体 価格 |
送料 | サイズ | 備考 |
vivipri MYデザイン カバー |
1,618円 | 101.1円 | 16 | 見開きで 1~10 |
銀塩 | 合紙 製本 |
× | 1,420円 | 198円 | 150×150mm | |
シトラス | 1,980円 | 56.5円 | 35 | 1 | 印刷 | 無線 綴じ |
× | 1,980円 | 無料 | 145×145mm | |
しまうまプリント フォトブック プレミアムハード |
2,198円 | 64.6円 | 34 | 1~4 | インク ジェット |
無線 綴じ |
× | 2,088円 | 110円 | 145×145mm | |
SCENE グランフォト ブック |
2,830円 | 176.8円 | 16 | 1 | 銀塩 | 合紙 製本 |
〇 | 2,500円 | 330円 | 145×145mm | |
SNSPS | 2,960円 | 140.9円 | 21 | 1~3 テンプレート による |
印刷 | 無線 綴じ |
× | 2,460円 | 500円 | 148×148mm | |
フジフイルム | 3,133円 | 195.6円 | 16 | 1~6 | 銀塩 | 合紙 製本 |
〇 | 2,913円 | 220円 | 145×145mm | |
nohana プレミアム |
3,910円 | 177.7円 | 22 | 見開きで 1~6 |
銀塩 | 合紙 製本 |
〇 | 3,300円 | 610円 | 145×145mm |
フォトブックを購入するときにかかる費用である「本体価格+送料+税」の購入総額で、安いほうから順にならべてあります。
しかし、商品によりページ数が違いますので、購入総額が安いからといってお得なわけではありません。
私は購入総額を写真印刷ページ数で割った「1ページあたりの価格」が、お得度を表す数字だと考えています。
この「1ページあたりの価格」で、140~150mmハードカバーのなかで『vivipri』は101.1円で3位。
『vivipri』より安い2商品は、無線綴じの商品でコストが安いので、厳密には比較対象としては適しません。
『vivipri』は16ページと少ないので、ページ単価が少し高くなっています。ページを増やして34ページで「1ページあたりの価格」を計算すると68.7円で、けっこうお得感が出ます。
『フジフイルム』『SCENE』『nohana』は、ともにフジフイルムが製造するフォトブック(製造委託)。
『vivipri』は、このフジフイルム製フォトブックより「1ページあたりの価格」が大幅に安くなっています。
『vivipri』とフジフイルム製フォトブックは、ともに銀塩で合紙製本です。
この2つをくらべると、『vivipri』は表紙の質感、プラスチックケースがない、という点で、少し負けてしまっています。
でも『vivipri』は、『SCENE』『nohana』にはデザインの自由度、『フジフイルム』には画質設定で少し優位をとっているので、価格差の評価は難しいところ。
SQ21(21×21cm)の価格評価
「210mmスクエア」ハードカバーは、117種類中で5つの商品があります。
(公式サイトで表記のある「ページ数」と、「実際に写真を印刷するページ数」は違う場合もあります。この表は実際に商品を見てカウントしています。)
210mmスクエア・ハートカバー(すべて税込) | |||||||||||
*横スクロール します |
購入 総額 |
1ページ あたりの 価格 |
印刷 ページ 数 |
1ページ 写真 枚数 |
印刷 | 製本 | カバー | 本体 価格 |
送料 | サイズ | 備考 |
vivipri MYデザインカバー |
2,317円 | 144.8円 | 16 | 見開きで 1~10 |
銀塩 | 合紙製本 | × | 2,100円 | 198円 | 210×210mm | |
vivipri 上製本 |
2,617円 | 163.5円 | 16 | 見開きで 1~10 |
銀塩 | 合紙製本 | × | 2,400円 | 198円 | 210×210mm | |
PhotoJewel S | 3,608円 | 180.4円 | 20 | 見開きで 1~6 |
インクジェット | 無線綴じ | × | 3,278円 | 330円 | 210×210mm | |
SNAPS | 3,980円 | 189.5円 | 21 | 1~3 テンプレート |
印刷 | 無線綴じ | × | 3,480円 | 500円 | 211×211mm | |
ビスタプリント フォトブック |
4,378円 | 182.4円 | 24 | 1~9 | 印刷 | 合紙製本 | 〇 | 3,980円 | 0円 | 210×210mm |
『vivipri』は「1ページあたりの価格」で、「MYデザインカバー」が144.8円で1位。「上製本」が163.5円で2位でした。
他の商品は、『PhotoJewel S』がインクジェット印刷、『SNAPS』がテンプレートが売りの商品と、同じカテゴリーの商品ではありません。
しかし、『vivipri』は高コストの合紙製本、しかも16ページでの計算ですので、この条件で「1ページあたりの価格」で下回っているのですから、かなりお得感のある価格ということができるでしょう。
A4縦(30×21cm)の価格評価
「A4縦」はハードカバーでも人気のあるサイズで、10種類の商品があります。
A4になるとサイズも価格もかなり良い感じになるので、最初に購入するサイズとしてはおすすめしませんが、一応価格比較を載せておきますね。
(公式サイトで表記のある「ページ数」と、「実際に写真を印刷するページ数」は違う場合もあります。この表は実際に商品を見てカウントしています。)
A4 縦 (280×210mm)・ハートカバー(すべて税込) | |||||||||||
*横スクロール します |
購入 総額 |
1ページ あたりの 価格 |
印刷 ページ 数 |
1ページ 写真 枚数 |
印刷 | 製本 | カバー | 本体 価格 |
送料 | サイズ | 備考 |
vivipri MYデザインカバー |
3,948円 | 246.7円 | 16 | 見開きで 1~10 |
銀塩 | 合紙製本 | × | 3,750円 | 198円 | 280×210mm | |
vivipri 上製本 |
4,348円 | 271.7円 | 16 | 見開きで 1~10 |
銀塩 | 合紙製本 | × | 4,150円 | 198円 | 280×210mm | |
撮るだけ フォトブック 4色印刷 |
4,450円 | 222.5円 | 20 | 1~9 テンプレート |
印刷 | 無線綴じ | 〇 | 4,200円 | 250円 | 280×210mm | |
ドリームページ | 4,567円 | 228.3円 | 20 | 1~12 | 印刷 | 無線綴じ | × | 4,400円 | 167円 | 297×210mm | |
SNAPS | 4,850円 | 230.9円 | 21 | 1~3 テンプレート |
印刷 | 無線綴じ | × | 4,350円 | 500円 | 297×210mm | |
ビスタプリント | 4,928円 | 205.3円 | 24 | 1~9 | 印刷 | 合紙製本 | 〇 | 4,928円 | 0円 | 280×210mm | |
フジフイルム | 5,500円 | 343.7円 | 16 | 1~6 | 銀塩 | 合紙製本 | 〇 | 5,280円 | 220円 | 287×203m | |
しまうまプリント プレミアムハード |
5,608円 | 164.9円 | 34 | 1~4 | インクジェット | 無線綴じ | × | 5,498円 | 110円 | 280×210mm | |
カメラのキタムラ フォト+ブック |
5,940円 | 297円 | 20 | 見開きで 1~8 |
印刷 | 合紙製本 | 〇 | 5,500円 | 440円 | 280×210mm | |
撮るだけ フォトブック 7色印刷 |
5,950円 | 297.5 | 20 | 1 | インクジェット | 無線綴じ | 〇 | 5,700円 | 250円 | 280×210mm |
『vivipri』は「1ページあたりの価格」で、「MYデザインカバー」が246.7円で6位。「上製本」が271.7円で7位でした。
『vivipri』と合紙製本を採用している同条件である2商品との比較では、『vivipri』は『フジフイルム』よりは安く、『ビスタプリント』よりは高くなっています。
プラスチックケースの有り無し、銀塩プリントかトナー印刷かという違いはありますが、『vivipri』はA4サイズでは下のサイズよりはお得感は薄くなっているかな、という感じがしました。
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『vivipri・フォトブック』のアプリ
『vivipri』フォトブックの発注は、無料でダウンロードできるアプリを使って行います。
このアプリが非常に良くできているんです。直感的に操作できて初めてでも迷わないし、動作もスムーズ。
かなり予算をかけて作られているのでは、と思う。この手のアプリは適度なアップデートも必要だし、運営の予算とやる気が使い勝手に如実に反映されますので。
とにかく、このアプリの出来はかなりのものだと思いました。
『vivipri・フォトブック』の送料・納期・梱包
『vivipri・フォトブック』の送料
『vivipri・フォトブック』の配送方法は以下の2つ。
- ネコポス 198円(税込)
- 宅配便 740円(税込)
基本的にはネコポスで問題ないでしょう。
フォトブックで198円の送料は、まずまずの価格だと思う。決して高くはないです。
『vivipri・フォトブック』の納期
『vivipri・フォトブック』の納期は、
注文日から3日程度で発送。発送から1~2日で到着。
途中休日などがあることを考慮すると、大体一週間くらいで届く感じかな。
フォトブックの納期としては、まあ標準的だと思います。十分合格点。
『vivipri・フォトブック』の梱包
『vivipri』のフォトブックは、このような封筒に入って届きます。無難な感じで良いと思いますね。
『vivipri・フォトブック』の長所短所
『vivipri』フォトブックの長所と短所をまとめてみます。
『vivipri・フォトブック』の短所
- 「MYデザインカバー」は開くと音がする
- プラスチックケースが付属しない
『vivipri・フォトブック』の長所
- 画質の設定(明るさ・色)が良い
- 他社と比較して価格が安め
- 背景の種類が多い
- レイアウトの種類が多い
- アプリの出来が良い
「vivipri フォトブック」ライバルとの比較
『vivipri』のフォトブックのライバルとして、ハードカバーで同サイズの商品がある『フジフイルム』と『しまうまプリント』の2つを選択しました。
145mmスクエア・ハードカバー(すべて税込) | |||||||||||
*横スクロール します |
購入 総額 |
1ページ あたりの 価格 |
印刷 ページ 数 |
1ページ 写真 枚数 |
印刷 | 製本 | カバー | 本体 価格 |
送料 | サイズ | 備考 |
vivipri MYデザイン カバー |
1,618円 | 101.1円 | 16 | 見開きで 1~10 |
銀塩 | 合紙 製本 |
× | 1,420円 | 198円 | 150×150mm | |
シトラス | 1,980円 | 56.5円 | 35 | 1 | 印刷 | 無線 綴じ |
× | 1,980円 | 無料 | 145×145mm | |
しまうまプリント フォトブック プレミアムハード |
1,608円 | 73円 | 22 | 1~4 | インク ジェット |
無線 綴じ |
× | 1,498円 | 110円 | 145×145mm | |
SCENE グランフォト ブック |
2,830円 | 176.8円 | 16 | 1 | 銀塩 | 合紙 製本 |
〇 | 2,500円 | 330円 | 145×145mm | |
SNSPS | 2,960円 | 140.9円 | 21 | 1~3 テンプレート による |
印刷 | 無線 綴じ |
× | 2,460円 | 500円 | 148×148mm | |
フジフイルム | 3,133円 | 195.6円 | 16 | 1~6 | 銀塩 | 合紙 製本 |
〇 | 2,913円 | 220円 | 145×145mm | |
nohana プレミアム |
3,910円 | 177.7円 | 22 | 見開きで 1~6 |
銀塩 | 合紙 製本 |
〇 | 3,300円 | 610円 | 145×145mm |
「フジフイルム」との比較
『フジフイルム』のフォトブックのハードカバーは、『vivipri』と同じ「ハードカバーで銀塩プリント」のフォトブックです。
『フジフイルム』ハードカバーのサイズ展開は以下の4つ。
- タテ145×ヨコ145mm
- タテ205×ヨコ145mm(A5相当)
- タテ185×ヨコ185mm
- タテ287×ヨコ203mm(A4相当)
『フジフイルム』と『vivipri』は、「145スクエア」と「A4」でサイズがかぶっています。
★『フジフイルム』価格比較
145mmスクエアで価格比較をしてみます。
vivipri | フジフイルム | |
購入総額 (本体+送料+税) |
1,618円 | 3,133円 |
印刷ページ数 | 16 | 16 |
1ページ あたりの価格 |
101.1円 | 195.6円 |
購入総額では『フジフイルム』は『vivipri』の倍近い価格。
『vivipri』の145mmスクエアは「上製本」ではなく廉価版の「デザインカバー」なので、『フジフイルム』より質感はだいぶ劣ります。
それにしても倍の価格差がありますので、価格面では『vivipri』が圧倒的なリードですね。
★『フジフイルム』画質比較
どちらも銀塩プリントのフォトブックということで、非常にシャープできっちりした画質。
『vivipri』は「明るさ」はオーソドックスな感じ。色は少し赤っぽいかな。人物の写真では肌が健康的に見えて良いと思う。
『フジフイルム』は今の一般的なフォトブックの感覚からすると、ちょっと暗めの設定です。
色はニュートラルだけど、う~ん、やはり少し暗すぎる感じがするな。
私は画質に関しては『vivipri』のほうが好きですね。
★『フジフイルム』製本比較
まず『フジフイルム』の製本を見てみましょう。
『フジフイルム』のハードカバーには、プラスチックのケースが標準でついてきます。
これでかなり高級感が出ますし、保管のしやすさでも大きな部分です。
『vivipri』にはケースはありません。
合紙製本なので、開いたときにフラットになります。これは『vivipri』と同じ。
『フジフイルム』の表紙は厚く固い紙で出来ています。質感も高く上級な雰囲気が出ていると思う。
こちらは『vivipri』の「デザインカバー」。
「145スクエア」は購入していないので、「KG」のサイズです。ごめんなさい。
こちらも表紙は厚紙ではありますが端は紙の断面が見えてしまっていて、『フジフイルム』とくらべると質感は大きく落ちます。
『vivipri』も単体で見れば悪くはないのですが、やはり『フジフイルム』のハードカバーは業界でもトップクラスの質感を持っていますので、くらべると見劣りしてしまいます。
『vivipri』でも「デザイン上製本」のタイプのほうは、質感が高いのですけれど。(上製本は145スクエアサイズはありません。)
★『フジフイルム』デザイン比較
『フジフイルム』のフォトブックでは、『vivipri』と同じようにレイアウトや背景を変更できます。
背景の数は『vivipri』のほうがたくさんあります。
『フジフイルム』は、『vivipri』にはない単色の背景(黒や青など)があるのが利点です。
★『フジフイルム』との比較まとめ
『フジフイルム』と『vivipri』は同じハードカバー銀塩プリントの商品ではあるけれど、やはり価格帯が違うので感じる雰囲気はちょっと違います。
『vivipri』はハードカバーで合紙製本のフォトブックの中では、「破格の安さ」が売りの商品です。
対して『フジフイルム』は質感の高さはトップレベルですが、価格の高さもかなりのもの。
あまり予算を気にしない人が作るような商品です。
そういう意味では対極的な商品なのかもしれません。
もちろん『vivipri』もハードカバー合紙製本の醍醐味は十分に味わえるので、予算を低く抑えたい人は『vivipri』で良いと思います。
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「しまうまプリント」との比較
『しまうまプリント』のフォトブック「プレミアムハード」は、ハードカバーの外装に本文印刷はインクジェットプリンターを使用した上級商品です。
『vivipri』との比較を見てみましょう。
★『しまうまプリント』価格比較
vivipri | しまうま | |
購入総額 (本体+送料+税) |
1,618円 | 1,608円 |
印刷ページ数 | 16 | 22 |
1ページ あたりの価格 |
101.1円 | 73円 |
『しまうまプリント』は『vivipri』と購入総額は同じくらいですが、印刷ページ数が多いので「1ページあたりの価格」は少し安くなっています。
でもまあこれくらいの差だったら、あまり価格を気にしないで好きなほうを選ぶのが良いでしょう。
★『しまうまプリント』画質比較
『しまうまプリント』の「プレミアムハード」の本文は、キャノンの業務用高性能インクジェットプリンター「ドリームラボ5000」を使用して印刷されています。
最近のインクジェットプリンターは非常に高性能で、その画質は銀塩プリントに匹敵すると言われるほど。多くのプロ写真家もインクジェットプリンターを使用しています。
『しまうまプリント』の画質もきっちりシャープですばらしい。インクジェットプリンターの印刷物の特徴として、線が硬いというかかなりカッチリしている印象があります。
『vivipri』とくらべてみても、かなりカッチリしていると感じます。
『しまうまプリント』はかなり明るい設定で、『vivipri』よりも明るめです。色も赤よりな感じで彩度も高く、一言で言えば「派手」な感じかな。
まあ今ふうな味付けではあります。私はけっこう好きなんですが。
★『しまうまプリント』製本比較
『しまうまプリント』の表紙は『フジフイルム』と同じように固い厚紙。
基本の素材に紙を巻いて作られているので、側面の断面が見えている『vivipri』よりは上質な感じです。
『しまうまプリント』は合紙製本ではないので、本を開いたときにフラットにはなりません。
なおかつ、綴じ込み部分の構造上、少し開きにくい感じなのでそこは弱点ではあります。
ハードカバーではありますが、合紙製本の商品とくらべると総合的な質感では一歩劣ります。
★『しまうまプリント』デザイン比較
『しまうまプリント』は『vivipri』のように本文の背景の変更はできず、白背景のみになります。
『しまうまプリント』は1ぺージに配置できる写真枚数は最大4。
『vivipri』は見開き2ページごとのレイアウト変更で、1ページの最大枚数は9枚。
背景を変更したい人は『vivipri』のほうを選ぶことになります。
★『しまうまプリント』との比較まとめ
この2つは同じハードカバーでも、『しまうまプリント』はインクジェット印刷の無線綴じ、『vivipri』は銀塩プリントの合紙製本と、かなり毛色の違う商品です。
価格的にはそこまで大差はないので、自分の好みのほうをセレクトすると良いでしょう。
印刷面を重視するなら『しまうまプリント』、製本の良いほうを選ぶなら『vivipri』ということになりますか。
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「vivipri フォトブック」の口コミ
『vivipri』のフォトブックの口コミを、主にネット上から集めてみました。
「vivipri フォトブック」の悪い口コミ
時間をかけて編集作業をしたのに、データのアップロードができない。
サポートのいうとおりに端末の空き容量を増やしたり、wifi環境にしたりしたがダメだった。
スマホアプリでは、端末との相性が悪く正常に動作しない場合があります。
その場合は一度アプリをインストールしなおして、それでも改善されないときはあきらめたほうが良いかもです。
サポートのほうでもお手上げ状態になることが多いですので。
同じようなアプリはありますので、あまり固執しても効率が悪くなります。
レイアウトの自由度が低い。写真枠の形を自由に変更できないのが残念
『vivipri』はレイアウトの種類は多いです。
その個別のレイアウトの写真枠をさらに編集する、というのは少し求めすぎのような気がします。
パソコン版でもそこまでは出来ないものが多いですからね。
スタンプの種類は多いが、大きさの変更がやりにくい。スタンプは移動もしにくいし、ストレスが溜まる。
商品は良いがアプリの操作性が今一つだ。
『vivipri』のフォトブックには、本文にあらかじめ用意されてあるイラストのようなものを挿入できる機能「スタンプ」があります。
私はあまり使わないのですが、この口コミを見てアプリでスタンプ挿入作業をやってみました。
う~ん、6.1インチのスマホを使用しましたが、特に操作性は悪く感じなかったんですよね。
この「スタンプが入れにくい」という口コミは他にもちらほらあったので、もしかしたら改善されたのかもしれない。
あと、小さい画面のスマホだと移動がやりにくい恐れはあると思いました。
エラー発生しますので、治してください
どんなアプリでもデータのアップロード以外にも、エラーが出たりフリーズする場合があります。
これはまあ完璧なアプリはなかなかないみたいですので、仕方ないかと…。
『vivipri』のアプリは予算をかけて作られている雰囲気がしますので、他のアプリに信頼性は負けないとは思いますが…あくまで印象ですけれど。
全体的には商品そのものに対する悪い口コミはほとんどなく、アプリの操作性や不具合に関するものが多かったです。
「vivipri フォトブック」の良い口コミ
想像していた以上の出来の商品が届いて感動しました。
商品に関しては好意的な口コミばかりで、総じて印象はかなり良いみたいです。
写真がきれいで高級感もある。
画質も高い評価が多かったです。銀塩プリントですから、悪く感じる人はそうそういませんよね。
1ページずつ間に紙がはさんであり、ていねいさに感動した。商品の梱包も良かったと思う。
ページ間に紙が挟まっている状態で納品されます。本文のページ間でくっついたりしないように、かな?
スマホアプリは初めての利用。慣れれば複雑なことは何もなくて楽しく作成できた。
スマホアプリも、「使いやすい」という評価が多かったです。
まあ一部にはスタンプなどの批判はありましたが、私も『vivipri』フォトブックのアプリはビジュアル性、操作性ともにかなり良くできているアプリだと思いますね。
全体の傾向としては「良い口コミ」は、やはり商品に関するものが多かったです。
アプリもエラーや不具合は不運で仕方ないとして、多くの方は満足しているみたいでした。
『vivipri・フォトブック』のまとめ
今回はスマホから『vivipri』のフォトブックを作成したレビューをお伝えしました。
銀塩プリントに合紙製本というコストが高くなる仕様なのに、かなり安めの価格設定。
背景とレイアウトの種類が豊富で、編集の自由度が高い。
ハードカバーのフォトブックとしては、かなりのポテンシャルを持った商品だと思います。
高画質なハードカバーフォトブックが欲しい人には、確実に選択肢に入ってくる商品でしょう。
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